ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この婚約破棄、納得できないなら真相を暴いてしまえばいいのよ

短編
あらすじ
王宮の舞踏会で、私――アデル・ヴァルトウィンは、突如として婚約破棄を告げられた。相手はこの国の王太子。そして理由は、「家の名誉を守るために、婚約はなかったことにしたい」という、あまりにも一方的で理不尽なものだった。

だが、私はただの貴族令嬢ではない。名門ヴァルトウィン家の誇りを背負う者として、黙って受け入れる気などなかった。

その夜、私は王太子の私室に忍び込み、問いただす――これはただの婚約破棄ではない。背後には王宮を揺るがす重大な陰謀があると気づいた私は、家族の名誉と真実を取り戻すため、行動を開始する。

手を組んだのは、王宮一冷酷と恐れられる若き宰相・アルバート・ウェストリー。理知的で無慈悲な彼の助けを借りて、私は次第に王家の闇に近づいていく。

隠された密書、先王妃の死の真相、そして王太子が隠し続けてきた過去――すべてが繋がったとき、私とアルバートは国家の未来を賭けた決断を迫られる。

誇りを捨てずに生きるとはどういうことか。真実と愛、どちらを選ぶか。
これは、理不尽に抗い、運命を切り開いた一人の令嬢の物語――

「この婚約破棄、納得できないなら、真相を暴いてしまえばいいのよ」
Nコード
N0561KJ
シリーズ
異世界恋愛短編集
作者名
百鬼清風
キーワード
シリアス 女主人公 西洋 中世 ハッピーエンド サスペンス 婚約破棄 令嬢 王太子 陰謀 政略結婚 宰相 真相究明 策略
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2025年 04月17日 10時40分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
2件
総合評価
98pt
評価ポイント
94pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
5,227文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N9004LD| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
 王太子から婚約破棄を突きつけられ、侯爵令嬢クラリスは王都を追放された。  居場所を失った彼女が辿り着いたのは、極寒の辺境――“氷の公爵”と呼ばれる冷徹な男の治める領地だった。  だがクラリスは王都仕込みの教養と、自ら//
N8872LD| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
王太子殿下から唐突に告げられた――「婚約破棄」。 涙に暮れる……はずがありません。 「では契約条項に従い、違約金を頂戴いたします」 その一言で会場は凍りつき。 未払いの式場費、特注ドレス、指輪代、さらには公務経費まで//
N5880LD| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
山奥の村で鍛冶屋の娘として育ったリーナ。 煤にまみれ、ただ槌を振るうだけの日々。けれどその腕は本物で、村人も知らぬ間に王都まで届く力を秘めていた。 ある日、王太子アルディスの剣が彼女の手に託される。 「田舎娘に任せられ//
N4903LD| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
幼い頃から「触れた者を毒に侵す」と恐れられ、 国中から忌避されてきた王女。 政略のため、隣国へ嫁ぐことになった彼女を待っていたのは、 恐れも侮蔑もせず、まっすぐに手を差し伸べる若き賢王だった。 「君は呪いではない。国//
N9388LC| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
伯爵令嬢セリーナは、政略の駒として塔に幽閉されて育った。 外の世界を知らず、自由を諦めていた彼女の前に現れたのは―― 禁呪を操る黒衣の魔導師・アゼル。 「お前はここにいるべき存在ではない。俺と来い」 嵐の夜に攫われ、//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