ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夕闇カフェの陰陽師Ⅱ ~旧神の編纂者~

あらすじ
此れはあの世の事ならず
苦患(くげん)を受けし人々の
怨みの果てのものがたり

夕焼け雲の赤色は
誰かの流した血の涙
泣いて憎んで身を焦がす
熱き焔の怨涙

早まるのだけはお止しなさい
零れた涙を掬う手で
小さな花をば一輪持って来たりなば

祟りぞここに成されたり

ろくろっ首に絡新婦 鉄鼠 おとろし 一つ目小僧
妖怪使って怨敵を 祟り殺してみせましょう

私は祟り屋 陰陽師 
葛葉 紫苑と申します

但しこの事 SNSに UP禁止でお願いします。



小夜鳴市にある小さなカフェ『タタリアン』
この店には晴らせぬ怨みを抱えた人が、虹色の蝶に導かれてやってくる。

出迎えるのは――
触れたものに不幸を齎す『辻神』を使役する、美しき異端の陰陽師、葛葉紫苑
彼女に付き従い、立ち塞がる全てを斬り伏せる護衛-方相氏、不来方相志
幸福を齎す存在『歳神』を使役する、新人陰陽師、飯綱若葉
そして紫苑の式神である、金魚のこんぺい、若葉の式神、三つ目の小狐サン。そして付喪神のクロ。

彼等の正体は、依頼人の怨みを“妖怪”という姿を持った『祟り』へと変えて標的を葬るという、最強にして最悪の名を冠する闇の陰陽師一族、『葛葉』の一門とその眷属である。
彼等の『祟り』は、天を地へ落とす程――と言われ、その長き歴史に於いて、只の一度も仕損じ無しという。

彼らが使う闇の御業――依頼の目印は紫色の花一輪。

今日もまた、夕闇の境に祟りが踊る

(注)
この作品は、作者の完結済小説
『夕闇カフェの陰陽師 ~紅茶とケーキに祟りを添えて~』
https://ncode.syosetu.com/n8232ff/
の続編になります。
此方の雰囲気がお気に召されるようでしたら前作に目を通してみるのも宜しいかと存じます。
Nコード
N1230GP
作者名
瑞浪信太郎
キーワード
R15 残酷な描写あり 伝奇 スプラッタ 怪談 陰陽師 妖怪 祟り 女主人公 怪異 復讐 OVL大賞9
ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2020年 11月05日 12時18分
最終掲載日
2022年 12月26日 18時00分
感想
3件
レビュー
0件
ブックマーク登録
20件
総合評価
140pt
評価ポイント
100pt
感想受付
受け付ける
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
253,694文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N0248IE| 作品情報| 完結済(全28エピソード) | ローファンタジー〔ファンタジー〕
キツい、汚い、休暇が取れない。 公務員でありながら最悪の労働環境ともいえる職場――地獄。 そんな地獄のトップ、閻魔大王が、なんと猫に一目惚れ! 鬼(人)手不足の地獄の獄卒として、猫を採用しちゃった!? ねこの為にと環//
N1230GP| 作品情報| 完結済(全73エピソード) | ヒューマンドラマ〔文芸〕
此れはあの世の事ならず 苦患(くげん)を受けし人々の 怨みの果てのものがたり 夕焼け雲の赤色は 誰かの流した血の涙 泣いて憎んで身を焦がす 熱き焔の怨涙 早まるのだけはお止しなさい 零//
N8232FF| 作品情報| 完結済(全64エピソード) | ホラー〔文芸〕
いくら時代は進もうと 他人を泣かせて 私腹を肥やす 人でなしらがデカい顔 悪い奴程笑って生きて 正直者が泣きを見る  それが仕組みと諦めるなら この世は地獄と変わらない。 踏まれ 齧られ 貶められて 涙に濡れた両の手で //
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