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狼少年の憂鬱  作者: 澤群キョウ
ミュージック・アワー
10/85

ハートのスプラッシュ / いつき

「いつきちゃん、いらっしゃい」


 何度目かわからない、つきはまシーサイドアクアリウム。

 入場口は親子連れやカップルで賑わっていて、立ち話なんかしている暇はないと思うんだけど。

「彼氏連れてきたの?」


 距離感はもう親戚のおばちゃんレベルの、お馴染みすぎる山川さんはわざわざこう耳打ちしてきた。


「違うよ、友達なの」

「もう、照れなくていいのに。初めてじゃないの、男の子を連れて来るなんて」

「後ろのお客さんに迷惑だから、もう行くね」


 

 きょとんとした顔の玲二くんを促して、中へ入った。

 まずはこの辺りの海に生息している魚が、大きな水槽に展示されているコーナーで、子供の写真を撮っている人が大勢いる。

 水族館の中は薄暗くて、涼しい。夏には絶好のデートスポットだと思う。

 うちの冷蔵庫に張り付けてあった招待券をもらって誘ったのはいいけど、でもちょっと、失敗だったかもしれない。館内にいるスタッフの顔見知り率が高すぎて、特に中高年がいちいち彼氏が出来たのか、デートなのかと確認してくるから。


「ごめんね、玲二くん」

「いや、いいんだ。大丈夫」


 セットになって冷やかされて嫌な気分になっていないか、それが心配でたまらない。

 せっかく一緒に来たのに。これじゃ、正月の親戚の集まりみたい。

 

 不安だったけれど、時々見上げる玲二くんの顔はとても穏やかだった。

 学校にいる間にたまにみせていた哀しげな様子は全然なくて。今日はずっと微笑んでいるような優しい表情を浮かべていて、いつもよりも三十割増しくらいに素敵に見える。


 あちこち見て回っているうちに、質問の雨もおさまっていた。

 アマゾン川のコーナーで大きさに驚いたり、華やかな南国の熱帯魚の群れにうっとりしたり。小さな海老も、足の長い蟹も、意外と巨大な海亀も、みんなみんな見慣れていたけれど、好きな人と一緒なら、なにもかもが愛らしく感じられるらしい。


 浮かれながら順路通りに進んだ先には、一際暗い部屋が待っている。


「面白いな、深海の生き物って」


 館内で一番キンキンに冷えた空間で、玲二くんはじっと暗い水槽を覗いていた。


「すごい形だよね」

「同じもので出来ているのに、どうしてこんなに違うんだろう」


 目の前にいる巨大なダンゴムシはちっとも動かない。光の届かない暗い水の中で暮らす色の無い生き物は、全然ロマンチックじゃない。


 だけどなぜか、玲二くんの瞳は寂しそうに見えた。

 さっきまで湛えていた微笑みを消して、じっと、冷気を放つ水槽の奥を見つめている。


「どうしたの?」

「……なんでもないよ」


 優しい声が不安を打ち消していく。


 玲二くんは変わった。私を見つめてくれるようになった。

 あの日はトラブルがあったから、同情してくれたかなと思っていたけど。

 でも今日は、違うと確信できる。

 可愛いって言ってくれた。似合うよって、褒めてくれた。


 深海魚の展示室を出て、その先へ。イルカショーをやる大きなプールへ続く通路から差し込む光が、とても眩しい。


 ショー用のプールは屋外にあって、通路はとても暑かったけれど、潮風が吹いてきて心地好かった。

 二階の通路からは、海岸が見える。海水浴客が砂浜を埋め尽くして、海の家はどこも繁盛しているみたいだった。海には点々と人の頭や浮き輪がぷかぷかと漂っていて、夏の強さを感じさせられる。

 誰も彼も、楽しそうで。

 恋人の肩に身を預けている浜辺の女の子が、うらやましくてたまらない。

 


 聞きたい。私のこと、どう思っているのか。

 好きだって言ってくれそうな気がしてるんだけど。


「なにか飲もうか」


 この提案に頷きながら、考える。

 プールの手前にある売店に辿り着く前に、聞きたい。

 少し怖いけど、それでも、知りたい。


「立花さん、ここまで、園田いつきの印象は、どうですか?」


 右手をグーにして、わざとらしくおどけた感じで、声が震えそうになるのを隠して。


「ともだち以上には、なれそうですか……?」


 心の中で怯えている勇気を必死になって集めて、問いかける。

 体の奥からこみあげてきて、瞳の表面を濡らしていく。

 泣いたりしたら、絶対だめだ。こらえて、こらえて、なんとかこらえて。


 玲二くんの表情が曇る。

 あきらかに困惑したように見えたけど、私がうっかり絶望してしまう前に答えは聞こえた。


「うん」


 ほっとしたのに、やっぱり涙がこぼれそう。

 嬉しくて泣いてしまいそうだけど、こんな場面で涙なんて、間違いなく、絶対困らせちゃう。


「ソフトクリーム食べよう、玲二くん」


 ぎこちない笑顔をなるべく見せないように、振り返る。

 売店までの何十メートルかで心を整えようと思っていたのに、行けなかった。


 玲二くんが、私の手を、握っている。


「園田」


 ゆっくり振り返ると、玲二くんの瞳も揺れていた。

 何人もの人が私たちのそばを通り抜けていく。

 

