27話
疲れたよ…書ききれるだろうか…。アクセス数的にも大分苦しいし。
賞も落ちるかもね…
そう言えばゴミ箱は自由人たちの宝箱なんだって誰かが言っていました。そういう風に別の視点から捉えて書くのも作家なのかもって最近思う
「何でみのりがここに?」
屋敷の前に着くと、そこにはみのりがいた。
「何でって、白木さんのお見舞いに行った帰りかな?」
「わざわざお見舞いに行ったんだ?」
「着替えや果物の差し入れにね。果物ナイフまで持参して林檎を剥いてあげたのよ」
「そこまでしなくてもいい気がするな…」
「うーん、何て言うんだろ。孫の幸せな未来を願っているのは確かだと思うから。そりゃ、やり方は間違っていると思う。他人の幸せを踏みにじって得た未来なんて碌でもない。けど、私は話しあえば痛みを理解出来る…そう思ったから」
「他人を踏みにじって得た未来…」
「私、おじいちゃんっ子でさ…。いつも、ついてまわってた。公園や神社なんか何でもない場所がとても大切に感じてた。おじいちゃんと一緒ならどこも大切な場所になる。そんな風に思ってた。そんなおじいちゃんに一度だけ怒られた事がある。公園のベンチに銀色の硬貨がたくさん積まれてるのを見たんだ。それがあれば、好きなキャラクターのシールの入ったお菓子なんかが買えるって最初思った。それに、コーヒー大好きなおじいちゃんに豆が買えるんじゃないかってね。それを口にしたら怒られたんだ。よくよく考えたら、その幸せのどこかで他人が不幸になっているんだってね…。今でもお金を拾おうとすると手が震える。早く、交番に届けなきゃって。大切なおじいちゃんはもういなくなったけどね…それでも心の中で生きてるんだってそう思う。そうやって大切な事を教えられる大人になりたい…。ふと、そう思ったんだ。だから、痛みを理解したかったのかもね」
「そう言えば、何であんたは4つ葉のヘアピンなんか…」
踏みにじって得た幸せ。
四つ葉のクローバーの話でそんなのをどこかで聞いた。
確か、4つ葉はある成長点で人や動物に踏まれたりして、1枚の小葉が2枚に分かれて出来るんだ。幸せなシンボルなのにそんな酷い目に合っている。
それでも、頑張っていればいつか幸せになれる
そうやって、少女は笑っていた気がする。
親しい相手を見つけた…
そんな気がする。
「あんた、何で泣いてるの?」
「あれ…なんでかな…僕にも理解出来ないんだ」
他人の幸せを踏みにじった未来か、踏まれた側はたまったもんじゃないのかもね
「ところでみのりはこれからダンジョンに行ったりするの?」
「ダンジョンの前まで行く練習でもしようかなって、1人でも入れるようにしとかなきゃ。」
みのりが果物ナイフを持ってダンジョンへと向かうビジョンが嫌な感じしかしない。




