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喜んでくれたら何でも良い

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

今日も今日とて、強火、とまではいかないまでも、推しです。

沢山見てきて、書いてきて分かった事。乙女ゲーの人気投票で上位に食い込む程、皆ツンデレが好き。ちょっと当たりが強いけれど、実は優しいというキャラが好き。悔しいけれど、それが本当である。本当なんだ。


「私的には声も口調も優しいお方の方が、べらっぼうに好きなんですけども」

私の横にちょこんと座ってブスくれているのは、よく見知った子。白い頬は紅を差した様に赤くなり、何時も親を呼ぶ様な柔い声が不機嫌に歪んでいる。

どうやらまた、先日とある方に弄られたらしい。不器用なんだ。誰よりも愛情に飢えているのに、それを上手く表現出来ない。嵐のように現れて何もかも壊して奪い去る。

哀れに思って、気遣う様に頬に触れると、堪え切れなくなった様に絶叫する。

「なぁーんででしょうかねぇ!! 頭の天辺から爪先に至るまで、ギチギチに優しさが詰め込まれている方のが、絶対、絶対、絶対、好きだと思うんですけど!! 貴方様の様に!!」

言い切った後に、ハッとして視線を逸らす。頬が更に紅く染まる。それは何も抓られた後だからという訳では無い。照れている様だった。

この子も結構な恥ずかしがり屋である。好意を表現する時に、率直に表す事はそうそうない。そう言った面では、あの方と良く似ている。似ているからちょっかいを出される。

でも此処は単刀直入に。

「その心は?」

「もっと梅香の君に人気になって戴きたい」

「私は万人に好かれようなんて、全く思っていないのだけど」

目を掛けるのは少ない方が良い。限られた者に深く、深く、愛情を注ぐ方が、私の方針としては向いている。見ず知らずの人間を助けようとは思わないし、厄介な者に目を付けられたらそれこそ面倒だ。

「でも……」

「あんまり多くの者を抱え込むと、細やかな気遣いも出来ないしね」

そう言うと漸く口を真一文字に引き結んで大人しくなった。褒める様に頭を撫でてあげると、少しだけ目が柔らかくなった。

「大河ドラマは戦国時代がメインです。だからもう少し世代を遡って戴けないかなーとか思ってたんです。出て来ました。ドンピシャです。最高です。

早朝テレビを見たら、忘れかけた御守りの話が出て来ました。生きてる内に絶対に買わなきゃいけないものです。布教しなきゃいけないものです。

……そんな貴方様の優しさが報われないのは……嫌です」

「気に入った子が笑ってくれるなら、もう何でも良いよね」

「……っ」

「良いんだよ。大事にしたい人が笑ってくれたら」

昨日の昨日とて推し活しに行ったんですよ。

聞こえが良くなった故に、沢山の音を聞きました。


自分の好きになったものを、相手にも好きになって貰いたい。というのは、同担歓迎あるあるです。

でもハマればハマる程、皮肉にも遠のくんですよね。

悲しい。悲しい!!


梅香の君の根幹イメージはあまり変わってません。

人当たりはとても良いけれど、心を開いてくれるのは極わずか。

懐に入れるまでがもの凄く長い。年単位で懐疑的なところがありそうな。

でも入れてからは、本当にマメですからね。

あらゆる気遣いを見せて戴きました。


秒で好き嫌い決める。好き嫌いが激しい。我を通す。

神様って、この何かしらの特徴が入ってると思ってます。

私の感触なんですけど。

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