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忘却の残月

あらすじ
平安中期。

山城国の小村を襲った鬼により、少年・朔はすべてを失う。
ただ一つ残されたのは、父の形見の退魔太刀――残月。

その刀は鬼を斬るたび、相手の“最期の感情”を朔に流し込む。
そして鬼を祓うたびに、朔は自分の記憶を一つ失っていく。

村を滅ぼした鬼は、最期にこう呟いた。

「……都へ行け」

その言葉の意味を知るため、
朔は一人、都を目指して歩き出す。

山野を越え、宿場を渡り、
名もなき村で鬼を討ち、
人の弱さと哀しみを知りながら。

鬼とは何か。
人と鬼の境はどこにあるのか。

旅の果て、都の闇に潜む“最初の影”へと辿り着いたとき――
朔はまだ“自分が何者であるか”を覚えていられるのか。

これは、
失いながら進む少年の旅の記録。

忘れていく物語であり、
それでも前へ歩く物語。
Nコード
N0466LW
作者名
ysk
キーワード
残酷な描写あり ダーク 和風 中世 冒険 鬼 もののけ 退魔 刀 少年主人公 旅 成長 長編予定
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2026年 03月02日 22時40分
最新掲載日
2026年 03月10日 00時41分
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