- あらすじ
- エドウィン辺境伯には3人の息子がいた。
彼は高齢のために引退を考えており、3人の息子にエドウィン家の財産を分与する事となった。
長男アドルフには爵位と領地、次男ランドルには王都の土地の一部領地、そして三男ロッソには・・・
「山を与える」
寝耳に水の不平等な内容に抗議するが、まずは気位の高い父親が頭を深々と下げてきた。代々エドウィン家は聖地である「山」の管理を任されており、先代の大叔父が高齢のため亡くなりそれを務める人間がいなかった。それがロッソに山を託された理由であった。
そしてロッソにも断りにくい理由があった。実は婚約者に二股をかけられて、より良い条件の方に乗り換えられて酷くフラれてしまったのだ。ロッソは傷心のまま仕事をクビになり、故郷に帰ってずっと引きこもっていた。何も仕事をしていない負目があり、お人好しのロッソは父の泣き落としに屈してしまったのだ。
こうしてロッソはエドウィン領にある手付かずの大自然に一人挑む事となった。ロッソに付き従う者もなく一人寂しく現地に向かう。幼い頃に一度訪れた事のある「山」は変わらず大自然なままだったが、そこで不思議な出来事が起こる。
聖地である山頂の社で「山」の所有を主張する謎の少女コノハナと出会ったのだ。
手付かずの大自然の中で出会った謎の少女と傷心している貴族の三男、なぜか二人の不思議な同居生活が始まってしまった。
- Nコード
- N0185HQ
- シリーズ
- 短編シリーズ
- 作者名
- 屋津摩崎
- キーワード
- R15 残酷な描写あり 異類婚姻譚 ラブコメ ほのぼの 人外 西洋 中世 ラブラブ イチャイチャ 少しざまぁ 結婚
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2022年 05月10日 17時10分
- 最終掲載日
- 2022年 05月11日 19時00分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 39件
- 総合評価
- 504pt
- 評価ポイント
- 426pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 22,131文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
山を貰った、そしてお嫁さんができた
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品
N1562IQ|
作品情報|
短編|
推理〔文芸〕
これはどこかの大学でのお話。
とある大学校内にある一室、冬の寒い日に吸い寄せられるように若者達が集まってきた。
部屋のドアには「ミステリー研究会、略してミス研」と手書きで書かれた紙が貼ってある。
ミステリー研究会のメンバ//
N3692HH|
作品情報|
連載(全228エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「私の人生は幸せだったと言えただろうか?」
大国エルバニア王国で8公の1つと数えられる名家グランマーレ公爵家夫人のベネルネスは死を目前にして自問自答していた。
かつて「氷の貴婦人」と呼ばれていた彼女は28歳という若さで病//
N0203IL|
作品情報|
短編|
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掌編小説日常シリーズです。
ある日の母と娘のたわいもない会話です、左右の判断を苦にする娘があみだした独自の方法とは?
中身のない日常を切り取った掌編小説です、少しでもほっこりしてくれたら嬉しく思います。
N3055IK|
作品情報|
短編|
エッセイ〔その他〕
誰かに相談する事なく自分の好きなように小説を黙々と書いてきました。
それなりに私の小説が人に読んでいただけるようになった今日この頃ですが、無知ゆえに少々やらかしていたようでした。
きっと私のように今まで文章を書くという事//
N7315IG|
作品情報|
短編|
ヒューマンドラマ〔文芸〕
ある日常の夫婦のお話。ご機嫌に酔った妻からの告白から始まる、ほのぼのした日常が綴られる。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。