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12 Gates City  作者: 澤群キョウ
01_Golden Shadow 〈無慈悲な黄金〉
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08 慈悲と酷薄

 食堂に来たものの、ベリオはすぐに後悔した。

 確かに胃の中は空っぽだ。だが、食欲はない。空腹のような気はするが、すぐに何か、特に肉類は口に入れられそうになかった。


 仕方なく水と果物だけを頼んで、ベリオは街の北西にある食堂の隅に腰かけ、口の中の不愉快な臭いを消していく作業に没頭していった。


 ニーロが何をしようとしているのかよくわからない。彼は迷宮の「仕組み」や「仕掛け」、特に罠に大きな興味を抱いているらしいが、それが何故先程の哀愁に繋がるのかは想像がつかなかった。


「考えても無駄か」


 ベリオはそう思う。ニーロは普通ではない。生まれてすぐに両親を失った、捨てられたなんて話はよく聞くが、魔術師に拾われ育てられる運命を辿る者などそうそういないだろう。


 食堂から見える光景はにぎやかだ。大勢の探索者たちが武器や防具など、探索に必要な物を求めて行き交っている。太陽は一番高い位置に登って、昼飯の時間を人々に告げていた。家屋の修繕をしている職人や、西側に家を建てている大工、一仕事終えた行商人たち、ほんの少しだけ「橙」の迷宮へ入ってもう戻って来た新米探索者達。皆、ぞろぞろと酒場や食堂へ入って行く。


 ゆっくりと席が埋まって、周囲はがやがやと騒がしくなっていった。


「ここ、いいですか?」

 ベリオの前に立ったのは、ひょろりと背の高い男だ。魔術の心得があるのか、鮮やかな青のローブを身にまとい、大きな赤い石のついた杖を持っている。

「いいぜ」


 気の弱そうな魔術師風の男は、礼を述べるとベリオの向かいに座った。ローブの色と合わせているのか、顔色は蒼白い。


「僕はこの店は初めてなんですが、おすすめはありますか?」

「悪いが俺も初めてなんだ」

「すみません……」

 おどおどとした様子で謝ると、男は手を挙げて給仕の少女を呼び、同じ質問をして食事を頼んだ。


 賑やかな昼食時の店内で、ベリオと目の前の男の周囲だけが沈黙に包まれている。


「あんた、魔術師なのか?」

 まだもう少しだけ休んでいきたいベリオは、気の弱そうな男へこう質問をした。

「いえ、あの、魔術も少しは使えるんですが、鍛冶の神に仕える神官です」

「そうなのか。そんな恰好をしているから魔術師にしか見えなかった」

「はい、ええ、すみません。僕はデルフィといいます。魔術は便利ですから、色々と覚えろと仲間に言われまして……。この杖もローブも、魔術の力を高めるらしいんです」

「俺はベリオだ。いや、俺の仲間の魔術師は杖なんか持ってないからさ。そんな便利なものがあるんだな。今度教えておくよ」

 尤も、勧めたところでニーロは使わないだろうとベリオは思う。


 そんな冷たい思いに気付く訳もなく、デルフィは力のない声で笑うと、突然咳込み始めた。

「おいおい、大丈夫か」

 むせながら途切れ途切れに「大丈夫です」と答え、デルフィはようやく咳を止めると水を一杯飲みほした。

「すみません。僕は人と話すのが苦手でして……。こんな事では駄目だと思うんですけど、なかなか、慣れないんですよね」

「神官なんだろう? 人と話すのが苦手な神官だなんて、初めて聞いたな」

「すみません」


 傷の癒し手として探索者になる神官は多いが、その前には必ず神殿で修行を積む。その時に、慈善だの奉仕だのといった活動に駆り出されるようになっている。街の人々の悩みを聞いたり、困っている人を助けに出かけ、温かいスープを街角で配ったりもする。

 人と向き合うことが神官の第一歩だというイメージがあったので、デルフィの話は意外だとベリオは思った。


「よく怒られるんです。仲間というか、一緒に探索してる幼馴染にもよく怒られます。お前の声は聞き取りにくいとか、陰気だとか」

「手厳しいんだな」

 そういえば、あの二人はどうなっただろう。そんな思いがベリオの心を通り過ぎていく。

 運の悪い、だが、最高に幸運だった「黄」の迷宮で出会った新米たち。十七歳にしてはチビでぺたんこだった少女も、確か神官だったはずだ。


 ニーロは何故「帰還の術符」を譲ったのだろう。どうやら腰のポーチに何枚も持っているようだが、それでも、気前よく放出していいものではない。大体何枚も持っているなら、自分に少しくらい譲るべきなのではないかとベリオは思う。散々ニーロに付き合って、危険な場所へ足を踏み入れているというのに。

