第二部【魔法少女マリン?】
ゆえに。絶対に、死なない戦いをしなければならない。戦わなければ生きられない。
矛盾。
ゆえに。タンク職は、自ら寿命を散らしているかのようで。生きるために死んでいるようで。
逡巡。
――んなもん、誰がしたがるんだよ!
当然の叫びは、誰が否定できようか。仮に尻尾を巻いて逃げて、誰が責め立てられようか。
もっともルビは、首都・東京近郊から離れて、準危険区域指定たる中国地方まではるばる出向いてきている。わざわざ危険を犯している彼は、尻尾を巻くどころか尻尾を立てて交戦状態にあるかのよう。
東京を中心に、円を描くように距離が離れるほどにモブは強力になる。首都に行くほど安全措置が万全を期されているから。そういった仕様だ。納得する他にない。
であれば、好きでルビが安全圏から出てきたのか? もちろん違う。
可能ならば平穏に平々凡々に安寧な日々を送りたい彼にとって、蛮行に等しい。
だが――
クエスチョン。それだけのスペースに、全国民が収容できるか?
アンサー。無理。ゆえに離れた地方に暮らす者がいるのも必然。
北海道と沖縄県。二箇所の絶対立ち入り禁止――極危険区域はともかくとして、準危険区域は居住区として認められている。また、認可はされないが危険区域も生活は可能だ。
ただしそこに住まう場合に、命の保証などないに等しい。国の保証もない。誰にも文句は言えない。
ま、準危険区域に身をおく者としては、ここも好き好んで来る場所ではないが……とぼやくルビの言葉はごもっとも。
「……っうわ。時間やばいな」
視界の右上に、常に可視化状態に設定してある時刻表記がある。十八時を経過していることが、友人との待ち合わせ時間を過ぎていると告げていた。
まずい。どやされる。殴られ……はしないか。
どうすればいい? いや、早く行けよと自問自答。若干の混乱を見せているルビを笑うかのように、談笑しながら女生徒のグループが近くを通った。
学校近くの山中にいるということは、きっと彼女らも目的があってここにいるのだろう。モブ狩りか、はたまたアイテム探索化。それにしては緊張感がないけれど。
「仕方ない、割り切ろう。怒られるのは確定事項として……改善案、代替案、突破するための妙案が……ふむ。土下座か」
秒で結論を導き出し、待ち人の姿を思い浮かべる。
黒色の長髪に、青い瞳。天谷青空――ハンドルネーム『マリン』は、高校入学時の縁で、ここまで共に戦っているパートナーだ。
ピロン。
チャットが送られてきたことを知らせる、システム音が軽快に鳴る。
ウィスパーチャットに設定している音だ。
ウィスパー。ウィス。ささやきとも呼ばれる、個々人同士で送受信する内緒のチャット方法。他者が覗き見る手段はない。
例えば他に、一定距離にチャットを流すエリアチャットやパーティにのみ送られるパーティチャット。一時的に組んだ即席のグループチャットなどが存在している。
送信主もちろん、マリンこと天谷青空。用件は、見るまでもないが。
《遅いよー? なに狩ってんの? 生きてる?》
だよなぁ。
彼女の苦言を甘んじで受け入れる他ないのは、完全に自分の過失だからだ。
《悪い悪い。ロックゴリラの活きがよくて、命からがら生きてるとこだ》
軽口混じりにチャットを返しつつ、合流場所に向かう。
《ふーん、まぁいいや。待ってるからねー》
あれ? 思いの外、何も言われなかったな。それならそれで構わないのだけれど、土下座の覚悟は決めていただけに拍子が抜けた。
ケータイ電話やスマートフォンが無くても、チャットを開いて送りたい文章を思い浮かべれば、送信できる。タイピングもフリックも必要ない。便利になった世の中。
通話機能やチャット機能はシステムとしてデフォルトで組み込まれており、いつどこにいようとも登録している相手、または固有IDから検索して連絡を取ることが出来る。
しかも、通話料通信料無料。
無料である。
移動手段の進歩も顕著で。
歩く。走る。乗る。飛ぶ。人類の移動は日進月歩で、平地を移動することから空を飛ぶことまで、目覚ましい進歩を遂げてきた。
そして時代は、想像しうる最後の移動手段。
空間移動!
