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12 Gates City  作者: 澤群キョウ
07_So Young 〈笑い話〉

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29 五人組

「おーいフェリクス! 『緑』に行こうぜ!」


 朝食を終えた後は訓練をしよう。そう今日の予定を決めたフェリクスのもとに駆けこんできたのは、十五歳の元気少年ティーオで、息を切らしながらも満面の笑みを浮かべている。

「どうしたんだ、こんなに早い時間に」

「いや、朝市に行ったんだよ。そうしたらさ、南の」

 ティーオはここで激しく咳込み、フェリクスは仕方なくルームメイトの背中を優しく叩いてやるしかない。

「ごめん。南にでっかい屋敷を持っているファームランっていう商人、知ってる?」

「いや、知らない」

「知らなくても問題ないや。とにかくそのファームランって人が、盛大なパーティをやるらしくて」


 食材が大量に必要なので、今ならば相場の三割増しで買い取る。兎でも鹿でもなんでも構わないから、とにかく肉を、という依頼がファームランと取引をしている商人から出ているのだという。


「アデルミラと、あと二人誰か誘ってさ。行こうよ。明日までに肉が欲しいらしいから、今から日帰りで行こう。訓練にもちょうどいいだろ、な!」


 迷宮兎は「緑」の低層に出現するとてもポピュラーな魔法生物であり、ラディケンヴィルスで最も多く消費されている食用肉だといわれている。少し前にウィルフレドたちと「緑」へ行った時に、フェリクスは無駄のない仕留め方を教わっていた。試してみたいが、しかし、不安も強い。

「大丈夫かな、俺たちだけで」

「大丈夫なんてありえないよ。探索なんだから」

 こう答えたものの、ティーオの表情は明るい。

「でもいつまでも混みこみの『橙』で鼠ばっかり倒していても仕方ないだろ? マリートさんたちと結構奥まで行ったんだし、大丈夫だよ、フェリクスなら」

 「緑」の迷宮で経験したあれこれ。記憶を探っているうちに、フェリクスは熟練の剣士が見せた気前の良さを思い出していた。

「そういえば、アデルミラが地図をもらっていたはずだ」

「『緑』の? 最高じゃないか!」


 これはもう行くしかない、とティーオはますます勢いづいていく。

「誰か探してくるから、アデルミラを呼んできて!」


 断る理由はない。今日どうしても行かねばならない場所はない。フェリクスにも、おそらく、アデルミラにも。

 きっとティーオはすぐに戻ってくるだろう。フェリクスは小さく苦笑しながら部屋を出て、すぐ隣のドアを叩いた。

 


