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狼少年の憂鬱  作者: 澤群キョウ
ハリケーン
20/85

悪意の霧 / 玲二

「玲二くん、大丈夫?」


 スカスカの電車で並んで座って、ため息をついていた。

 隣から覗き込んでくる園田も顔色が良くなくて、二人揃ってぐったり、高校生らしい溌剌さはかけらもない状態だ。


 夏休み前の最後の日も、こんな風だった。あの時は園田だけが落ち込んでいたけど、今日は俺も。あの転校生のせいだ。


「あの転校生、どんな風に見えた?」

「え? うん、なんだかすごく迫力があったね」

 

 園田は可愛い顔をしゅんと俯かせて、ピンク色のスニーカーばかりを見ている。


「変なこと聞いてごめん。あの百井って転校生を、美人だと思った?」

「えっ?」


 表情は暗くなっていく一方で、こんなにも悲しげな顔を見たのは初めてで、胸が苦しかった。

 でも、確認しなきゃいけない。俺が一番信じられるのは多分、園田か良太郎なんだから。


「うん……。すごく美人だし、色気がすごいよね」


 膝に置いていたカバンを抱き寄せて、園田は顔を前髪の奥に隠してしまった。

 前みたいに探さなきゃいけない。


 今、この瞬間に一番ふさわしい答えを。


「先生もそう言ってたし、みんなもそんな風に反応してたけど、俺はそうは思えなくて」

「そうなの?」

「うん。後ろから影山(かげやま)がずっと、すごい美人だ、席を代わってくれって言ってくるから、俺がおかしいのか心配になったんだ」


 なるべく落ち着いた声で。いつも通りを心掛けてこう答えると、園田はやっと俺の方を向いて微笑んでくれた。


 あの転校生が入ってきた瞬間、教室が妙な空気になってしまった気がした。

 誰も彼もあいつから目が離せない、恋でもしたようなとろんとした目で見つめていたように思う。


 俺にとってはおそろしく不愉快な顔だった。真っ黒い髪が光を吸い込んでいるようで、長いまつげで隠した瞳がやたらと禍々しいし、口元はずっとニヤニヤと笑みを浮かべていて。不恰好に凹凸のついた体の上に、不気味な頭が乗ったなにか。そんな風にしか見えなかった。


 俺に向けられた挑発的な視線と。高圧的な言葉。

 様子のおかしい周囲のみんなと、唯一手をかしてくれた園田と良太郎。


 百井は「人ではないなにか」なんじゃないか。

 だから俺だけ感じ方が違っている。彼女の正体が見えてしまって、それで気分を悪くしているんじゃないか。


「玲二くん、今日は送ってくれなくていいよ。気分が悪いんでしょう?」


 短い電車の旅はあと一駅で終わり。

 園田は、相原はもう心配いらないんじゃないかと話している。


「百井さんに夢中になってるみたいだったし、私のことなんかもういいんじゃないかな」


 それはあり得る気がする。普通の人間にはできないやり方で、クラスを支配してしまったんじゃないかと思う。俺と、園田と、良太郎。母さんの言った「悪意の力が及びにくい」人間だけが、なんとか逃れられるんじゃないか。


「うん。でも、時間があるし、お茶でも飲んで行かないか」

「大丈夫なの?」

「確かに気分が悪いんだけど、だからこそ園田に元気をもらいたいんだ」


 こんなクサイ台詞を言うのは恥ずかしいけど、効果は絶大だった。園田の頬はみるみるピンク色になって、俺の好きな可愛い感じを取り戻していく。


「嬉しいな。じゃあ、今日はどこに行こうか」


 二人で向かい合って、今日もハンバーガーセットを頬張った。

 俺は決定的な言葉を吐き出せず、園田もそれをせがんでこない。

 言葉の少ない二人きり。俺はこれだけで充分満たされるけど、園田はどう思っているのかな。期待させるばかりの俺を、いつまで許してくれるかな。


 心の温まる時間を終えて、園田を家まで送ってから帰宅すると、母さんがリビングで新聞を読んでいた。

 あまり見ない光景を不思議に思っていると、母さんの手にしていた新聞がなんだか妙なことに気が付いた。


「それ、なんの新聞?」


 ごく普通の日本の新聞っぽく見えたけれど、近くに寄るとまず文字からして得体がしれなかった。写真も掲載されているけど、なにを写しているのかよくわからないぼやっとした風景ばかりで、違和感ばかりが残る。