端的に、ワープと呼ばれる超絶技能。
どこぞの作品で、どこへでも行けちゃう素敵なドアが登場していたが、イメージとしてはあれに近い。夢見た者も多いはず。
『ポータル』と呼ばれる特殊な施設を利用し、ポータル間での瞬間移動が可能になった。稀少な鉱石を原材料にしているので量産は困難だが、主要部や重要拠点にはあらかた設置されている。
ちなみに、こちらは有料。
有料である。
「ギルド岡山支部で合流。歩いても行けなくはないが、これ以上待たせたら何を言われるか……しゃあねぇ、なけなしの小遣いを使おう。結衣と芽衣に怒られるよかマシだ」
家計の金銭管理を一任している、妹二人の顔を浮かべる。無駄遣いはすぐにバレて小言を言われるので、ついついお金を使うのには慎重になる。
所持金を確認するルビ。
口座に預けているお金も合わせると、実のところお金に困ってはいない。準危険地域で受けられるクエストの報酬は、決して安いものではないからだ。
ただ、オーダーメイドの武具の作成やポーションなどの使い捨てアイテムを買い揃えると、出費は莫大なものとなる。積極的に前線へ出向くルビには、ドロップアイテムだけで賄うことが難しい。
妹たちと共同で出している――なお、ほぼルビが稼いでいる――家族用の貯金からは、日常生活に関わるもの以外に使わないルールだから当てには出来ない。
現在地――学校裏の森林から最寄りのポータルは、校舎内に設置されている。県内に高等学校は三ヶ所しかないので、当然の措置だ。
グズグズしている暇はない。アクティブモブに絡まれないように周辺の警戒を怠らず、急ぐ。
大急ぎで到着したワープポータルに触れると、目的地を選択するように促された。
ギルド岡山支部を選択すると、淡く白い光がポワッと灯り、所持金から使用料が自動的に引き落とされる。
毎度のことながら、ワープしている瞬間の感覚は奇妙なものだ。
身体に多大な重力がかかり、引っ張られているようなイメージ。慣れないうちは不快だし乗り物酔いに似た現象を引き起こすが、慣れてしまえば楽しくなってくる。
ジェットコースター。あの絶叫マシーンがてっぺんまで登り、急降下する瞬間のそれに近い。
――ものの数秒で、目の前にはまったく別の風景が広がっていた。
ギルド岡山支部。
県内で最大級の規模を誇る公的施設。中国地方の中でも、比較的温和な地域ゆえに、大型作戦時の拠点として用いられることも多い。
ギルドを利用するのは、主に『ゲーマー』と呼称される、データ世界を積極的に攻略していく人達。持ち込まれるクエストをこなして、お金を稼ぐ人のことも含める。要するに職業だ。
ルビたち第一世代は、ゲーマーの中でも一線を画する存在だが、本人は大それた存在ではないと否定している。
「いや、だからってソロで霊獣クラスは無理じゃね」
「この防具、昨日新調したばっかだぜ!」
「あー、なんか効率のいい狩場ねぇかな」
毎度毎度、似たような会話が聞こえてくる。
仰々しい甲冑を身に纏った重厚な剣士や、頭の先までローブで覆い隠した魔術師。水着やそれと等しいくらい面積の少ない布地を肌に纏った、いわゆる『見た目装備』の類を着用している女性。
――それで防御力だけはちゃんと設定されているんだから、ゲームって不思議だ。
ともかくそういった見た目の自由度も重視されているため、これまでゲームで味わったファッショナブルで可愛いあるいはかっこいい見た目が、自分で体験できるのはいい措置である。
じゃあここで、思い出してみようか。
過去、アニメやゲームが盛んだった時代に――キャラクターを真似した格好をした人間が、いなかったか?
コスプレイヤー。
二次元のコスチュームを身につけ、キャラクターになりきる人種は、確かに存在した。
けれど。
クオリティが高いものは全体の約数割で、後は――
――なんか、これじゃない。
違和感がなかっただろうか?
そう、人間は二次元のキャラクターには成りきれないのだ。骨格、容姿は国によって様々。
オタク文化の盛んな日本人は、奇しくもコスプレに向かない。
ならば、マスターアップが起こり、世界がデータ世界となった今、この現状は惨状になっていないかと懸念される。
ところが、だ。
あるいは、プリクラの加工技術のように。
あるいは、フォトショップを利用した画像編集技術のように。
なんらかの技術をもってして、人類は二次元寄りに容姿が整形――修正されていたのだ。
てなわけで、露出の多いファッション装備も、かっこよく着飾った鎧も。
特に、露出の多いファッション装備、非常にグッジョブである。
なんて、可愛くセクシーな女性に目移りしていると。
「おそーい! 遅刻だよ遅刻。遅刻ってるよ!」
一人の少女が、頬を膨らませて近寄ってきた。
「遅刻ってるってなんだよ、遅刻ってるって」
「ごまかさない! しかも、エロい目で女の子見てたでしょ!」
「見て…………ない!」
「なに今のめっちゃくちゃ長い溜め!? 怪しい!」
天谷青空――マリン。
ロングの金髪に白銀の瞳の彼女も、間違いなく美少女だ。
おっとりした眼差しに、いつもぼけーっと開いている可愛げのある口。
まさにゲーム! まさにアニメ! れっきとした日本国生まれ、日本国育ち。両親、祖父母、曾祖父母、一家代々純粋な日本人の家系に育った少女でなのに、西洋的この美しさ! 異国感!