 早く席を取らなきゃとか、ここで立ち止まっていたら邪魔かなとか、そんな思いもあったけど。でも、動けない。玲二くんがなにか言おうとしているから。


「俺」


 心の中に溜まっていた黒が、塗り替えられていく。

 ゆっくりと、底の方から、暖かいオレンジ色に。

 いつか全部ピンクに染まるかもしれない、希望の色に変わっていく。


 私が今、心から望んでいるもの。玲二くんの言葉。私を、私が、私と――。





 とうとう来たかって、思っていたのに。

 欲張りすぎたのかな、私は。

 玲二くんが口を開いたと思った瞬間、私にぶつけられたのは愛の言葉じゃなくて、水のかたまりだった。


 立っていた通路のすぐ下にあったイルカの待機用プールで、つきはまシーサイドアクアリウムの一番人気の芸達者である「ラッキー」が、思いっきり大きなジャンプをしたとかで、今は水族館の応接室でぐったりしている。

 二人ともびしょ濡れになってしまった。他に巻き込まれたお客さんがいなかったのは、水族館的には良かったと思う。私は身内だし、玲二くんもいちいち激しくクレームをつけるようなタイプじゃない。


 生臭い水をシャワーで流して、着替えに洋服とサンダルを借りて、あんまり嬉しくないペアルックになっている。私はいいけど、玲二くんは嫌だろうな。古めかしいファンシーなロゴの水族館Tシャツは、素敵な玲二くんに全然似合っていない。


「本当にごめんなさい、あんなところでまさかジャンプするなんて」


 調教師のお兄さんはずっと謝り続けている。


「仕方ないですよ、イルカのしたことだし」

「本当にごめんね。服はもうすぐ乾くから」


 私があげた悲鳴ですぐに何人も飛んできてくれて、シャワーなんかも使わせてくれたんだけど。玲二くんも苦笑いするくらいで怒ってはいないみたいだけど。

 それは良かったけど、でも、あの時のあのムードが! 台無し!


 何回目かのため息をついたところで、館長の飛男(とびお)叔父さんが姿を現して、まず玲二くんにお詫びをし始めた。


「すみません、うちのラッキーが」


 姪の私からしても、叔父さんはかなりの強面だと思う。優しい人なんだけど、顔面の迫力は相当なものがあるから、謝っているのになんだか脅迫しているみたい。


「いつきの……」

「友達。立花君っていうの」

「友達。友達? とにかく、すまなかったね。服はすぐに乾くんだけど、靴がどうにもね。用意させるから、サイズを教えてもらえないかな」

「そんな、いいですよ。このサンダルで大丈夫です。いくらですか?」


 いいわけないよー。クジラのマーク入りのサンダルじゃ、玲二くんのかっこよさが五パーセントくらい減っちゃう。


「それでいいなら、進呈するよ。代金なんてとんでもない」

 今着ているTシャツと短パンもどうぞ、と叔父さんは言って、玲二くんは困ったような顔で笑っている。

 ううん、イケてないけど、でも、ちょっと可愛い気もしてきた。

「今日はせっかく来てくれたのに、邪魔しちゃって本当に申し訳ない。お詫びに色々用意したから、持って行って」


 大きな紙袋の中には、ペンギンクッキーやくらげ型のチョコレートなんかが詰め込まれている。

 甘いものはあまり食べないって言ってたのに、玲二くんはそれをちゃんと受け取ってくれた。


 良識的で、優しい。

 玲二くんはやっぱり素敵。

 


 乾燥機をフル稼働させてもらったおかげで服はすぐに乾いて、玲二くんは着替えのために出て行ってしまった。

 応接室には、叔父さんと私だけ。


「いつき、ごめんな、デートを邪魔しちゃって」

「ホントだよ……」

「ラッキー史上最大のジャンプだったみたいだ。あんな高いところまで水が飛ぶなんて、まったく想定外だった」

「良かったね」


 私がぶっきらぼうに答えると、叔父さんはなんだかやけに楽しそうに笑って、茶色い封筒を差し出してきた。


「なあに?」

「邪魔しちゃったお詫びだ」


 中身を確認すると、ここから近いところにあるウォーターアイランドの招待券が二枚入っていた。大きなプールのある遊園地で、夏は学生がわんさかやってくる人気のプレイスポット、のはず。



