巫女は夢に眠り歌が吹く

神々への信仰が当たり前な世界、『夢神ケレンシャティス』の巫女となった少女、メレン。
病弱だった身体を捨てる代わりに『ケレンシャティス』と契約したメレン。
その契約は『ある少年を励まし、支え、少年が望みを叶えられるように手助けすること』。


やがてやって来る『愛の女神』を恋慕う『少年』。

少年に想われる、人間嫌いの『愛の女神』。

理解者のいない、全てを憎む孤独な『風の神』。

決して報われない恋心を、秘めて壊す『巫女メレン』。



メレンが情けなくも一途に…人間らしく生きた１３年間の、お話し。


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拙作、『転生を繰り返して『愛の女神』になるのですが、こんな奴ら愛せません！』のリローの修行期間・悲願成就後のお話しです。


前作と主人公、文体が違います。
サクサク読める話ではないと思います。
更新は……のんびり、ゆったり、ですので遅いです。