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夜明けは来たりぬ

あらすじ
夢物語に憧れる平凡な商店の娘、プラータの前に現れたのは謎の多い高位の魔術師ヴェルメリオ。彼は初対面のプラータに対してある望みを持っていた。
「俺を殺してくれ」
 プラータは夢物語に憧れているのであって、決して不穏に満ちた非凡を望んではいない。だから、この胸の緊張感は夢を見るような高鳴りではなく、不穏に危機意識を募らせた生理的反応に違いないのだ。
「それで、いつなら大丈夫だろうか?なるべく早くに殺してくれると嬉しいのだが」
 ヴェルメリオは何故自分に殺されたいのか、それが気になってせめて理由を知ってから断ろうなんて考えてしまったのが運の尽き。……決して見た目が夢物語の王子役の様でときめいたからなどではない。
Nコード
N0730FV
作者名
村崎陽花
キーワード
R15 残酷な描写あり 身分差 年の差 吸血鬼 魔術 女主人公 魔法 人外 ファンタジー
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2019年 10月21日 18時28分
最終掲載日
2020年 10月22日 18時32分
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文字数
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