 


 玲二くんが戻ってきたところで、今日のデートはおしまいになってしまった。

 水族館には洗濯機も乾燥機もあるけれど、おしゃれ着洗いには対応していない。せっかく新しく買った、玲二くんが可愛いと褒めてくれたワンピースをしわくちゃの状態で着たくなかったから、私はダサい水族館グッズに身を包んだまま。

 玲二くんも完全に元通りではなくて、足元だけはクジラのサンダルを履いている。


「ごめんね、玲二くん」

「園田のせいじゃないだろ」

「でも」

「あんな体験ってなかなかできないだろうから。だからいいよ。いい思い出になる」


 優しい言葉に、きゅんとときめいてしまう。

 そっか、思い出。確かに今日のはインパクトがあって、なかなか忘れないだろうと思う。

 期待していいのかな。

 これから一緒にたくさん過ごして、何ページも何ページも重ねていけるって考えちゃうよ、玲二くん。


「電話とかお財布とか、大丈夫だった?」

「うん。少し濡れたけど、問題ないよ」


 ウォーターアイランド、一緒に行ってくれるかな。

 遊園地なんて、行くタイプなのかな。

 プールもあるんだけど、どうかな。

 水着なんて恥ずかしいと思っていたけど。でも今日砂浜にものすごくたくさん人がいて、そんなにたいしたことでもない気がしてきたんだよね。


「玲二くん、また……」


 肝心の部分が出て来ない。

 さっきは、好きだって言ってくれそうな気がしていたけど。

 でも時間が経ったせいか、水をかけられたせいなのか、自信がすっかりなくなっている。


「いいよ。一緒に出掛けよう」


 バスの後ろ側の二人掛けの席。並んで座っているから、玲二くんの声が近い。

 柔らかな薄茶色の髪も、瞳も、高くてすっと通った鼻も、白い歯も、全部が近くて、口から吐き出される息だけで心がぐらんぐらん。


 でもこの揺れる感覚は、すごく幸せ。





 予定よりも早く、しかもひどい格好で帰ってきてしまった。

 お母さんには散々可哀想がられて、お兄ちゃんには笑われて。

 濡れた服をお母さんに託して着替えていると、電話が鳴った。



 すぐに友香の家に向かうと、なぜか千早と実乃梨も揃って正座をしている。

「今日、デートしてきたんでしょ」

 報告よろ、と実乃梨は笑う。

 どこから情報が漏れているんだろう。怖いな、ちょっと。


「その前に、帰りがちょっと早すぎるんじゃないですかね」

「だよねえ。朝帰りしても良かったんだよ、いつき」


 悪い顔で笑う千早に、水族館のおみやげいっぱいの袋を突きつける。

「邪魔が入っちゃって」

「なによ、邪魔って」


 一緒に出掛けたものの、しかもいい雰囲気になったのに、イルカに邪魔をされたと話すと、三人はまずケラケラと笑った。

「そういう冗談はいいよ、いつき」

「冗談じゃないよ。せっかく新しいワンピースで行ったのに、ぐしゃぐしゃになっちゃったんだから」

「え、本当なの?」


 笑い声はぴたっとやんで、今度は揃って悲しげに俯かれてしまう。


「ありえないよ、いつき。初めてのデートを魚類に邪魔されるなんて」

「イルカは哺乳類だよ」

 実乃梨に冷静に突っ込まれて、千早は恥ずかしそうに顔をしかめている。

「じゃあ全然いいムードにはならなかったの?」

「そんなことないと思う。玲二くん、今日はすごく褒めてくれたし」

「なにを?」

「かわいいよって」


 長い付き合いとはいえ、こんなにも反応を一緒にできるものなのかな。

 三人は同じタイミングで天を仰いで、はあーっと大きなため息を吐き出している。


「言われた瞬間に胸に飛び込めば良かったのに」

「水族館なんかやめて、二人きりになれる空間に飛び込めば良かったのに」

「そうしたら朝帰りしてただろうに……」

「そういう台詞、事前に打ち合わせして決めてるの?」


 千早たちはまた声を合わせて、そんなわけないじゃん、と答えた。

 あんまりにもピッタリ過ぎて、思わず笑ってしまう。

 でも、愉快な気分になった私を、親友たちは許してくれなかった。


「かわいいよって褒めてくれて、ちょっとくらいはいい雰囲気だったんでしょう?」

「じゃあ次だ。次。どこ行く、いつき」


 よくもまあ、こんなに他人の恋愛事情に首を突っ込んでくるものだなあ。


「実は叔父さんから、ウォーターアイランドのチケットもらったんだ」

「んん? あそこの園長もいつきの叔父さんだった?」

