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特別な生活を求めて異世界へ!  作者: 森村渉
異世界探索編
8/42

学校生活1

「1年C組23番 マイクです。よろしくお願いします。」

入学式の後、俺たちは教室で自己紹介してクラスメイトと顔を合わせることになった。

「あの娘かわいいなー。お前もそう思うか?」

「それな!かわいいよね。」

もう友達ができているやつもいた…

(俺だってすぐに友達作れるよ。大丈夫。)


全員の自己紹介が終わり、先生が口を開く。

「今日はここまで。今から寮に案内する。寮をとっていないやつは帰っていいぞ。明日から早速授業だから今日はゆっくり休め。」

担任の先生がそう言うと、荷物を持って寮に向かうことになった。


「ついたぞ。出席番号1~9はこの通りだ。10~19は」右の通りだ。20以降はそこの階段を登って右の通りだ。今日は解散だ。」

そう言うと、先生は本館に向かう。俺以外の全員は言われた通りに階段を登って行く。俺一人になってしまった。字が読めないからどの部屋かわからない…

「あーどうしよう!!!」

「どうされましたか?何か問題でも?」

ん?ククリか?そういえばバッグの中に入れっぱなしだった。すっかり忘れてた。急いでバッグを開けてククリを外に出す。

「部屋番号が読めない。助けて。」

「鑑定魔法で検索してみてはどうですか?部分的な検索も可能ですよ?」

俺は早速使ってみた。

凄い、この世界の文字が読める!

俺はすぐ移動する。


無事に自分の部屋にたどり着けたようだ。ククリにはまた助けられてしまったようだ。

「ククリありがとな。」

「いえいえ。ボクも役に立ててよかったです。ちなみに文字を書くときは鑑定魔法で通訳できますよ。自分の頭に語りかけることで可能になります。」

そんなこともできるのか。もはやスマホじゃねーか!鑑定魔法ってチートだな!それにしてもお腹空いた。食堂に行って昼飯にするか。

「ククリはどうする?」

「妖精に食事は必要ありません。行ってらっしゃいませ。ボクは天界に行って報告をしてきます。」

そう言うとククリは窓を開け、一瞬にして見えなくなった。俺は食堂に向かうことにした。そして、外から女の子が窓を見ていたことに俺は気がつかなかった。

「え、あれは…?」

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