「そういや、今日の報酬、もらってないな……」

 場所は恐るべき「黄」の迷宮。危険のない箇所だったとはいえ、礼があってしかるべきなのではないだろうか。


 口をへの字にして表情をゆがめるベリオに、デルフィはびくびくした様子でこう問いかけた。

「あの、すみません。合い席は迷惑だったでしょうか?」

「あ? いやいや、違うんだ。俺の相棒が勝手な奴でさ」


 いかにも気の弱そうなデルフィにとって、苛立たしげな表情は「脅し」になるようだ。ベリオは笑顔を作って、こう続ける。


「今日は朝から色々と、嫌な気分になったわけよ。お蔭で食欲もわかなくて」

「もしかして、その果物しか頼んでないんですか?」

「そうなんだよ。しばらく肉は食べられそうにない」

「はあ……。それは大変だ」


 話しているうちに給仕の少女がやってきて、デルフィの前に皿を置いた。その中には「迷宮牡鹿(オーディルー)のシチュー」がなみなみと入って、いい香りを漂わせている。


「あ、すみませんすみません」

「いいよ、俺のことは気にしなくていい」

「そうですか?」

「本当に気が弱いんだな! よく探索者をやってられるもんだ」

 呆れて笑うベリオに、デルフィも情けない顔で笑っている。

「そう思いますよね。はは、……よく言われます」


 迷宮牡鹿(オーディルー)は「藍」と「白」の迷宮に出る魔法生物で、肉は美味いし角は薬になる。強さもそこそこで、剥ぎ取りの技術を身につけたら是非挑みたい代表的な「(モンスター)」だ。

 シチューはよく煮込まれていて、スプーンを入れただけで鹿肉がほろほろと崩れていく。


「さっきも言った幼馴染に、ええと、ジマシュという男なんですが。強引に連れてこられたんです。幼い頃からもうかれこれ二十年近い付き合いなんですけど、昔っから彼にはどうしても逆らえなくて、それでこんな迷宮都市なんかにやって来て、探索者をやらされています」

「ほお……」

 

 何処かで聞いた名が出てきて、ベリオは小さく呟いた。

 デルフィはスプーンでシチューをかき混ぜながら「親友」の話を続けていく。


「強引だし負けず嫌いなものだから、なかなか人とうまくやっていけないんですよね。でもほら、べったり五人組にならなくったって、その時に目的の合う人たちがいれば探索はできますから。僕たちにはそういうやり方が合ってると思いますし。割とそんなタイプの人も多いですよね」

「ああ、そうだな。俺もそうだよ。はっきりといつも一緒に行くと決めてる奴は一人だけだ。そいつは魔術師だし、罠の解除なんかもできるからそんなに苦労はない」

「いいですね、魔術の専門家がいるなんて。数が少ないから魔術師とスカウトは奪い合いみたいになっていて、大変です。良かったらベリオさん、紹介してくれませんか?」

 鍛冶の神官の明るい声に、ベリオは思わず眉間に皺を寄せた。


「あー……」


 たったこれだけの返事に、デルフィはこの世の終わりのような絶望的な表情を浮かべ、手に持っていたスプーンを取り落としてしまった。


「すみません……! 図々しいですよね!」

「いやいや、違うんだ。ちょっと気難しいんだよ、俺の相棒は。人の話なんか聞かないし、よっぽど恩のある人間じゃなきゃつきあったりはしないんだ。今日だってそいつの都合でさっきまで『黄』の迷宮に行っていたんだぜ」

「『黄』の迷宮へ? そうですか。そう……。いや、ベリオさんも大変ですね」

 そうかもな、とベリオが笑うと、デルフィはようやく安心したのか、はあっと息を吐き出した。

「俺は街の南側に住んでる。トゥメレン通りの西の端にある、黒い壁の家だ。俺のじゃなくて、相棒の家なんだがね。黒い壁の家は他にないからすぐにわかるだろう。気が向いたら訪ねてきてくれ」


 その後も他愛のない話を続け、デルフィは食事を終えるとすぐに食堂を去って行った。

 それに続くようにして、ベリオも店を出る。

 酒場の連なる通りの奥、街の北西にある娼館街へ向かいながら、デルフィの話を反芻していく。


 確かに、ジマシュと言った。フェリクスとアデルミラを「騙した」探索者と同じ名前。

 ただ同じ名前なだけかもしれないと思いつつも、ベリオはデルフィとジマシュ、二人の名を心に刻んだ。




 用を済ませて家へ戻ると、一階には既にニーロの姿があった。


「夜戻るって言ってなかったか?」

「言いました」


 そっけない返答に、ベリオはふっと笑う。確かに「夜戻って来なければならない」訳ではない。ましてやここはニーロの家だ。

 買って帰った果実を手近なテーブルに置いて、ベリオは心の広い家主の隣へと進んだ。


「何をしているんだ?」

「『帰還の術符』を作っているのです」

「『術符』を? 作れるのか?」


 鼻に皺を寄せる居候に対して、ニーロは涼しげな表情で答えた。


「人が作った物なのですから、できるでしょう。できない理由がありません」

「人が作った物だって、どうしてわかる?」

「小うるさい説教がいちいち書いてあるじゃないですか」

「確かに」


 「帰還の術符」には必ず文字が書かれている。それを読めば効果が現れ、探索者達は地上へ戻る事ができる。術符に書かれているメッセージは一つ一つ違っており、確かに教訓だとか、説教めいたものも多かった。


