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ある日の夕方

短編
あらすじ
 夕方、妻に頼まれ、夕食の支度の間、騒ぐ幼い息子を近所の公園へ連れて行った。辺りはセピア色に染まり、一枚の古い写真のように静かだった。カラスの鳴き声だけが響き、どこか遠い世界にいるような気分になる。
 夕日を見ながら一日の終わりを感じつつ、息子と少し遊んだあと、「そろそろ帰ろう」と声をかけた。すると、息子は唇をとがらせ、ぐずり始めた。

「ほらほら、帰るぞ。おなかすいただろ?」

「やーだ!」

Nコード
N0851KD
作者名
雉白書屋
キーワード
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ジャンル
その他〔その他〕
掲載日
2025年 03月01日 11時00分
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