「本当に見えるのね」

「人外専用の広報紙かなにか?」

「似たようなものよ」


 詳しい説明はなくて、謎の新聞は折りたたまれて母さんの尻の下に敷かれてしまった。


「今日妙なやつが転校生として入ってきたんだ」


 俺の日常をチェックしているなら、母さんはもう承知しているだろう。

 先に正体を知っておきたい。でも母さんは渋い顔をして、首を振った。


「刺激しないで、玲二。争いの種はまず、生み出さないのが大事なの」

「そう言われても隣の席になったし、姿を見ているとすごく気分が悪くなるんだ」

「それが悪意の力よ。あなたには苦しく感じられるものなんでしょうね」

「あれが平気なやつって、どんな風なの?」

「煩悩、欲望に正直な者はちっとも苦しくないんですって」


 母さんはこれ以上話すつもりはないらしく、視線を窓の外に向けたまま戻してくれない。

 仕方ないので、俺も部屋に戻った。カバンを置いて、制服を脱いで、汗でしっとりとした体を新しいシャツで包んでいく。


 夏休み明けだから、みんなのテンションもいつもとは少しばかり違うんじゃないかな。

 もっと休みたい、もっと遊びたかった。

 些細な欲望が百井の力に浸食されて、育って、あんな妙な気配になったとか……。


 素人の俺には結局、これだっていう結論が出せない。

 母さんとライが与えてくれたヒントから想像する以外には、今はなにも出来ない。


 

 自分の部屋でひとりになって考える。

 百井はなにをしにやって来たのかなって。

 俺にわざわざ絡んできたんだから、偶然なんかじゃないだろうと思う。

 気まぐれに人間の世界に入り込んでみようかなと思ったら、たまたま俺のいるクラスで、席替えしたら隣の席になって、隣になったから学校の案内を頼んで、なんとなく俺のことを気に入ったから、どうしても頼みたいと言った。

 あり得ない。クロみたいに俺を気に入らなくて、わざわざちょっかいを出しに来た可能性の方がはるかに高いはずだ。


 母さんが話してくれないなら、ライに聞いた方がいい。

 でも考えてみたら、連絡する方法がない。


 蔵元さんと友達らしいけど、学校に生徒として入り込んでいるのかな。

 それとも、夏休みの罠を仕掛けるためにそう見せかけただけなのか。


 


 確認のためには直接聞くしかない。

 次の日の朝、園田と一緒に教室に入って、念のために良太郎がやって来てから図書室へ向かった。


「あ、立花君。久しぶりだね、元気だった?」


 夏休み明け早々の図書室にはやっぱり誰の姿もなくて、カウンターの中は本が山積みになっている。でも、蔵元さんは眩いばかりの笑顔で俺に手を振ってくれた。


「アルバイト、面白かったね。ああいう体験が出来るのってなかなかなさそうで、良かったよ」


 曖昧に頷きながら、どう話を合わせたらいいのかさっぱりわからなくなってしまった。

 蔵元さんにとっての「楽しいアルバイト」の記憶の詳細をもうちょっとライに聞いておけば良かった。


「また募集があるといいね」

「はい、あの、ちょっと聞きたいんですけど」


 俺が切り出すと、なぜか蔵元さんは頬をぽっと赤く染めた。

 目が、キラキラっと。園田を思い出させる輝きをぱたぱたさせながら、両手を胸にあてている。


「なあに、立花君」

「来平先輩って、蔵元さんと同じクラスなんですか?」

「来平君? うん、そうだよ」


 返事は肯定だったけれど、蔵元さんの様子はおかしかった。

 残念そうな、寂しげな様子で斜め下、足元に積まれた本の山に目をやって、こちらを見てくれない。


「来平君に用事があるの」


 なんでこんな反応になるんだろう。

 もしかしてこれも、百井がやって来たのとなにか関係があるのか?


「聞きたいことがあって」

「わかった。放課後ここに来るように言っておくね……」


 蔵元さんの声は消え入りそうなほど小さくなって、図書室の床にじっとりと染み込んでいく。

 最後に溜め息まで聞こえてきたけれど、かける言葉がどうしても見つからない。

 仕方がないので、お礼を言って教室へと戻った。



 戻った先、一年三組の教室は悪夢のような不気味な空気に包まれている。

 美人の転校生が来たという噂が広まったんだろう。教室の入り口には大勢の男子生徒が集まって、まず中に入れない。

 入ったら今度は、俺の席の周りに生徒が集まって、女王然と座る百井にご機嫌伺いをしている真っ最中だった。


 おはようございますとか、今日も綺麗ですねとか。そんな台詞を口々に言って、ぽーっと熱を帯びた視線を向けて。


 向けられた百井は満足そうに笑っているけれど、本当に邪悪極まりない顔だと思った。

 とはいえ、そうはっきり感じているのは多分俺だけで。

 

