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狼少年の憂鬱  作者: 澤群キョウ
熱帯夜
62/85

獣の会議 / 一路

「なあ、戻ろう。こんな穴倉にこもりっぱなしなんてもうごめんだ」


 うるさいな、ハールは。だったら一人で帰ればいいじゃないか。

 

 玲二と喧嘩して家を飛び出して、しばらく公園にいたんだけど。

 こんなところにいても誰かに見つかってとがめられるだけだってハールにわあわあ文句を言われて、なんだかんだあって月浜の廃ビルの地下に移ってきた。


 僕はどんな姿でいても見咎められるって。

 人間の姿ならホドウされるって言うし、狼だと捕まえられるし、もう一つの姿ならU研のやつらが寄ってくる。

 ハールと一緒だともっとらしい。確かにハールは怪しいんだよな。身分を証明できる書類を持っていないから、深夜にうろうろしない方がいいっていうのはわかる。鳥になっても大きいから。市街地にいたらやっぱり捕まえようとするやつらが出てきてしまう。


「誰かな、立花玲二に仕掛けたのは」


 部屋の奥には大きな机が一つ、棚がたくさん並んでいる。

 その上には乱雑に大量の機械が乗せられていて、ピカピカ光っては埃を舞い上げ、空気はこれ以上ないくらいに悪い。


「失敗したようだ」

「いちいちそんなの言わなくていいよ」

「彼の動向はわかっていた方がいい」


 行き場のない僕たちを招いてくれたのはカラスで、彼の住処はなかなか広かったけど、薄暗いし汚いし、機械の音が絶えずなり続けていて落ち着かない。

 だけど、誰にも見つからないし、食べ物や飲み物には困らない。

 ハールは嫌みたいで、一時間ごとに帰ろうって言ってくるけど。


 帰れないよ。玲二は怒ってるだろうから。

 一番大事ないつきにちょっかい出されて、許すはずがないんだ。


「そうでもないって、ライが」

「玲二がなにを考えてるかなんてわかんないだろ!」


 ライは呑気だから。

 卵に気を取られてよく見てないのに、軽い気持ちで平気って嘘をついているに違いない。


「リアも同じように思ってるみたいだぞ」

「リアはライの味方をしたいだけ」


 まったく、玲二はなんなんだ。

 あんなにいつきが好きだって言うくせに、手出ししないってなんなんだ。

 狼の血が残っているならそろそろ抑えられない季節だし、残っていないなら年がら年中発情期のはずなのに。

 

「カラスは役立たずだ!」


 術とかいうのが中途半端だったんじゃないのか。

 玲二をこっち側にとどめておきたいくせに。なんで全力でやらないんだよ。


「もう一回やってよ。いつきにもっと強引に迫らせて」

「立花玲二の決意は強い。それに、あれ以上を行えばマスターも黙っていまい」

「へえ、知ってて黙っているの、今」

「マスターは立花玲二の力をすべて引き出したい。おそらく特例として見逃しているのだろう」

「卑怯なやつだ」

「だが、立花一路と目的は一致している」


 僕たちが目指しているところは同じだった。

 僕は玲二に人間になってほしくない。

 あの龍は、玲二の力を完全に引き出して全容を確認したい。

 カラスはどうしてかわからないけど、玲二に人間になられては困ると話した。

 少しずつ違うけど、全員が全員、人間になるのを止めたい状況らしい。


 だけど、あんな奴に気を遣うのは嫌だ。

 僕が望んでいるのは、玲二がちゃんと正しく心を入れ替えることであって、力がどうのこうのっていうのはそのあとで全然かまわないんだから。

 

 当たる相手がいなくてイライラする。

 部屋が暗くてごみごみしているのも腹が立つ。

 ハールがやれやれって顔をしているのも嫌だ。

 玲二が僕を心配しないのも追いかけてこなかったのも、全部ムカムカしてたまらない。


「なあカラス、上の階に行くくらいいいだろう?」

「上の階だと人の目にさらされる可能性が高い」

「ちょっとだけだ。羽を伸ばしたい」

「この町は視線が張り巡らされている。ほんの些細な映像が事件を招く」


 ライが飛んだ時の映像の出回り方はすごかった、とカラスは話した。

 人が掴まれているんじゃないかって説も根強く残って、収束させるのにずいぶん苦労したんだとか。


「俺は人の目には見えなくなる力があるんだよ」

「ほんのひと昔前は平気だったことでも、今は危険だ」


 人ではない者は力を過信している。


 カラスはいろいろ教えてくれるけど、とにかく表情を変えない。

 なんにも思っていないような冷たい目のままで、ハールはそれが気持ち悪いみたいだ。

 

