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特別な生活を求めて異世界へ!  作者: 森村渉
異世界帰還編
33/47

序曲

※エワ目線です

今日は歌詞を考えるために色々な場所を散歩をしている。


私はフリーマーケットで串刺しコロッケを買った。

「まいど!オマケしといたぜ!応援してるぞ!」

「ありがとうございます!」

串刺しコロッケは一個一個が小さいが、しっかりコロッケの味がした。

(歌詞もそうだけど音階配置も考えないと…)

私はメモ帳に『フリマの波動』と書いて消した。


ライブ会場の近くまで移動すると、400年前に活躍したといわれている初の女性勇者の銅像に人集りができていることに気がついた。

近づいてみると、人集りの中心には占い師がいた。

「我の占いは独法である!この占い師、ファビが何でも占って差し上げよう!」

独法とは、魔法配置などを一から考え、独自に魔法を創ったものである。私も独法は創ったが、同じく独法使いは見たことがなかった。

「お兄さん、冒険者だよね?タロットはドクロだから今日はダンジョンに行かない方がいいよ。。」

「な、なぜ私服なのに冒険者だとわかった!?凄いぜアンタ!」

私も占ってもらおうとしたが、人が多すぎて諦めた。代わりにメモ帳に『勇者の銅像に占い師』と書いたが、すぐ消した。


どこに行ってもどうしても納得いく歌詞が思い浮かばない私は、最後にギルドに行ってみることにした。

ギルドやダンジョンについて歌った曲はあまりヒットしない傾向があったが、他に行くところもなく、仕方なくギルドに向かった。


ギルドに行くと、ボロボロになって魔石を提出したりする冒険者が多く見られた。

私も一応冒険者登録しているが、魔力と喉が心配でほとんどダンジョンに潜っていない。


そのとき、黒髪の冒険者が冒険者カードを落としていった。

カードを拾い上げ、冒険者に声をかけようとしたが、その冒険者は外に出てしまい、私は急いでドアを開けた。

冒険者はそのままダンジョンに潜っていった。

冒険者カードを見ると、「マイク」という名前とともに冒険者の後ろ姿を確認できた。

私は先日声をかけた同じく日本からの転生者を思い出した。

私は躊躇ったが、意を決してダンジョンに潜っていった。


「♪︎~」

私は歌と共に魔法を発動させて進んだ。

幸い雑魚モンスターが多く、育ちきっていない私の歌詞と連動した魔法でも簡単に討伐できる。

ダンジョンはとても広いため、マイクたちはなかなか見つけられなかった。

(7階層。だいぶ進んだけどこれで合っているのかな…)

不安になりながらも7階層への下り坂を降りていった。


降りた先には謎のモヤがかかったところがあった。音も匂いもしなかったため、私は興味本位で近付いてみたが、そのまま足が吸い込まれてしまった。

「え、ええ…誰か!」

私は叫んだが、むなしく、体も吸い込まれてしまった。


気がつくと「きさらぎ駅」にいた。

前世の世界らしき、この場所は謎が多く、広告などの掲示物が全くなかった。それどころか、目の前にドアの開いた電車が止まっていて、ますます不気味な場所だった。


大量の魔力を消費する緊急用の「テレポートの歌」をカバンから取り出そうとしたが、カバンを落としてしまったようで手詰まり状態である。

(どうしよう…)


私は仕方なく電車に乗った。

電車はすぐさま動き、私はゆらゆらと電車に揺らされながらどこかへ移動した。

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