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九尾の狐と、那須与一

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あらすじ
平安末期、京にて鳥羽上皇に仕える玉藻前(たまものまえ)の正体が陰陽師により暴かれる。その正体は、白面九尾の巨大な妖狐だった。九尾は、はるか東国に逃れ、下野国那須野(しもつけのくになすの)で暴れはじめる。那須野の領主、須藤貞信(すどうさだのぶ)が、九尾の討伐を朝廷に要請する。討伐軍が組まれ、やがて九尾は討たれ、その体は石となり、まわりに毒気と邪気を放ち、一帯の生き物を殺しはじめる。その石は、生き物を殺すことから、殺生石(せっしょうせき)と名付けられ、封印される。

時は流れ、貞信の子孫は、須藤氏から那須氏と名乗りを変える。その那須氏に11番目の子が生まれ、十に余り一つになることから、余一(よいち)と名付けられる。これがのちの那須与一(なすのよいち)として知られる男児だった。

彼は、殺生石の障りにあい、九尾の呪いを受ける。体を蝕み、破壊衝動と怪力を呼び起こす呪いに苦しめられながらも神々の加護により、一命を取り止める。やがて源平合戦が始まる。余一は、そこに九尾の呪いと共に参戦することになり、武功を上げる。

しかし、余一に宿る九尾の呪いが災いを起こし、源平合戦の勝者、源氏の正史からは存在を消されてしまう。平家物語や源平盛衰記、那須野の地、その他、地方の伝承にのみ名を残す。
Nコード
N0471HV
作者名
織隼人
キーワード
伝奇 時代小説 怪談 冒険 ダーク 男主人公 和風 中世 ESN大賞4 OVL大賞8 BANG01 キネノベ大賞6 ボイコネライブ大賞 新人発掘コンテスト2
ジャンル
歴史〔文芸〕
掲載日
2022年 09月03日 13時48分
最新掲載日
2022年 09月03日 13時48分
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文字数
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