- あらすじ
- 魔王が退治された100年が経った。
ナギトは12歳で王下冒険者学院へ入学。通常3年で卒業する教育課程を5年目、2留年が決定した。
冒険者学院を卒業するには「スキル」を覚える事、しかし、ナギトはスキルを覚えられないでいた。
この世界の冒険者の強さを決めるのは「資質」と「スキル」。
「資質」は生まれついて本人に備わっている性質。
「スキル」は資質と行動によって「ひらめく」力である。
この覚えたスキルを「マナ」という魔法元力を使って魔物と戦う。これが、冒険者の基本であった。
ナギトの資質は「魔法剣士資質」しかし、ナギトには決定的な弱点があった。生まれついてマナが使えない事であった。
一緒に入学した4人の仲間はすでに卒業し、冒険者への道を進んでいた。
ナギトはマナが無くても使える剣術を覚える為に日々剣術の修行に明け暮れていた。
時間だけが過ぎ、2年目の留年が決定した。
5年目の春、見聞を広めろと勧められたヒラクル山のハイキングで初めてのスキルを覚える。それは「マナ寄せ」であった。他のマナの力を別のマナに付与するもの。
ナギトがスキルを覚えると、4人仲間(ユウ、アイカ、グロス、コハル)が設立した冒険者部隊、「七本槍の道化衆」に合流し、冒険者として歩みを始める。見習い(未卒業)の為、ランクは王下Eランクとして。
七本槍の道化衆のメンバーはユウ、アイカ、グロス、コハル、そして、ナギトの5名となった。
今回の任務(依頼)は迷いの森の調査であった。
迷いの森は不可侵の森として長年知られてきた。しかし、その外周部と内部にある封印をかいくぐる方法が発見された。そして、七本槍の道化衆には、その出入口付近の地図の作成が依頼されたのであった。
出入口付近の地図を作っていると、その中に不思議な空間を発見する。
入る事の出来ない空間である。
ナギトのスキル「マナ寄せ」を使って、その封印をユウが切った。すると、そこには館が出現する。世紀の大発見だが、5人は発見を報告する事だけにせず、中を探索までする事を選択する。
5人は恐る恐るその館に入ると、そこは100年前に退治された魔王の部下(ヴァンパイア)の住む、死狂の館だった。
そして、ナギトとヴァンパイアの戦いが幕を開けるのであった。 - Nコード
- N0612IH
- シリーズ
- 七本槍道化衆
- 作者名
- 熊野文助
- キーワード
- R15 残酷な描写あり HJ大賞6 ネトコン13 123大賞6 シリアス 男主人公 オリジナル戦記
- ジャンル
- ハイファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2023年 06月22日 00時00分
- 最終掲載日
- 2024年 02月12日 01時00分
- 感想
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七本槍の道化衆
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