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特別な生活を求めて異世界へ!  作者: 森村渉
異世界探索編
18/42

ピンチ

「はあはあ」

(くっそ!何でこんなことに!?)

俺はパーティーメンバーと共にダンジョンの中で必死に走っていた。


さかのぼるほど3時間前…


「今日から2日間、ギルドからの依頼でダンジョンのモンスター退治をする。特に今年の1年生は強いと評価されているからな。期待に答えられるように頑張れ。」


俺たちのクラスはダンジョンの入り口に集められた。

ギルドからの依頼のためモンスターを倒した分だけお金が貰えるらしい。2日の間でどれだけモンスターを倒せるのかをクラスごとに競い合う行事みたいなものだ。


「よし、頑張るか!」

「おー!」

今日から制服が夏服になった。といっても、紺色のブレザーを脱いだような冬服のような見た目だ。男子は白いシャツに青いネクタイ、紺色のズボンだ。女子の夏服も白いシャツに青いネクタイだが、紺色のスカートだ。


「そういえば最近暑いよな。」

「そうですね。夏って感じがします。」

「そろそろ始まるよ。」

ざわざわしていた周囲が急に静かになった。そして、

「それでは… 始め!」

この掛け声で生徒たちが一気にダンジョンに入っていく。

「俺たちも行くぞ!」

「おー!」

俺たちもダンジョンに入っていく。


入り口にすぐデビルポニーが待ち構えていた。それに気付いた俺はすぐに詠唱を開始する。

「雷よ 俺たちの力となりて!ボマーサンダー!」

「えいや!」

続けてエディが剣を振るう。ナセリーとペナロンは加勢するスキがなく呆然としていた。

「本当にすごいね。」

ナセリーはそういうと、すぐエディを見て目をキラキラさせている。ペナロンはちょっと困った顔をしている。


するとエディが

「奥の方にヤバい気配しないか?」

何らかの気配を感じたっぽく、興奮している。

「俺は奥に行ってみたい!もっと手応えのあるモンスターと戦いたい!みんなはどう思う?」

「私はいいと思うよ。」

「俺もいいと思うな。」

「みなさんがそうなら私も…」

「よし!行ってみるか!」


俺たちは奥に行ってみることにした。しかし、奥に進むにつれ、モンスターが減っていく。

「どういうことだ。モンスターの気配はするのに全然いないじゃねーか!」

「もう帰りたい…」

俺はつい弱音を吐いてしまった。その時だった。

「「「ヴぁぁぁぁぁぁぁ」」」

「なんだなんだ???」

奥からドラゴンが飛んできた。

「さすがにあれはヤバいな。モノによっては危ない!逃げるぞ!」


ということで、俺たちは逃げる羽目になった…

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