 本当に気分が悪いけれど、みんなの手前、母さんの言った通りにするしかない。

 無難に、ことを荒立てず、争いの種を生み出さないように。


「玲二くん」


 自分の席に戻れず、立ち尽くしていると優しい声が届いた。

 園田の席は廊下側の一番端で、すぐそばに座っている。

 隣の相原は、百井のところに出張中で不在だ。


「本、借りてきたの?」

「いや、今日は借りれなかった」


 百井の力はどこまで及ぶんだろう。

 ライは知っているのかな。


「そうなんだ」


 もともとそういう存在だったけど、今の俺を癒してくれるのは園田だけ。

 濃い紫色に染まった教室の中で、ひとり白い輝きを放っている。


「ここ、いい席だね」

「もう少し寒くなってきたら、多分冷えるよ」


 君が隣にいてくれさえすれば、気温なんて関係ない。

 そう言いたい。言いたいけど、我慢だ。


 この席順も、ひょっとして百井の力が働いてこういう結果になったのかもしれない。

 だとしたら、俺と園田の関係も、相原に困っているのも全部、わかっていることになる。

 じゃあやっぱり、争いは起こさない方がいい。巻き添えにしてしまったら、どれだけ後悔するかわからないんだから。


 それにしてもこんな大がかりな嫌がらせをしてくるなんて、ヒマにもほどがあるだろう。


「玲二くん、どうしたの?」

「ちょっと相原と話してくるよ」


 目的の男は百井の前でなぜか跪いている。

 女王様に仕える騎士のようにうやうやしく、瞳を恋の雫で濡らして、百井を下から見上げている。


「相原、ちょっとごめん」


 なんだ君は、と言われたけれど関係ない。

 呼び止める声がしたように思ったけれど、相原がどいたところに入り込もうとみんな必死で、そのせいでよく聞こえなかった。


「僕は忙しいんだよ」

「申し訳ないんだけど、相原に頼みがあるんだ」

「頼みだと?」


 相原の顔は険しいけれど、席を交換して欲しいと頼むと急に顔を輝かせて、俺の手をぎゅうぎゅう握った。


「日差しに弱いから、窓際はちょっと困るんだ」

「そうか、そういう苦労があるんだね。わかったよ、僕がひと肌ぬごうじゃないか」


 相原は嬉々とした様子で本来の自分の席へ戻って、鞄をひっつかむと愛しの女王様の隣に駆けていく。

 

「どうしたの、相原君」

「席を変わってもらったんだ。窓際だと日焼けしちゃって痛くなるからさ」

「昨日もそうだったの?」

「そうだよ。園田にしか話してないけど、怪我のせいで長い間寝てたから。今までよりも弱くなったみたいで」


 からっぽになった廊下側の席に座ると、園田は隣で嬉しそうに笑った。

 俺の机に入れてあった荷物は、相原がすぐに届けてくれた。



 席を離れた効果なのか、昨日よりも気分の悪化が少ない。

 姿を見なくても、近くにいるだけで悪意の影響を受けるのか、なんとなく胸のあたりが詰まっているような感覚があるけれど。

 園田の存在が中和してくれているのかもしれない。ほんの少しでも視線を右側にズラせば、ぼんやりと可愛い輪郭が目に入る。ただそれだけでほっとした。見つめたくなるのを我慢しなければいけないけど。


 これで少し平和になった、と思った。

 でも、間違いだったみたいだ。


 俺としては、正面きって争う気はありませんと意思表示したつもりだったんだけど。


 百井はなにも言ってこない。

 でも、気が付いてしまった。

 帰りのホームルームが始まる頃、ふと左側に目を向けてしまったせいで。


 恐ろしい形相だった。百井から放出された禍々しいオーラは全部、こっちに向かって流れているように思えた。


 慌てて目を逸らしても、毒を含んだ霧がまとわりついてきて、苦しい。


 俺にはなにも効かないんじゃなかったのか。

 打消しの力の働き方って、どうなっているんだ。


 そうだ、これだけは誰にもわからないんだった。自分で把握しなければいけない課題だ。

 頭痛がして思わず目頭を押さえて、同時にはっと気が付いた。


 打消しの力の確認。俺の力が及ぶ範囲の把握。

 たとえばコツを掴んで、自由に操れるようになったら?