「違うよ。水族館の叔父さんが、今日のお詫びにってくれたの」

「わあ、じゃあもう叔父さん公認なのだね!」


 当事者である私を差し置いて、三人はハイタッチをかわしている。


「よし、じゃあ当初の予定通り。水着でファイナルアタック!」

「はい、最終兵器出ましたー!」

「ビキニだよ、いつき。これはもう千パーセントで成功が確約されたからね!」


 イエーイ、だって。

 玲二くんはまた出かけようって言ってくれたけど、でも、プールっていうのは。


「あんまり玲二くんに向いてないと思うんだけど」

「また出かけようって言ってくれたとか、そういう報告を最初にしなよ」

「そうだよ、ほうれんそう徹底してよね」


 知らないよ、そんなの。ほうれんそうってなんなの。


「いつき、大丈夫だよプールで。プール行くから水着持って来てね! ってメール送りつけちゃえばいいんだよ」


 三人は順番に私に畳みかけてくる。

 まず千早、友香、最後が実乃梨。すごいコンビネーションで、将来は三人でなにかやればいいんじゃないかな。


「確かにインドア臭がすごいけどさ、立花君だって健康な男子高校生なんだから。いつきが水着持ってこいって言ったら、速攻で引っ掛かるって。いつきの水着姿想像してウキウキやってくるから、さっさと今すぐメールしな」


 千早の言いぐさが酷すぎて、私はちょっぴり引いている。


「もう。やめてよ、そういうこと言うの」

「でもさあ、いつき。そういうことだよ、付き合うっていうのは。相手のどんな姿だって見たいもんでしょ。好きな仕草もいいけど、時には意外な、レアな姿だって見たくない?」


 友香の意見は、私の心をぐらりと揺らす。


「確かに、まあ、そうかもしれないけど」

「野生の立花が現れるよ! そうしたら、野生のいつきで戦わなきゃいけないよ。そうなれば間違いなく、ビキニアーマーだよ!」


 実乃梨の言葉はちょっと、意味がわからない。


「ビキニはちょっと」

「もー、いいんだよなんでも、水着なら。ひらひらつきだろうがパレオだろうがなんでもいいから。スク水はちょっとエロ過ぎるから除外して」

「エロくなんかないでしょ」

「あんなにいっぱい客の来る場所でスク水じゃ、やばいって」

「いや、いかないよ、もちろん」


 あんなところでスクール水着じゃ、間違いなく浮いてしまう。

 小学校低学年の子くらいならアリかもしれないけど。


「私、ちょうどいい水着がないよ」

「しょーがないなあ。明日バイトあるの?」

「うん」

「じゃあ六時くらいに待ち合わせしよう。月浜で大水着バーゲンやってるから。一緒に行って選ぼう」


 一人で大丈夫って言ったんだけど、駄目だって。無難で地味なのを選びそうだからって。なんでもいいって言ったくせに、三人とも今日のノリはちょっと異常じゃない?


「なんてね。花火大会行こうって話があったでしょ。水着と一緒に浴衣の大バーゲンもやってるんだって。だから、みんなで選ぼうよ」

「なんだ、びっくりした」

「四人で行くって言ったら、葉山君ちゃんと男の子も四人集めてくれるってさ」

 

 友香がにやりと笑うと、千早と実乃梨も嬉しそうに目を輝かせた。

 いつの間にそんな連絡を取り合っていたんだろう。

 ああでも、私より友香の方が確かに適任かも。私は玲二くんのことばっかりで、ぼやっとしてるもん。


「もちろん、水着も買うよ。とにかく連絡して、次の約束取り付けなよね、いつき」



 この日の夕ご飯は、友香のママ特製のトマトソースのパスタだった。

 すっかり満腹になって、お礼を言って、夜道をぶらぶら歩いて帰って。


 自分の部屋で、電話と向かい合う。

 散々迷って、九時を過ぎたところでもう、頭がこんがりすぎてわけがわからなくなって、結局千早の言った通りの文面でメールを送ってしまった。


 さすがに、水着持ってこいなんて書いてはいないけど。

 今までで一番勢いのいい文章で送りつけてしまった。


 返信、来るかな。


 ベッドに転がって、目を閉じれば今日の風景が次々と浮かんでくる。

 玲二くん。玲二くん。それから更に、玲二くん。

 待ち合わせ、バスの中、通路でのドキドキ。


 最後に浮かんだ玲二くんはちょっと頂けないダサT姿で、私はひとり、うふうふと笑った。

 

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