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- あらすじ
- 「夢」
夢を見た。どうしてか私はまた病院のベッドに寝ていた。二度と入院はしたくないと思っていたのに、どうしてまた入院することになってしまったのか。事態がまだ呑み込めていなかった。そこが病院とは思ったが、まるでテレビによく出てくる避難所のようだった。広い体育館のような室内には、ベッドが何十と並び、患者達はその間を点滴台を押したりしながら、のんびりと歩いていた。大部屋と言ってもこれは甚だしい。患者達はそれに少しも不満な様子もなく、挨拶を交わしたりしながら談笑している、よく見ると昔の病院とは違って、ベッドが持ち込みなのか、まるでショールームで見るような豪華なベッドが競って並べられ、それぞれのベッドの横には、また贅を凝らした立派なサイドテーブルが置かれていた。
- Nコード
- N0929DX
- 作者名
- 山口和朗
- キーワード
-
私小説 個人誌 夢 犬 介護 涙 詩 童話 癌サバイバー 日記 掌編 評論 思想
- ジャンル
- 純文学〔文芸〕
- 掲載日
- 2017年 04月01日 02時43分
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- 文字数
- 15,752文字
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