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オオバコ  作者: 清浄
16/36

16話目

ごめんなさい。今回も納得いくものになっていません。いろいろ続きを考えて。消しては書いてを繰り返してました。

乳酸菌が溜まっていたのか、全身筋肉痛で1日動きたくなかった。

お布団が気持ちよかった。

冷え込んでいる時に布団でぬくぬく寝るのはとても気持ちいいものだ。

休日の日って感じだ。その日は昼まで布団から出られずにいた。


昼食そろそろ食べなきゃと思いつつ、14時を回っていた。

携帯ばかりいじっていた。

寄生木って、寄生されたら対処出来るのか。

ネットサーフィンしながら、都合のいい薬を探していたが見つけられずにいた。



布団からようやく出られるようになったのは来客がきてようやくの事だった。



チャイムの音を聞いて慌てて着替えた。






「なんだ、ユフィーか。何しに来たの?」


玄関の扉を開けるとそこには昨日の彼女が居た。


「何しに来たって?心配だから来たっていうのに君は失礼な奴だね。私は薬を作ってきてあげたんだよ。家に上がらせてもらうよ」


手慣れたかのようにズカズカと家に入り込んできた。そうして居間にはいってコタツまでつけくれた。


「…それで、薬って?」



「人間に寄生する寄生木は、治せるんだよ。前回は道具も何もなかったから仕方なかったんだけど」


寄生木は治せるみたいだった。それなら最悪の事態を避ける事が出来る。ユフィーの予知夢通りならだけどさ。



「2つの毒物を混ぜて作るやり方だね。萬菫不殺って言葉がある。例えばサソリトリカブトを合わせると面白いことに毒性が減るみたいな奴さ」



西洋医学では、ある1つの薬物に対して、どのように働くかを考える。基本的には、薬を組み合わせて複合的にどう作用するかを考える事はしない。

あくまで足し算なのが西洋医学だ



漢方は足し算で測りきれない。

そうすると、漢方医学みたいなものかな?



「紫結晶の粉末はダンジョンの植物の成長促進させる効果があり、大量に与えると植物作用の錯乱により最終的には枯らせることが出来る。これは、人体にも有毒だね。その粉末に大量の魔素を含んだポーションを加える。これは猛毒。他にも3種類混ぜるんだけど、これらを合わせると寄生木を枯らせる事が出来るんだ」





植物ホルモンは微量で重要な働きを調節する作用があるという話の蘊蓄を聞かされた。

成長促進させ過ぎようと、ホルモン調整したら枯れてしまうらしい。



「猛毒を飲んで身体は大丈夫なの?」



「多少荒療治でも治れば良くない?」



まぁいっか、他人事だ。



「これは、そこそこ値段が張るもんだけど、あげるよ。君と私との仲だからね」



「これはありがたいかも、もし必要があれば使わせて貰うよ。」



「それじゃ、私の用はそれだけだから…帰るね……じゃあね」


帰り際の顔はとても寂しそうであった。


苦笑いを浮かべながら切なげに帰って行く彼女に胸に込み上げてくるものがある。

罪悪感ににも似た感情。


不義理をしているようでなんとも言えない気持ちだった。



「ちょっと待って」


閉まりゆくドアを無理矢理開けた。



相手から受けた好意に対してなんらかのお返しをしたいという心理。好意の返報性って言うんだっけ。

自分でも、そういう事なんだとわかってはいるんだけど。


何かしないと気持ちの悪さを感じていた。

そもそも、みのりとは付き合っていないのだ


ユフィーを知らないままに、突っぱねておいてそれでいいのだろうか。


「良かったら、今度初詣に一緒に行かない?」


「ふふ…わかった。じゃあ1日の朝ここにくるようにするよ」


ユフィーは嬉しそうに笑った。




自分がどうしていいのか、本当にわからくなっていた。


ユフィーが嫌な奴であったらどんなに良かった事だろう。簡単に切り捨てることが出来る。

付き合うっていうのはそもそもどういう事なのかがわからない。

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