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特別な生活を求めて異世界へ!  作者: 森村渉
異世界探索編
26/47

合成魔法

「「紅き炎!大地の風!混合し、共に敵を打て!」」

『どかーーーん』

今日、俺たちのクラスでは、合成魔法を練習している。合成魔法とは、魔法と魔法を組み合わせて新しく作った魔法のことだ。組み合わせることによっては威力が増す。しかし初級技とはいえ、慣れない合成魔法を使うのには苦戦する。独法との違いは、独法は魔法をゼロから創る、合成魔法は元ある魔法から創る、という大きな違いがある。

「できたぞ!」

「私も!」

エディとナセリーは苦戦していないようだ。

「エディ凄いじゃん!」

「以前、似たような方法で魔法を知らずに使ったことがあってな。」

「ええ!独学ってこと!?凄いね!」

この魔法を独学で習得するとは、かなりの才能の持ち主であることがわかる。さすが、魔王討伐者!俺とは違うな。だがペナロンは攻撃魔法が苦手だったはず!

「私がどうかしましたか?」

「ひぇ!」

ペナロンは遠くから返事をした。俺がペナロンをじろじろと見ていたのがバレていたようだ。

「ぺ、ペナロン!合成魔法はできたか?」

「もうできるようになりましたよ?ほら」

そういうと、ペナロンは無詠唱で合成魔法を発動した。威力はかなり強い。俺は呆然としていた。

「ペナロン… 本当に攻撃魔法は苦手なのか?」

「回復魔法は完全に使いこなせますが、攻撃魔法はまだまだですよ!ほら、ちゃんと的に当たってない…」

「いやいや!威力の問題だよ!ってことは後は俺だけか…」

俺は深呼吸をした。そして、炎と風をイメージする。

「紅き炎!大地の風!混合し、共に敵を打て!」

「「お!」」

炎と風がしっかり混ざり合った。しかし、次の瞬間、炎が消えてしまった。

「あー 惜しかったね。少し休憩したら?」

「そ、そうだね。」


ナセリーが水を持ってきてくれた。

「ありがとう。」

俺は水を一口飲み、周囲を観察した。周りを見ると、半分くらいの人が合成魔法を使えている。もう少し頑張らないと…

「なあ、明日は日曜日だからダンジョン行く予定なんだけど、お前らついていくか?」

エディがそう言うと、

「私は行く!」

「私も…」

と、二人は返事をした。ペナロンは元気な返事?なのかわからないが、二人はついていくようだ。最近疲れているから休みたいな。よし、断ろう。

「俺は…」

「マイクもついてきてくれるのか!さすが我が友!みんな!一緒にギルドから依頼受けるぞ!」

「おーー!」

「え…」

(なんでそうなった!?やっぱりみんなやる気あるよな… 絶対断れないよな…)

俺は渋々みんなの意見に同意した。

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