- あらすじ
- 夜の公園のベンチの下で蹲っていたのは、自らを死体だと主張する青年だった。顔面蒼白、一切の温度を持たない手、そして、脈のないその身体……確かに死体のように思えるけれど。
20年前に生き別れた「有理」を探す死体、夜鳴藍人と出会ってしまった私は、孤独な人生に苛まれるが故に、彼に協力を申し出る。大きな嘘を抱えたまま始まった共同生活は、一体どこへ行き着くのか。
彼は本当に「死体」なのか?
何が彼を、20年にも渡る死体としての人生に駆り立てたのか?
そして起こり始める通り魔事件が、私の日常に暗い影を落としていく。
孤独を埋める為なら誰でもいいなんて、最初はそう思っていたはずだったのに。
完結済み連載小説「窓のための扉」はこの物語の前日譚です。そちらを読んで頂ければ、より楽しんでいただけると思います。 - Nコード
- N0631CF
- 作者名
- Ria
- キーワード
- 悲恋 サスペンス 恋愛 文学 死体
- ジャンル
- 純文学〔文芸〕
- 掲載日
- 2014年 07月20日 23時02分
- 最終掲載日
- 2016年 02月09日 21時27分
- 感想
- 5件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 15件
- 総合評価
- 75pt
- 評価ポイント
- 45pt
- 感想受付
- 受け付ける
- レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付けない
- 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 106,442文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Night Puppet
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品
N9371GN|
作品情報|
短編|
ヒューマンドラマ〔文芸〕
大学生になって、ひとり暮らしを始めた。
友達ができた。彼女は出来たがメンヘラだった。
そして周囲で、新興宗教が流行った。
N0651GD|
作品情報|
短編|
ヒューマンドラマ〔文芸〕
2週間前、自室のベランダから飛び降りて足を折った僕は今日退院を迎えた。
思えば幼い頃から、家ではないどこかへ「かえる」ことを切望していたように思う。大切な恋人や友人がいるのに、ずっと居場所を探していた。
あの日//
N0413FI|
作品情報|
短編|
パニック〔SF〕
東北が史上最強の大寒波に襲われた時、都市に住む人々は次々と凍りついた。謎の氷柱化現象を引きこもることで回避した主人公「私」は、人間の生命力を燃料にして進むバスに乗り込んで南を目指す旅に出る。
今や都市は機能を停止し//
N8829ES|
作品情報|
連載(全8エピソード)
|
ヒューマンドラマ〔文芸〕
私は特技もない平凡な人だけど、悪魔を呼ぶことは出来る。
前から気になっていた隣室に住む男性に恋をするため、私は悪魔を呼び出した。
願いはたったひとつ。名前も知らないあの人のことを何から何まで知りたい。
これは、//
N5764EO|
作品情報|
完結済(全4エピソード)
|
現実世界〔恋愛〕
僕は、親友の片思いを邪魔する存在だ。
自分の立場をはっきりさせられない僕たちに、1年に1度のXデイが迫り来る。
その名も、バレンタインである。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。