「準備はいいか? いいな。よし、行こう」


 屋敷の住人たちがまだ朝食をとっている時間に、フェリクスたちは「緑」に向けて出発していた。

 朝日はまだ迷宮都市の上に顔を出したばかりで、通りに人影は少ない。


「いや、早起きするもんだね、コルフ」

「そうだなカミル、ティーオを見習って俺たちももう少し早く起きるようにしよう」


 ティーオが連れてきたのは、カミルとコルフという名の二人の少年だった。

 カミルは十五歳、コルフは十六歳。同じ時期に屋敷にやって来て意気投合し、行動を共にしているらしい。

「フェリクス、こっちはカミル。スカウトになりたくて訓練中で、コルフは魔術師目指して勉強中なんだよ」

「そうなのか。じゃあ、仲良くしておかないとな」

 冗談めかした口調でフェリクスが答えると、二人は人懐っこい笑顔を浮かべて順に手を差し出してきた。

「よろしく、フェリクス。で、アデルミラだよね。僕はカミル」

「俺はコルフだよ。よろしく」

 早足で一行について歩くアデルミラとも挨拶をかわし、二人の少年は嬉しそうに顔をほころばせている。

「良かった。一緒に探索出来たらって思っていたんだ」

「そうなのですか?」

「だってほら、可愛いから。アデルミラは。みんな君と行きたいと思っているよ。なあコルフ」

「ははは、カミルは正直だなあ」

 こんなやり取りを目の前でされて、アデルミラは顔を真っ赤に染めている。


「塾に通うのにお金がいくらあっても足りないんだ。三割増しなんて大歓迎だよな、カミル」

「いい道具を揃えるのにもさ、コルフ。ティーオはあっちこっち顔を出しているから、もうけ話もよく持って来てくれるんだ」


 二人の若者はとにかく騒がしい。明るく朗らかだが、揃って黙っている瞬間というものがない。

 迷宮の入口に辿り着くまでの間に、カミルは道具の収集癖があり、コルフは塾通いのためとにかく金が欲しいのだと話した。

「一匹でも多く倒そう。兎が出るのは五層からだよね」

「ああ、他の連中が来るまでになるべく奥へ行かなきゃ」

「『脱出の魔術』はまだ使えないんだ。だけど、攻撃は何種類か覚えているよ。きっと役に立ってみせる」

「報酬は五等分でいいよね、フェリクス、アデルミラ」

 間髪入れずに話し続ける彼らの会話がかみ合っているのかどうか、フェリクスもアデルミラもわからなかったが、かろうじてこれだけ答えた。

「もちろん、五等分で構わない」

「ええ」

 新しい素敵な仲間が頷いて、二人は嬉しそうに笑う。

「ようし、いっぱい稼ごう!」

 ティーオに背中をバンバン叩かれながら、フェリクスたちは「緑」の扉を開けて中へ入った。


 道中に満ちあふれていたけたたましさは一気に収まって、五人は大真面目に迷宮の通路を進んでいる。

 前を歩くのは、フェリクス、ティーオ、そしてカミル。後ろにはアデルミラとコルフが並んでいて、地図はスカウト志望のカミルが預かっていた。

 ベテランから譲られた地図には最短で降りるルートに印が付いていて、途中何度も鼠の襲撃にあったが、一行はあっという間に五層まで辿り着いていた。

「いや、いいね。朝一番に迷宮に入ると、他の探索者が本当にいないんだね」


 カミルは地図を正確に読み取って無駄なく進み、コルフは風と水を操って集団で出てきた雑魚を蹴散らしてくれる。

 狙うは兎。食用の肉をより多く持ち帰る。目的がはっきりしているからか、それとも一度通ったからなのか。フェリクスは五層までの道のりがひどく短いように感じていた。


「ここから癒しの泉まで行こう。途中で出てきた兎を獲って、泉で回復して、戻る。そうすればちょうど夜には帰れると思う」

 カミルの言葉に、他の四人は黙って頷いた。売り払った額を五等分してわける。わかりやすい日帰りの探索(クエスト)に、心が高揚していく。


 鼠との小競り合いで受けた傷はアデルミラが治し、服が破れれば布で縛り。前回の「緑」で学んだ通りに振る舞えている。

 前回の探索の方が、圧倒的に安全だったはずだ。頼りになる戦士、剣士、魔術師が共にいた。

 けれど彼らの存在は強力過ぎたようだ。フェリクスはふっと口元に笑みを浮かべ、兎の首、後ろを一直線に切り裂いていく。マリートに教わった「最も良い倒し方」。前回はなかなか出来なかったそれが、今は出来る。心の中で何度も繰り返したからではなく、厳しい先達たちの視線がないから。必要以上に緊張しなくて済んでいるからだ。

 

「フェリクスは、剥ぎ取りが随分上手いんだな」

「指導が良かったんだと思う」

 謙遜をしながら、フェリクスは高揚も感じていた。

 カミルとコルフ、アデルミラのような「特別」がない自分には、付加価値がなければ選んでもらえない。そんな焦りは仲間からの「褒め言葉」のお蔭で薄れていく。

「いつの間にそんなに上達したんだよ」

 ティーオがしかめ面で覗きこんできて、フェリクスは笑顔でさらりとこれをかわした。

「教わった通りにやっているだけさ」

 こんな慢心はもちろん迷宮の中では禁物で、突如現れた鼠に足のすねを噛まれて、フェリクスはうめき声をあげながら倒れた。


 魔法生物との戦いで負傷するのは「ミス」ではなく、「当然の出来事」だ。

 当たり前と勝利を繰り返し、何層にも重ねて、フェリクスたちは「緑」の入口へと戻ってきていた。歩いて潜って、歩いて浮かび上がった。兎の肉と、上手く剥がせた皮を詰めた袋を担いで、地上へと無事に帰ってきた。

 