「紙の中に『脱出』の魔術のようなものを込めているのはわかるのですが、人数や重量の制限をどのようにしているのか……。よくわかりません」


 白い紙に向かってぶつぶつと呟くニーロの姿に、ベリオは思わず小さく笑いを漏らした。

 普段は知らぬことなどない、何があっても動揺しない、まるで人間らしからぬ態度で迷宮を闊歩しているのに。その正体はやはり「まだ十六年しか生きていない一人の青年」だ。そう考えた自分がおかしくて、ベリオはますます笑った。


「普通の紙でいいのか? 『帰還の術符』は青いじゃないか」

「あれは一目でわかるように色をつけているだけだと思います。青地に金の文字はいかにも特別な物に見えるでしょう。ただの紙にインクで書いただけのような物ならば、ただの小言と勘違いして捨てる探索者もいるかもしれません」

「そんな親切心みたいなものが、あそこにあるとお前は思うのか?」


 迷宮は無慈悲なものだ、とベリオは呟く。


「あるじゃないですか。初心者向けから、攻略は不可能と思わせる程の難易度を取り揃え、魔法生物からは食料や薬、加工品の材料まで取れる。汚れた個所は清掃までしてくれるんですよ」


 迷宮にはあらゆる物を探索者へ与えます、とニーロは答える。


「清掃か」


 ベリオが気が付いた時には、凄惨極まりない光景は何処へやら、美しい「黄」の迷宮は元通り「あるべき姿」を取り戻していた。残っているのは自分が吐いた汚物だけで、そこから漂う不愉快な臭いはベリオを何故か恥ずかしい気分にさせていった。


「あれは……、親切じゃないだろ。次に来たやつがまたちゃんと『引っかかる』ようにしているんじゃないのか」


 腐乱した肉や骨がごろごろと残り、糞尿が撒き散らされたままだったら、大勢が迷宮へ足を踏み入れるだろうか?


 大勢を迎え入れ、牙を持って歓迎する。

 迷宮を作った魔術師たちはきっと意地の悪い顔をしているに違いない。そう思うベリオの隣で、ニーロはこう言って笑った。


「だからいいんじゃないですか」




 魔術師には変わり者が多い。世間はそう思っているし、ベリオもそう思う。

 魔術を身につけるにはまず大変な修行が必要だし、それに耐えられる時点で既に変人なのだと、剣を持った男たちは酒を飲みながら話す。

 それは単なる偏見に過ぎないのだが、そう言われても仕方ないだろうとベリオは思っていた。研究に没頭するニーロを置いて一人で二階へ上がり、買い置きの酒を小さなグラスでちびちびと飲みながらため息をつく。


 不愉快な一日だった。まさか「黄」の迷宮に二日続けて足を踏み入れるなんて。

 いや、昨日はまだいい。結構な額の報酬ももらっている。

 

 そこまで考えて、はたと気が付くとベリオは立ち上がり、階下に向かって叫んだ。


「おい、ニーロ! 今日の俺の仕事の分、まだ何ももらってないぞ!」

「奥に金貨がありますから、好きなだけどうぞ」


 二階には二つの部屋があり、一つはベリオが今いる寝室。もう一つはほとんど物置で、そこには使い道がいつまで経っても決まらない現金が袋に詰められて転がっている。


 やれやれと肩をすくめ、ベリオはベッドの端に腰かけ、再びグラスを傾けていった。


 イライラとした気分だった。


 それは「何故」なのか?



