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『312』

短編
あらすじ
美術館の一室に、一脚だけ展示されている椅子がある。

新人警備員として夜勤に入った主人公は、
その椅子が毎晩わずかに位置を変えていることに気づく。

監視カメラにも確かに映っている。
誰も触れていないはずなのに、椅子は移動している。

だが、ベテラン警備員は気にする様子もなく、
ただ淡々と記録番号を告げる。

「……これで、312だな」

何が数えられているのかは、説明されない。

ただひとつ確かなのは、
この異常が、ずっと“処理され続けている”ということだけだった。
Nコード
N1319LS
シリーズ
ホラー短編集
作者名
月見酒
キーワード
ホラー 美術館 監視カメラ 異常 日常侵食 静かな恐怖 短編
ジャンル
ホラー〔文芸〕
掲載日
2026年 01月28日 18時40分
最終更新日
2026年 01月28日 23時10分
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