 体力は使い果たす寸前だったが、五人は意気揚々と南へ向かった。

 他の探索者達が押し掛ける前に、納入を済ませよう。ティーオの提案通りに走り抜けて、五人は無事に兎の肉をファームランの屋敷に納めた。


 すべてを終えてやって来たのは、迷宮都市の南側にある安さが売りの食堂だった。

 まだ客足は鈍く、一行は一番奥のテーブルについて、こそこそと「最後の作業」を始めている。


 フェリクスたちの前には金の詰まった袋が二つ。相場の三割増しで買い取られた肉の代金と、おまけに持って帰った兎の毛皮を売り払った分だ。

 昼に飲んだ泉の水の効果はとうに切れて、五人の若者はくたくたに疲れている。

 けれど、目の前にあるその成果には頬が緩んでしまう。二つの袋が開けられ、ぴったり五等分にわけていく。至福の時間だった。


「思ったよりも多かったなあ」

 コルフはウキウキと腰を浮かせながら、「仲間」たちの顔を順に見渡していく。

「効率が良かったよ。ケガをしてもアデルミラがすぐにカバーしてくれたし、地図もあったから迷わずに済んだ」

「コルフさんが方角を正確に把握していたからです。カミルさんの指示が的確でしたし、フェリクスさんとティーオさんがしっかり戦ってくれました」

 謙遜する神官の隣で、ティーオが同室の仲間の肩を叩いて笑う。

「そうそう、フェリクスはすごく器用なんだな! 肉も無駄なく取れたし、毛皮まで持って帰れたお蔭だよ」

 

 今日の報酬を五等分した結果、一枚の銅貨がテーブルの上に残っていた。

 ティーオはそれを取ると全員に見えるように持ち上げ、フェリクスの前に積まれた硬貨の山に乗せた。

「一番いい働きをしたから、これはフェリクスの分だ」

 意義はないらしく、全員が微笑みを湛えている。

 たかが銅貨一枚だったが、それはフェリクスの胸の内に重く、熱い響きをもたらしていた。

「ありがとう」

 小さく頭を下げる青年に向けて、カミルは頷き、コルフと目くばせをしてこう答えた。

「こっちこそありがたいよ。なあフェリクス、アデルミラ。しばらく一緒に探索をしないか? 他にちょうどいい五人組がいないなら」


 役割分担の面でちょうどいいだけでなく、相性も良さそうだから、とカミルは言う。事前にそんな話をしていたのかどうかはわからなかったが、コルフも同じ気持ちでいるようだった。

「いいのか?」

「もちろん。探索に一緒に行ってくれる神官と、手先が器用な人間が欲しかったんだ」

「やったなフェリクス!」

 一番喜んでいるのはティーオで、フェリクスとアデルミラの手を取ってはしゃぎ、今日は祝杯をあげようと騒ぎ始めている。

「おいおいティーオ、俺たちはフェリクスとアデルミラを誘ってるんだぞ」

 コルフたちから冷めた視線を向けられてティーオは慌てたが、すぐに「冗談だ」と告げられ、この日、迷宮都市に新たな「仲間(パーティ)」が一組生まれることになった。


「良い出会いに」

「これから続く探索の日々に」


 運ばれてきた安い果実酒を掲げ、五人で交わす。


 

 気の置けない仲になれそうな誰かとの出会いは、貴重だ。

 カッカーの屋敷で出会った大勢の探索者から聞かされた「仲間作り」の話を、フェリクスは思い出していた。


 年が近いだとか、出身地が近いとか。

 なんとなく似たような実力の持ち主を探し、とりあえず五人組になって迷宮へと潜っていく。

 ラディケンヴィルスに来た若者たちはそうやって、仲間を作っていく。


 だが、簡単な結びつきは、簡単に途切れてしまう。

 食料をわけてやらなかったとか、傷の手当てをしてもらえなかったとか。戦力としてあてにならない、態度が良くない、嫌な癖を持っている……。様々な理由で、探索者は仲違いをする。



