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特別な生活を求めて異世界へ!  作者: 森村渉
異世界探索編
7/42

学校に到着

紺色のブレザーを着て外に出る。

「行ってきます!」

「お兄ちゃん行ってらっしゃい!」

「マイク頑張ってね!」

今日から学校のため早めに家を出た。それもそのはず。俺は学校までの道のりを知らない。お母さんは後から学校に向かうらしい。

やっぱりあいつを頼るしかないか…


「ククリ 学校までの道のりわかる?」

俺がそう言うと、すぐククリが空からやって来た。

「ノータル学校ですか?」

「そう。」

俺が通う学校はノータル学校というらしい。この学校は平民から貴族まで通っているらしい。主に冒険者や騎士団入団希望者などが通っている。

学校には希望制だが寮があり、俺は寮を選んだらしく、しばらくは家に帰らない予定だ。

「わかりました。まずはボクを抱えてください。今からナビを始めます。この道を直線に進んでください。およそ10m先斜め右方向です。」

「カーナビかよ!!!」

俺はつい突っ込んでしまった。

「ククリが先に進んで俺が後からククリについていけばよくね??」

「ボクが飛んでいるところを見られてしまっては後々説明が面倒臭いです。」

そういえばククリって天界の妖精だった。

これは仕方がない、ナビしてもらうことにした。


しばらくナビ通りに進んでいくと桜に囲まれた道に出た。

「目的地は左側です。お疲れ様でした。」

ククリは最後までカーナビのような喋り方だった。ともかく、学校にたどり着けたみたいだ。俺はククリをカバンの中に入れて学校に向かう。


「最後に生徒代表 テンニ=クロス」

長めの髭を生やした校長がそう言うと、テンニが前に来て話をする。

「僕たちはこの学校で…」

俺はテンニの話を聞かず、一人で色々なことを考えていた。

(ああ、とても不安だ。まだこの世界の文字も読めない俺がまともに学校生活を送れるのだろうか。)


そんなことを考えている間に入学式が終わってしまった。

そういえばこの学校では学業はもちろん剣術、魔術、槍、盾、弓などを習うらしい。

ちなみに前世の成績ヤバかった。俺の通信簿はこうだ。10点満点中 国語2 算数1 理科3 社会2 英語1 美術4音楽2 家庭科6 体育8 家庭科と体育が得意で他はヤバい。

(ああ、本当にどうしよう…)

挿絵(By みてみん)

※画像はイメージです

※画像はAIで創りました

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