- あらすじ
- *応募用
南雲聖士はかつて『最速の小学生』と呼ばれるほどの天才スプリンター(短距離ランナー)だった。しかし彼は全国大会前の事故が原因で思うように走れなくなり、それ以来走ることをやめてしまった。そんな聖士が高校生になった時、ひとりのクラスメイトと出会う。彼女の名前は我室恋歌。彼女も聖士と同じく元全国トップクラスのスプリンターだったが、現在は重い病を患ってしまい競技者としての一線を退いていた。
かつての聖士を知っていた恋歌は彼を陸上部に誘い、恋歌のことが気になっていた聖士はその誘いを受けて陸上部に入部する。だが依然として思うように走ることができない聖士は、入部してから程なくして退部を考えるようになってしまう。そんな彼を恋歌は励まし、2年後に二人で一緒にインターハイに出ようと約束をする。
それから1年、聖士と恋歌は練習パートナーとして互いに支え合いながら成長していく。そんな中で聖士は恋歌に恋心を寄せるようになり、2年生の冬、ついに彼女に告白をした。だが聖士の告白を、恋歌は涙を流しながら断った。
最終学年になった二人は、互いに大会を勝ち抜き、順調にインターハイへの駒を進めていく。だがその過程で聖士は、親友でありライバルである尊に重大な嘘をつき、彼と疎遠な関係になってしまう。そして聖士はインターハイへの出場権を賭けたレースで怪我をし、インターハイを出場を逃してしまう。ひどく落ち込んだ聖士だったが、恋歌や幼馴染の圭子に励まされ、立ち直る。尊とも無事に仲直りができ、その後は仲間たちと共にインターハイに出場する恋歌をサポートし続けた。そしてインターハイに出場した恋歌は銀メダルを獲得する。
インターハイが終わった後、恋歌は聖士に『一緒に男女混合リレーで全国一を目指さないか』と提案をし、聖士はこれを受け入れる。だがリレーのための練習を始めてからしばらくして、恋歌が再び病を患ってしまう。恋歌がもう二度と走れないと医者から宣告されたことを知り、聖士も走る熱意を失う。だがそんな時、あることがきっかけで聖士はとんでもない事実を知る。恋歌は聖士の生き別れた妹だったのだ。それを知った聖士は恋歌のために走ろうと決意し、恋歌も聖士と走るために病気を押して大会に出場することを決めた。そして二人で出場したリレーの大会で優勝し、二人は念願だった全国一に輝いた。
- Nコード
- N0904HB
- 作者名
- 広川ナオ
- キーワード
- 日常 青春 陸上 スポーツ 部活 高校生 現代 キネノベ大賞3
- ジャンル
- ヒューマンドラマ〔文芸〕
- 掲載日
- 2021年 06月25日 21時27分
- 最終掲載日
- 2021年 08月06日 17時41分
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病院育ちでちょっぴりサイコパスな少年、天王皇帝(あもうこうだい)。高校に進学するために上京してきた彼は、ある日、近所に住む女子高生、緑川エリカの重大な秘密を知ってしまう。彼女はネット上で≪リカリカ≫というハ//
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