「実は俺たちは借金があるんだ」

 だとしたらこれも「嫌がられる」原因になるのではないかと悩んだ末に、フェリクスとアデルミラは次の日の朝、食堂の隅でカミルとコルフにこう告白をした。

「なんだいそんな神妙な顔をして……。取り立てが厳しいところから借りているとか?」

 コルフの質問に、アデルミラは慌てて顔を振った。

「いえ、ニーロさんにです」

「ニーロって、あのニーロ? 魔術師の」


 二人がかわるがわる借金をした経緯について話すと、カミルたちは安堵の表情を見せ、からからと笑ってみせた。


「そんな理由か。良かったなあ、性質の悪い悪徳業者から借りずに済んで」

「でも、十万シュレールです」

「無彩の魔術師は金にはまったく頓着しないって噂だよ。利子だってないんじゃないの?」

 言われてみればその通りで、自分達の借金が随分とましな状況なのだと二人はようやく気が付かされていた。

「確かに十万貯めるのは大変だろうけれど、おっかない連中に追われてるんじゃないなら、僕たちは全然気にしないよ」


 あっさりとしたカミルの言葉に、フェリクスもアデルミラもほっとして息を吐き出した。

 そんな二人に向け、コルフは小さく首をかしげている。


「よく譲ってもらえたね、『帰還の術符』を。他に条件はなかったの? その時初めてニーロさんと出会ったわけ?」

「そういえば少し質問はされたけれど」

 初めて会ったし、他に条件はなかった。フェリクスが答えると、コルフは首をまた傾げてこう続けた。

「気に入られたのかな、フェリクスかアデルミラか、どちらかが」

「さあ、どうでしょう? あの後お会いした時にも……」

「そっけなかったと思う」

 アデルミラが言いよどんだ言葉を続け、フェリクスは答えた。だが、コルフは納得がいかなかったようで、カミルと顔を見合わせ、そしてはっとした表情でまた続けた。

「そういえば一緒に『緑』に行ったんだっけ? やっぱり気に入られているんじゃないかなあ」

「あれは、ウィルフレドさんが一緒にと言ってくれただけなんです」

「ああ、あの髭の」


 そこにようやく起きてきたティーオがやって来て、新設パーティのメンバーが揃った。


「おはよう、次の探索の話?」

「いや、俺たちの借金について話していたんだ」

「ああ。そうだよな、そういうのは探索の方向性を決めるのに役に立つもんな」

 コルフもカミルも出来る限り「稼ぎたい」から、組むのは正解だとティーオは笑う。


 五人は食堂の隅、テーブルの端に並んで座り、朝食をとりながら話した。

 昨日のような良い儲け話がないか、日頃からアンテナを張るのが重要だとティーオが熱く語り終えたところで、コルフがぼそりと呟く。


「なあ、もしニーロさんと仲が良いっていうなら、ひと稼ぎ出来るかもしれないよ」

「え?」

 フェリクスもアデルミラもこの言葉に慌てた。

「仲が良いなんて、そんなことはないよ」

「良くなくても、悪く思われてはいないんだろう。というか、気にかけてもらっているんじゃないかな? あの人は全然他人に興味なんかないと思っていたよ。よっぽど強い探索者じゃなきゃ、話すらしないんだろうって。なあ、カミル」

「そうだなあ。だって一人で探索に行っちゃうって聞いたぜ。魔術もすごいし、スカウト技術もあって、多分戦いもそれなりに出来るんだろうなあ。探索者になるために生まれてきたような人だよ」


 ひとしきりニーロの噂話をした後、コルフは慌てて話を戻した。

「フェリクスでもアデルミラでもいいんだ。ニーロさんをある場所に連れてきてもらえたら、かなりの謝礼がもらえるんだけど、試してみないか?」

「ある場所というのは?」


 コルフはまず、魔術を習う為に私塾へ通っていると仲間たちに話した。

 塾を開いている魔術師の名は、ホーカ・ヒーカムという女性で、年齢は秘密にされているがおそらくは四十代半ば。


「その、ホーカさんという魔術師のもとへ連れていけばいいのですか?」

 アデルミラの質問に、コルフは重々しく頷き、隣ではカミルが大きく顔を歪めている。

「術師ホーカはニーロさんに会いたくて仕方ないらしいんだ」

「そうなのですか」

「いろんな伝手を使っているらしいけど、どれもうまくいかなかったらしい。だから、もしもニーロさんを連れて来れる人間がいたら五万シュレールまでなら払っていいと言っているんだよ」


 フェリクスとアデルミラ、そしてティーオの胸のうちで、「五万」という数字が弾けて飛び回っていく。

 ただ「会う」ためだけにそこまでの大金を支払うとは。

 よほどニーロに憧れているのか、魔術師の金銭感覚が狂っているのか。わからないが、「すごい」話なのは確かだった。


 ただ一人、反応が違うのはカミルだ。


「いやいや、駄目だよコルフ。あんなバケモノのもとに連れて行かれたら、無彩の魔術師はきっと怒るだろう! そうなったら次は連れて行った者がどんな目に遭わされるかわからないよ!」


 ラディケンヴィルスで塾を開いている魔術師は何人もいるが、ホーカ・ヒーカムはその中で一番の曲者なのだとカミルは語った。


「術師ホーカは若い男が好きでね。好みはよくわからないんだけどとにかく、気に入られた者はものすごくひいきされるんだ」

 

 気に入られれば受講料を安くしてもらえるが、かわりに過剰なスキンシップも強いられる――。


 急に不穏な空気を増した会話に、ティーオは慌ててアデルミラの手を引いて食堂から出ると、いまだ目を覚まさない謎の少女の様子を見てきてくれるよう頼んだ。


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