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カフェウォールの檻の錆

短編
あらすじ
 十七の、夏至が過ぎてからしばらく経った頃だった。
 まだ坊主頭だった私にとって、あれは一つの夢に過ぎなかった。
 夢の中でも、とりわけ悪夢に分類されるものだ。もしあれが悪夢でないというのなら、他にどのような言葉が当てはまるだろう。
 目が覚めれば途切れるはずの、一晩という檻から決して抜け出すことのないものだと思っていた。
 今になってそれが私の心にふと蘇ったのは、なんてことはない、神の気まぐれによるものなのだ。そう思わなくては、どうにかなってしまいそうだった。
Nコード
N0429EX
作者名
めめ
キーワード
R15 残酷な描写あり 悲恋 青春 夏 高校生 夢 悪夢 恋愛 雪 マフラー タイムスリップ 大学 短編 虐め 殺人 バッドエンド
ジャンル
純文学〔文芸〕
掲載日
2018年 07月23日 23時20分
最終更新日
2019年 09月01日 13時42分
感想
3件
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0件
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18pt
評価ポイント
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文字数
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