ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

村娘Cの苦悩

あらすじ


ある村に人々と魔族の国交回復を願い奔走した男と男を師と仰ぐ娘がいた。
魔族と人間の対立。互いが啀み合い、些細なことで争い、長年積み重ねた負の数々。
二つの異なる種族が手を取り合うことなど、叶わぬ未来であると誰もが口にしたが、男の願いは多くのものを引き換えにして叶った。たとえば、男は死を。娘は自身が歩む筈だった生を贄として。

男の死後、娘はユエ・リュカスと名を改めた。
ひっそりと名も無き村娘Cのように生きることを選択したのである。


しかし、それから数年後────。
ユエを含めた4名の村娘は村と国で交わされた約束事により村を離れ王の元で5年間働くことを命じられる。

行き先は王都、ディレット。
少女たちの過去を知る人々はみな躊躇いの色を見せたが、意外にも彼女たちは恭順の意を見せた。ユエ・リュカスさえも。

ただ、彼女たちにとって国はどうでも良かった。
全ては自分の為にと彼女たちはそれぞれ口にする。

冒険者兼従者として水帝リヴと契約を交わした4人はどんな仕事も引き受けるつもりであったが………。


リヴの配慮により、王都直営の学園を卒業するまでは依頼として小さな仕事を受けつつ、一般市民兼学生としてとして生活することに。

とはいえど王都で生活することになれば嫌でも面倒事()に関わるのがお約束というもの。
悪辣貴族共に利用されるのは御免だ、どんな手を使ってでも三人に手出しはさせない。そう決意したユエを嘲笑うかのように皇族や魔族、勇者が次々と現れて─────。



ああ、師匠(せんせい)、今日もこの国は平和です。先生のいない世界は


これは死に損ないの村娘Cと3人の少女たち(ワケありむすめ)をめぐる物語。
 
Nコード
N1130CB
作者名
藤魁 真
キーワード
R15 残酷な描写あり 学園
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2014年 04月06日 00時41分
最新掲載日
2016年 02月26日 00時54分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
2pt
評価ポイント
2pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
10,456文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N6819DF| 作品情報| 連載(全3エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
17歳を迎えた誕生日。一人の少女は彼方朱(かなた しゅう)としての生を終えた。筈だった。 ああ、死んだのか―――と思ったら、目の前には見目麗しいイケメン。 イケメンもとい自称神(笑)の手違いにより死んでしまった朱//
N0587DW| 作品情報| 連載(全1エピソード) | アクション〔文芸〕
この世界から君が消えるまで
N0478DI| 作品情報| 連載(全3エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
也実 主奇(なるみかずき)、異世界のとある一国に召喚された十六歳、性別オス。 男子高校生として引きこもりという名の高校生ライフを謳歌していた主奇は何がどうしてこうなったのか、同じく召喚されたただのイケメン(ハイスペック)//
N5903DE| 作品情報| 連載(全1エピソード) | ノンジャンル〔ノンジャンル〕
睦月(むつき)、享年17、元学生兼軍人。死因は恐らく出血死。かつてのチームメイトであり同志であった者に撃たれて死んだ。実に呆気ない最後だったと我ながら思っている。 気が付くと正面には美青年の顔。ああ此所は黄泉の国か――//
N1130CB| 作品情報| 連載(全3エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
ある村に人々と魔族の国交回復を願い奔走した男と男を師と仰ぐ娘がいた。 魔族と人間の対立。互いが啀み合い、些細なことで争い、長年積み重ねた負の数々。 二つの異なる種族が手を取り合うことなど、叶わぬ未来であると誰もが口に//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