「よ、立花一路。遊びに来てやったぜ」


 僕たちがそろってしょぼくれていると、白猫が鼻歌交じりに現れた。

 ライのせいでなかなか皆が集まらなくなったけど、僕に会ってみたかったらしい。


「カラス、ちょっと使っていいか」


 クロはその場でぴょんぴょんと跳んで、僕に向かって手招きをしている。


「いざという時に治してくれる奴を用意したから。俺と一戦、頼むよ」

「戦いをしたいの?」

「そう。お前の母親、強かったからな。真剣にやりあってみたいと思っていたんだ。だけど相手にしてくれないから」

「それで僕?」

「そうさ。まだ生まれたばかりのひよっこらしいから、手加減してやるよ」


 どうやら好戦的な性格をしているらしい。

 カラスは止められないとわかっているのか、もう諦めた気配を醸し出している。


「一路、つまらないことをしていないで帰ろうぜ」

「ハールだけ帰ればいいって言ってるじゃないか」


 電車に乗れるカードをカラスに作ってもらえばいい。そうしたら、ビューンとすぐに家に戻れるんだから。


「どうする。この姿でやるか?」

「そうじゃないと、立てなくなっちゃうよ」

「おいおい、ずいぶん言うんだな子犬のくせに」


 強さは年齢とイコールなんかじゃない。

 僕たちの強さは、生まれ持ったものが大きい。

 僕は特別だ。なんといっても二人分持っているんだから。

 ほんの少し、かけらだけは返したけど。

 それでも限りなく二人分に近い力が僕の中にある。


 若輩者だからって舐めてかかってきた猫の懐に一気に入り込んで、思いっきり腹にパンチをいれてやった。

 クロはやってきた通路のすぐ横の壁に叩き付けられて、床の上に落っこちて唸っている。


「よかったね、すぐに治してくれるやつがいるんでしょ?」


 返事は全然聞こえない。

 バカだな。ちゃんと見ればわかっただろうに。

 僕がどれだけ強いのか。大体、お母さんだって相当なものだ。

 あんまり戦いは好きじゃないみたいだけど。

 おとなしくて頭のいいお父さんの方が好きで、周りの反対を全部振り切って、森を出て行ってしまった人だけど、その気になったらめちゃめちゃに強いんだから。


 そんなお母さんよりも僕は強いんだ。



 クロは一発でのびてしまって、全然面白くない。


 また部屋の隅で座り込むと、心に浮かんでくるのはやっぱり家族のことばっかりだった。

 お母さんの心は複雑。玲二の望みについて反対はしないけど、手放しで喜んではいない。

 お父さんは嬉しそうだった。ずっと死ぬかもしれないって運命の中にあって、周りから離れた場所にそっと置かれていた玲二に好きな相手が出来て、苦しくても幸せだって思えるようになったのが嬉しいんだと思う。


 おじいさんはどうでもいいと思っている。

 おじいさんは僕と正反対だ。玲二のことはどうでもいいし、人間になったらこんなに楽な話はないくらいに考えている。


 埃だらけの床の上で、頭を抱えた。

 こんなところでぼやぼやしていても問題はなんにも解決しない。

 だけど僕には、玲二の心を動かす方法がわからない。


「一路、正直に話せば玲二だってわかってくれるさ。どんな未来が待っていても、お前との絆が深まれば森に帰ってくることだってあるんじゃないのか?」


 そうかな。

 僕のこと、もう大嫌いになったと思うけど。

 

「玲二はどうして僕と一緒じゃないのかな?」

「仕方ないだろう。どんな兄弟だって、みんな同じにはならないもんだぞ」

「だけど僕たちは双子なんだよ」

「俺も同じ日に生まれた兄弟が四羽いたが、性格も力も全員バラバラだった」


 もう、鳥と一緒にしないでほしいよ。

 ピヨピヨ言ってるだけじゃないか、ハールたちは。

 

