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オオバコ  作者: 清浄
23/36

23話

ご愛読ありがとうございました。読者数減少のため打ち切りとさせていただきます。力不足で申し訳ありません。少し、努力をして出直してから新たに書き出したいと思っております。


また、賞には応募しますが、例年1次審査通っていません。続きを書くとしたらその結果次第だと思いますが、見込みは薄いと判断しています。



中途半端な結果となってしまい申し訳ありませんでした

「…何から話したらいいかな。君や、私、それに1年前の事故で死んだ人はみんな化野ダンジョン出身者なんだよ」



「化野ダンジョンはね。犯罪者の流刑地に指定されていたためか。昔から罵詈雑言の書物が溢れてている。記憶を失おうが、転生しようが、悪人というレッテルを貼り続けられる」



「君は因果応報という言葉を知っているかな?善因善果、悪因悪果。良い行いをすれば良い結果が現れ。悪い行いをすれば悪い結果が現れる」


「物語でいうなら、それは教訓であり。良い行いをしましょうねで終わるんだけど。ダンジョン出身者には終わりが見えない絶望でしかなかったんだ」





「だから、救いを求めた。せめて、ダンジョンコアを破壊しようと…」



「君の父親はダンジョンから出たら私たちの計画を否定したんだ。だから最終的にあの事故が起きたんだ」


「計画って?」



「当初の目的としては、人攫いだったんだけど。今は違う。スキルオーブを作ることだよ」


「スキルオーブの材料って何か知っている。強い人間の魂なんだ。そこのエルフは丁度良いよね。それにここのダンジョンは使える」




「ダンジョンから出る人間は、ダンジョンからもあぶれるような悪人たちだ。君の父親は、どうしようもない悪人だった。だから、ビデオメッセージでその悪事を言わせ、計画への意気込みを語らせた。そしてダンジョンからでた時にそれをみせた。だけど、いざダンジョンからでると反発をした。反発した人間はいらない。

もともと悪人であるならば、死んでも構わない。因果応報だね」


「悪人が、悪人と認識しないのはダメだね。例え記憶を無くそうが忘れてはいけないんだよ。忘れる事は罪。つまりは悪だよ。せめて悪人であれば計画には従って欲しかったな」





阿頼耶識、心の底にある記憶の蔵のような場所。心で思った事を意業いごう、口で言った事を口業くごう、身体で行ったものを身業しんごうそれは、例え死んだとしても続く人間の深層意識。


化野ダンジョンでは、その考えが強く支持されている。


死んだとしても、抜け出せない呪縛のようなものを彼らは感じているのかもしれない。

スタンフォード監獄実験ではないけれど。

普通の人が特殊な肩書きや地位を与えられると、その役割に合わせて行動してしまうこともある。





…とっくに救われたのかもしれない。因果の鎖から。うちの父親も琴葉も。

少なくとも、化野ダンジョンで生まれるということはなくなった。


いろいろと複雑な気分ではあるが。





「過去がどうであれ、今を生きろよ」



僕はバットを構えた、だがまともに振り回して勝てる自信もない。

コンディションが悪すぎる。


バットを捨てて性善説でも唱えてみようか?

いや、ダメだ。

ユフィーをイタズラに危険に晒す結果になってしまう。



弱者には…選択肢というものがない。



…どうあっても殺さなきゃいけない。

刺し違えてでも。

スキルオーブは人の魂が材料になると彼女が言っていた。


殺すしか…。そうじゃなきゃ被害者がでる。


以前、白木さんのお孫さんを殺すという事には躊躇した。逃げる事を選択しようとしたが。



今回は人間を害する、害虫は駆除せざるおえない…




ふと、5年前の事件の事を考えた。あの事件もまた。苦悩に満ちた選択肢だったのかもしれないと思った。



当事者でもない人間が、批評していいものなのか。


わからない。



「あと、もう1つだけ質問してもいい?」




「悪いけど…これ以上はつ…」



僕はそいつに向かってバットを投げつけた。



床に落ちていたダガーを手にとると。


手に吸い付くような感触だった。

以前にもどこかで触っていたかのようだった。



僕は、必至にナイフを振り回した。




その後の事はよく覚えていない



…………


……



…気がついくとぼくは、病院のベッドで寝ていた。


ふと、隣をみると例のゴーストがいた。



「君は以前、モンスター差別が酷すぎると言っていたけど。人間に性格を近づかせる必要はないと思うんだ。人間の心なんか理解するとそれこそ怪物になってしまうかもしれない」




BAD END 4 半日遅れ

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