 「黄」の迷宮が危険なところだからか。あまりにも惨い光景を見せられる羽目になったからだろうか。


 神経が昂り、逆立っているような感覚があった。

 デルフィと話してほんの少し収まったような気がしていたが、結局心の中にはくすぶりが残っている。娼館へ行って馴染の女と過ごしてきても、気分はすっきりと晴れなかった。




 目が覚めても、心の中にはまだ不快なしこりが残っている。


 重たい頭を振りながら立ち上がり、ベリオが階下へ降りるとニーロの姿はなかった。まだ朝早い時間なのに、何処へ行ったというのか。

 家の中にたった一つしかないベッドはベリオが使っている。それを二階に置いたのはニーロだろうに、彼には使う気がないようだったからだ。ニーロは必ず、家の何処か、部屋の角や散乱した荷物の山の隣で、毛布をぐるぐると巻いて小さくなって眠る。そうしないと眠れないのかどうか、事情は定かではないが、ベッドはベリオが有効に活用していた。


「さて、今日はどうする?」


 普段なら適当に食事を済ませ、ぶらぶらと街を歩いて過ごすところだ。だが、今日はなにも考えずにいたかった。適当に仕事を受けて、程よい緊張感のある迷宮を進んで無難にこなし、やれやれ、今日も無事に帰ってきた、と思いたかった。


 ちょうどいい仲間は、カッカーの屋敷で見つけることができる。食堂や酒場には、仲間の紹介をしてくれるところもある。


 できれば、一日で戻って来られるくらいの探索がいい。


 「橙」は右も左もわからない初心者で溢れているから、行きたくない。

 「緑」だったら十層辺りまで進めるだろうが、少し歯ごたえがない。

 「藍」に行くには、仲間の構成に工夫が必要だ。なにせ、罠が多い。

 「白」は論外だ。あそこは狭くて、とにかく道のりが長い。道はどこまでも真っ白で、歩いていると頭がおかしくなりそうになる。

 「赤」はなかなかちょうどいい。出現する魔法生物が強くて、初心者は連れて行けないが。


 ぶらぶらと歩きながら、ベリオは笑う。


「俺も贅沢になったもんだ」


 ラディケンヴィルスに来たばかりの頃、街を歩くだけでもおっかなびっくりだった。剣と鎧をがしゃがしゃと鳴らしながら歩く「探索者」たちに道を譲り、食堂や酒場で彼らの話に聞き耳を立て、なんとか四人の仲間を集めて、探索者の真似ごとをし始めて――。


 せっかく出会った四人は、「藍」の迷宮に置いて来てしまった。

 彼らがどうなったのか。一人は街でばったり出会って冷たい視線を向けられたが、他の三人についてはわからない。


 あの時の自分の選択を、ベリオは後悔していない。

 あの時突然吹いてきた風に、ついて行くのだと囁かれた。そうして正解だった。ニーロの瞳は遠い遠い「別の世界」を見ていて、ベリオも時折、ほんの少しだけそれを見せてもらっている。


 まだまだ、見続けていたい。

 何もない暮らしから抜け出て辿り着いた街、出会った「迷宮の申し子」。

 彼が見せてくれる、陰惨で、窮屈で、息苦しい、輝ける世界を歩いて行きたい。




「ベリオ」


 どこか遠くを見ているような、ぼうっとした表情で歩く「相棒」に声をかけると、ベリオは驚いた顔で振り返った。


「ニーロ!」


 トゥメレン通りとシルサージ通りの境目の道の上。ベリオと出会うとは意外だ、とニーロは思った。まだ時間は早く、通りかかる者はほとんどいない。早朝の街を歩くのはニーロの数少ない趣味の一つだが、知らなかっただけでベリオも同じなのかもしれなかった。


「今日は『藍』に行きます」

「……おう!」


 嬉しそうに答えるベリオを訝しく思いつつ、ニーロは相棒と並んで歩き始めた。通りの端にある、夜の闇が切り取られてぽつんと置かれているような、若い魔術師の住処へ。


 迷宮へ向かうならば、準備をしなければならない。


「『藍』に行って何をするんだ? こんなに朝早く、お前に頼みごとをする奴がいたのか?」

「いいえ。今回の目的は『帰還の術符』です。あれを一枚でも多く見つけて持ち帰ります」

「『藍』で探すなんて、面倒じゃないか?」

「『藍』は『帰還の術符』が他に比べて出易いようです。五層から下なら、他の探索者との奪い合いにはならないでしょう」

「集めてどうするんだ?」


 昨日の夜は「作ろう」としていたのに。ベリオがそう問うと、ニーロはほんの少しだけ微笑んで答えた。


「作るにはまだサンプルが足りません。それに、改造ができないだろうかと思ったので」

「改造?」

「ええ」


 どんな風にしたいのか。そう聞いたが、ニーロは答えなかった。


 そのまま家に辿り着き、二人は黙々と準備を進める。鎧を身に着け、剣を腰にさげる。水や食料を用意し、背負い袋に詰めていく。


「何日かかるかな」

「行ける限り行きましょう」


 そうか、と答えてからベリオは急におかしくなってきて、声をあげて笑った。


「まったく、魔術師の考えはわからないな」


 相変わらずニーロから反応はない。



 相棒の無表情な顔を見てまた少し笑うと、ベリオはすっかり清々しい気分になって、家の戸締りを確認して回った。

 

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