「失礼な。確かに鳥と狼じゃいろいろ違うが、俺たちだって」

「はいはい、わかってるよ」


 年上をちゃんと敬えって、頭を叩かれてしまった。




 結局僕は家に帰らず、カラスの住処のビルで何日も過ごしていた。

 ハールは文句を言いながらもそばにいてくれて、クロは何度も僕に挑んでは壁に叩き付けられている。


 月浜の町はごみごみしていてずっと騒がしい。真夜中になっても、明かりはギラギラと輝き続け、駅前から人がいなくなることがない。

 暑くて、じめじめしていて、やかましくて、忙しくて。

 僕の育った森とは真逆で見苦しいものばかりだ。


 木々の間から見えるもののすべて。

 真っ黒の夜空に光る星も、枝の少ないまっすぐに伸びた木も。泉にたたえられた水も、なにもかもが潔く、清々しかった。


 僕はあの森を少しつまらない場所だと思っていたけど、この騒がしい町よりはずっといい。


「ねえカラス、玲二の力をもっと強くする方法はないの?」

「いろいろ考えられるが」

「たとえば?」

「今やっている」


 なにをだよ。

 カラスの思考は読みにくい。なにか考えているのはわかるんだけど、起伏がなくてわかりにくいんだ。


 そんなのはどうでもよくて、眠っている力がものすごく強大なら、その分捨てるのも大変になる。

 そうなれば諦めちゃうかもしれないから、なにかできるなら仕掛けてと頼んであったんだけど。

 だけど相手は玲二だから。効果がどのくらい出たのか、確認できない。


「そういえば、あの人でなしはどうしたの?」


 いつもつるんでいたし、たまには行動を一緒にしているのかと思っていたけど、ここにやって来てから気配を感じたことはなかった。

 ほかの人でなしはたくさんいるみたいだけど。月浜の町には、ずいぶん不気味な魂が多く蠢いているらしい。


「深い場所に潜っているようだ」

「どうして?」

「なにか調べているようだが、内容はわからない」


 普段は自分の見た目をよく見せるために使っていたのに、今はやめて、誰からも見つけられないよう、潜むことに全力を傾けているとカラスはぼそぼそ話してくれた。


「もしかして玲二に協力しているのかな」

「なぜそう思う?」

「玲二様って呼んでいたから」


 カラスだって知っていただろう、あの人でなしのかわりっぷりは。


「沙夜は力を持ってはいるが、能力はとても乏しい。見た目の変化と、人間から覇気を奪うくらいしかできない」

「協力は無理?」

「おそらくは」


 あいつらは嫌な感情を食べて生きているんだって、ライが言っていた気がする。

 だったら深く潜って、誰かの悲しみとか恨みなんかをもぐもぐやってるんじゃないかな。

 玲二をどんなに思っても、いつきにはかなわないだろうし。

 いや、あの人でなしが頑張って玲二を振り向かせたら、問題は解決するかな?


 二人を引き離すのが無理なら、人間じゃない状態で一緒にいさせるほかの方法を考えるっていうのもあり、かもしれない。


「いつきを人間じゃなくするのは、無理なの?」

「方法はあるが、立花玲二が許すとは思えない」

「方法があるなら教えてよ」


 吸血鬼に襲わせるか、人でなしになるように仕向けるか。

 そのくらいだろうとカラスは話した。

 吸血鬼なら、森に帰ったら誰か知り合いがいるかもしれない。

 それはなかなかいいかもしれないな。いつきもあの森で暮らすようになれば、玲二だって帰ってくるしかなくなる。


「だが、血を吸われた者は吸った者のしもべになってしまう」

「そうだっけ?」

「人でなしになるには、想像を絶する不幸を体験しなければならない。人格は歪む。どちらもずっと共に生き続けるには不向きな計画だろう」


 じゃあダメじゃないか。


「カラスは役立たずだな」


 じゃあ、玲二があの人でなしに夢中になるようにするしかないのか。

 いや、別にあいつじゃなくてもいいんだ。いつきじゃなくて、僕たちと同じ世界の住人を好きになったら解決する。


 そのためにはどうしたらいいんだろう。

 玲二の心を変えるのは難しい。なにせ、なんにも効かないんだから。

 いつきの心を変えるのは、どうだろう。玲二がそばにいたら、全部打ち消されちゃうけど……。


「誰かの力じゃなくて、いつきが自分で玲二以外を好きになったら、諦めてくれるかな」


 僕の独り言に、カラスは答えない。

 かわりに、それまでじっと黙っていたハールが返事をしてくれた。


「そんなことをしたら、玲二はますますお前から離れていくぞ」

「僕がするんじゃない。いつきが玲二を捨てるんだよ」

「バレたら結局おしまいじゃないか」


 じゃあどうしろって言うんだ。

 どうしたら玲二は、あんなバカな考えをしなくなるんだよ。


「落ち着け、一路。一度帰ろう。お前は今普通じゃない。大体、そろそろだろう?」

 

 夏休みになったら帰る予定だった。僕には一度帰らなきゃならない理由がある。

 だけど玲二を放って長い間離れるのは嫌だ。僕がいない隙になにかあったら、どうする?


「そうだ。いつきは僕を好きになったらいい」

「なにを言っているんだ。いい加減にしろよ、一路」

「僕と玲二は同じ顔。背の高さも一緒だし、いつきだっていいと思うかもしれない」

「最悪じゃないか。玲二がどれだけ悲しむか、わかるだろう?」

「悲しんだらいいんだ。僕はいつきに玲二を取られた」

「それに子供が出来ちまったら、お前たちと同じ思いをさせることになる」


 もう、ハールまでそれを言うのか?

