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1年後の私達

新学期を迎えてからかなりの月日が経ち、それぞれが自分の進む道へ日々奮闘しつつも、それなりに充実していた。

時に息抜きとしてデートしたり、校内でも変わらずイチャついてたり。そんな日常を繰り返しながら季節は巡り、卒業式を数日後に控えるまでやってきた。


「この一年、苦しい時もあったけど、皆揃って卒業出来て良かったよ」

「あはは」

「私は咲と一緒なら留年しても構わない」

「恋、そんな事言わないの」

「まぁまぁ。でも皆と会えるのは、卒業式で最後かな」

「そっか、美優と桜ちゃんは卒業式の次の日には京都へ旅立っちゃうのか」

「はい。荷物などは既に先方へ送ってあります」

「寂しくなっちゃうけど、向こうでも頑張ってね」

「有難うございます。咲さん達も頑張って下さい」


結局、私は恋と同じ国立大学を受験する事になり、猛勉強してた反動で期末テストの存在を忘れ、危うく留年する所だった。

何とか留年せず回避出来たのは、恋を初めとする皆が居たからだ。

春からはバラバラになっちゃうけれど、恋とはずっと一緒なら大丈夫。


「咲……」

「恋……」


この恋が覚めない限り私達はずっと一緒に居る。




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