- あらすじ
- 学園でただ一人、私の目を奪った存在――マリエッテ・ファン・ラーフェンスメール様。
胡桃色の髪に、灰色の瞳。冷たさと優しさを同時に秘めたその姿は、私の憧れであり、誰にも言えない恋心の対象だった。
けれど、在学中は結局一言も交わせず、卒業式の日に涙とともに想いを胸に仕舞った。
はずだった。
それから数日後。
「今日からあなたの義姉さんよ」
そう、紹介されたのはなんとマリエッテ様だった。
あまりに突然の再会、そして“義姉妹”という関係。それは、私が望んだ距離ではなかった。
どうしても目を逸らしてしまう私。優しく微笑んでくださるのに、言葉を返すこともできない。
「諦めるか、諦めないか」
友人の言葉に揺れながら、心はただマリエッテ様に縛られて。
――恋を封じ、義妹として寄り添うべきか。
――この気持ちの正体は。
貴族社会の思惑と学園の日々の狭間で、少女の一途な恋は切なく揺れ動く。
毎日19時ごろに投稿します。全八話完結しています。 - Nコード
- N1134LC
- 作者名
- 国府宮清音
- キーワード
- ガールズラブ シリアス 女主人公 西洋 学園 青春 身分差 ラブコメ アイリスIF7大賞 百合 義姉妹 貴族社会 じれじれ
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2025年 09月19日 19時10分
- 最終掲載日
- 2025年 09月26日 19時33分
- 感想
- 2件
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再婚した母について行ったら片想いの先輩が義姉だった話
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