 そんなの、なんとかすればいいんだ。僕はあの森では一番強いから、どうとでもできる。玲二は中途半端に人間みたいな暮らしをしていたからわけがわからなくなったんであって、最初からちゃんと狼として育てて、しっかり守ってやれば問題なんか起きないはずだ。


「なにが起きるかは誰にもわからない。テレーゼと速音だって、こんな問題が起きるとは思っていなかった」

「そんなの知らないよ!」

「おいカラス、こいつを眠らせてくれないか」


 あ、まずい。ハールは本気だ。

 すました顔の中年男から、本当の姿に戻っていく。


 燃え盛る炎のような翼。ハールの体は黒い炎で覆われている。

 人の目にはまったく映らなくなるし、すごい速さで飛べる。どんな機械でも捉えられないのが自慢だって言うけど、カラスの言う最新のものだったらどうなんだろう。


「いいだろう」

「二人がかりなんてずるいぞ!」


 カラスの体もゆっくりと崩れていく。

 ちょっとだけ黄色がかった白いうろこが闇の中で光って、すごく不気味だ。


『一度帰って頭を冷やそう、一路』


 視界がぼやっと霞んでいく。

 くそう、負けてたまるか。


 ここのところ必死になって封印してきた、一番強い姿の僕に体を変えていく。

 ハールは動きがすごく早い。この狭さがどう影響するかな。

 外に出たら大騒ぎになっちゃうし。それに、うう、すごく眠い。


『くそっ!』


 目を爛々と輝かせている蛇を締め上げてやろうと前に飛び出したけど、ニャーッと邪魔が入ってしまった。


『クロ、邪魔するな』

『こんな面白そうなこと、黙ってみていられるかよ!』


 どこから出てきたんだよ、この弱虫猫め!


 一人一人が相手なら、余裕で僕が勝ったはずなのに。

 三対一だし、イライラしていて集中力にも欠けていたし、狭いし、コンクリートは滑るし。もう、この卑怯者たち、ずるいよ、ずるい、ずるい、ずるい!




 気が付いたらもう、故郷の森の中だった。

 ずっと暮らしてきた小さな家の、僕の部屋。

 小さいころから何度も壊しては修繕してもらった、ぼろぼろの壁が目印。間違いようがない、僕のつけた爪のあとなんだから。


『ハール、どこ?』


 どうやら空に張り巡らされた機械の目から、ちゃんと隠れられたんだろう。

 返事はないけど、気配はする。ハールは今うとうとしているみたいだ。

 長い距離を飛んで疲れちゃったのかな。もうおじいさんだもんな、ハールは!


『一路、起きたのね』


 呼んでないのに現れたのは、僕よりも少しだけ年上の狼、アナだった。


『帰ってくるのを待っていたわ』

『僕は帰るつもりはなかった』


 玲二と一緒がよかったのに。

 鼻がむずむずする。僕は怒られてばっかり。僕の希望は全部通らず、いい子の玲二ばっかり心配されてて、とうとうひとりぼっちになってしまった。


『一人じゃないわ、一路』

『今は一人にしてほしい』


 玲二もよく言ってたな、こんな風に。


 あかりのない薄暗い部屋が懐かしい。

 玲二たちの暮らしている家は、あちこちに電気がついていて眩しいんだ。

 暗闇の中でも全部見える僕とお母さんにはいらない、たくさんの電球。

 家の中だけじゃない、外にもたくさんついている。

 僕はあれが好きじゃなかった。だけど今、この薄暗さを少し寂しいと思ってしまっている。

 ここは全然きっちりしていないし。

 あれは僕が作った部屋じゃないけど、必要な家具が置いてあって、ベッドがいつもきれいに整えられていた。強いにおいは一つもしなくて、花はないのに優しい香りがいつも漂っていて。変なのって思っていたのに、お母さんが用意してくれたあそこが、今は恋しい。


『ねえ、一路』


 ここにお母さんはいない。

 お母さんがいない時に全部やってくれる、賢い弟もいない。


『うるさい、もう、放っておいてよ!』


 僕はおかしいのかな。目の前にはかわいいメスの狼がいて、そろそろ時期がやってくるっていうのに。

 アナはちょっと寂しげに目を伏せて、くるりと振り返って行ってしまった。


 

 大体、突然帰ってきたわけだし、おじいさんに顔を見せてもいないうちにっていうのはやっぱりなんだか変だし。


 ああ、僕も面倒くさいことをいろいろ考えるようになってる!

 食べて、走って、寝て、吠えて。あとはちょっと、仲間とじゃれあうくらいだったのに。


 日本で生活した成果なのかもしれないけど。

 すっかり嫌な気分だ。挨拶は後回しにして、ちょっとそのあたりを走ってこよう。

 

 

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