 ひとりでも身を守れるようになれば、最初に提示された条件をクリアできるんじゃないか。


 力の正体がわかれば、俺の身分もはっきりする。

 そうなれば、ひょっとしたら、園田と一緒にいられるようになるのかも、しれない。


 人と、人じゃない者が一緒になること自体は可能なんだから。

 父さんと母さんがなによりの証拠。

 今日、ライと会う約束ができて良かった。

 もう少しヒントをもらって、Watersという店にも顔を出して、協力してくれそうな誰かを見つければ、道は開ける。


 ようやく見つけた光が広がって、毒の霧が晴れていく。

 中から叩かれているような頭の痛みが消えさって、久しぶりに本当に清々しい気分になった。


「園田、今日ちょっとだけ、帰るの待っててもらっていいかな?」

「どうしたの?」

「図書室に用があるんだ」

「そうなんだ。いいよ、待ってるね」


 図書室じゃ話なんて出来ないから、連絡先を聞くか、家へ来てもらう約束をすればいい。それだけなら園田を待たせなくて済むだろう。


「ここで待つ? 他の場所がいいかな」

「うーん、じゃあ……。中庭で待ってようかな。あそこ、自販機とベンチがあるところ」

「わかった」


 良太郎に頼んだ方がいいかな。それはちょっと、大袈裟かな。

 今日はまだ午前で終わりで、あのベンチの辺りには部活動のある連中がたくさん来るから、大丈夫かな。

 人目が多い場所で無茶はしないだろうと思う。

 目立つ行動はしないっていうのが、「彼ら」の基本方針なんだから。

 俺に強制してこようとしているんだから、きっちり守るはずだろう。



 じゃああとで、と園田に告げて図書室へ移動すると、中にはまだ誰もいなかった。

 でもすぐに蔵元さんとライが揃ってやって来て、俺に向けて笑顔を浮かべた。


「立花君、連れてきたよ」

「ありがとうございます」


 二人の体型はまるで正反対で、同じ人類とは思えない、と最初に見た時に思った。

 その考えは大正解で、一方は人類ではない。鳥の面影を残したフォルムになってしまうのかと思うと、ライの姿は少し微笑ましく感じられる。


「来平先輩」

「レイ……、ちゃん。なんだ?」


 俺がライと呼ばなかったことを気にしたものの、蔵元さんがまだ隣にいる。

 それでこんな呼び名になってしまったようだ。


「連絡先の交換をしたくて」

「あー、あれか。機械の。それは俺には無理で、他のやつに頼むから時間がかかるけど」

「出来ますか?」

「レイちゃんの電話を借りなきゃならないから、すぐには出来ないがいいか?」


 それは困る。

 通信機器の類は持っていないのかな。確かに、小鳥の姿になった時には持ちきれないだろうけど。でもそういえば、薬はどこから出したのやら。

 鳥の常識はまだ未知の世界のもので、俺には想像がつかない。


「じゃあ、話があるので来」


 途中でバン、と顔を叩かれてしまった。

 いや、多分叩こうとしたんじゃなくて、俺の発言を止めたかったんだろう。

 結果的には張り手の不意打ちをくらって、俺はよろよろと後ろに二歩下がってしまっている。


「りゅうちゃんに聞こえないように」


 助けるふりをしながら、ライはこう囁いた。

 聞かれたらいけない理由があるのかな。あるんだろう。

 確かに蔵元さんの様子は少しおかしい。朝もなんだか変だったけど、今もひどく哀しそうな顔でこっちを見ているし。


「今夜来てほしいんだ」

「わかった。行く。少し遅くなるけどいいか」


 立ち上がりながらひっそりと会話を交わして、目的は完了。


「ねえ来平君、どうして立花君の顔を叩いたりしたの?」


 完了したのに、別の問題が発生している。

 確かにおそろしく不自然な流れだ。

 会話を途中で終了させて、一方がもう一人を叩いて立ち上がって、帰ろうとしたらおかしいと思って当然だろう。


「それは、その、レイ……ちゃんが」

「虫が止まってたのを叩いてくれたんです。蚊かな?」


 ライはやっぱり、話すのが苦手なようだ。

 しどろもどろで怪しい。

 蔵元さんの視線も、疑念に満ちている。


「それでもあんな風に叩くなんて良くないよ。立花君、怪我してない?」

「大丈夫ですよ。音が大きくて、驚いただけです」

「本当に? それならいいけど」


 蔵元さんはライをぎろりと睨んで、連絡先の交換をどうするかちゃんと決めなきゃだめだと詰め寄っている。

 ちょうどいい言い訳を考えるのは俺の役目で、ライを適度に黙らせる作業も加わって、蔵元さんを納得させるのに思ったよりも時間がかかってしまった。

 

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