――もっとも、ルビ自身も深紅の短髪ゆえに、人のことなど言えた義理はないが。
「ちなみに、遅刻ってるとは、遅刻しているの略語です。え、知らない?」
「なんで、さも俺が無知みたいな反応だよ? 独自言語を用いられたら、誰だって困惑するだろうが」
一般常識を知らない新入社員を見るかのような目で、不思議そうに小首を傾げるマリンを一蹴。
「――で? 昼にチャットくれた時に聞きそびれたが、なんのクエストに行くんだ?」
今回、誘ったのはマリン。昼休みが終わる直前にチャットがきたため、詳しい話は聞けなかったのだ。
「そろそろねー、新しい武器が欲しいんだよね」
にっ、と彼女は笑みをこぼす。
なるほど、新しい武器か。いつであっても、装備が強くなるのはわくわくする。
「わざわざ誘うってことは、マケ買いやオーダーメイドじゃないんだろうな。クエストか」
「うん。私が一人で戦うのは、ちょーっと無理ってるから。晴斗く……ルビくんに手伝ってもらおうってね」
「レベルは?」
「三十七。今使ってるのは三十三レベルの武器だから、そろそろ更新時かなって」
「確かに、ちょうどいいか。お前と俺なら、よほど無理しなきゃ安全マージンも取れてる」
やった、と素直に感情を表現するマリンを見て、手伝うかいがあると感じる。
高い防御力と生命力を活かして、ヒーラー職のマリンをいつも守り、そして守られてきた一蓮托生の存在。職業柄、攻撃力を求めることが分不相応ではあるが、心配し過ぎくらいでちょうどいいこの世の中。
「本来なら厳しい。だが――」
晴斗と青空――ルビとマリン。
お互いにお互いを必要とした結果、高校入学以来は常にコンビとして活動している相棒。
「私たちはいつもこうだし。大丈夫ってる。だよね?」
自信満々に、彼女は胸を張る。
つい目を引くくらいにはボリュームのある二つの脂肪が揺れ、ルビの煩悩も揺れた。
「ま、やることはいつも同じだ」
常に格上。
常に安全。
確実に勝つことの出来る相手にだけ挑む信条を元に、危なげなく生き残り続けていく。
強くなり続けていく。
要するに。
「レベルさえ上げちゃえば、物理で殴って」
「はい、終わり。私たちは特に、レベル上げないとろくにダメージ与えらんないしねー」
「アタッカーが一人でもいれば違うけどな」
「かと言って、適当な人を引き込むつもりはないんでしょ?」
「ああ、その通り。――ま、もし可能なら手を借りたいやつはいるが、そいつ基準に考えるとどうしてもな」
一人の――圧倒的"化物"の姿を瞼の裏に思い描いてかき消す。
データ世界では名の通ったゲーマーたるルビとマリンのコンビですら、あの化物を前には霞むくらいに力量差がある。
安全を重視する二人と、危険を顧みずより積極的に世界を攻略していく中で培った、戦闘経験とレベル。
――差は、広がるばかり。
通常、レベルとは何か?
一年に一回だけ、誕生日に自動更新される、強さのパラメーターのことだ。
レベルが上がると、基礎になる攻撃力や防御力の数値が加算される。
加えて、武器や防具で補正をかけることで総合的な戦闘力へと繋がる。データに基づいて出来た世界だから、『データ世界』。簡単だろう?
走り込み? 筋トレ? 肉体をいじめて己を鍛える時代は終わった。
時代は、モブを倒すことで得られる経験値。及び、クエストを受注して達成報酬として付与される経験値。これで自分をより強く育てていく。
自分の想像以上に、自分は速い。自分の想像以上に、自分は丈夫。自分の想像以上に、自分の体は予測できない超人的な動きを実現する。
「そいえばさ。ルビくんのレベル、いくつだっけ?」
「四十二」
「四十二歳かぁ。随分、年上だねぇ。四十路だ、四十路」
「ナチュラルに年齢に直すのやめない? ならお前だってもうアラフォーじゃねぇか」
「女の子に向かって年齢で貶すなんてひっどい! 禿げろ!」
「男の子に向かって髪の話題はおやめなさい! 女子のお肌年齢くらいデリケートな問題なんだよ!」
ふさふさに生い茂った自分の赤髪を、さり気なく触ってまだ大丈夫だと安堵する。
このリアル志向な仕様は、老いれば髪の量が減り皺が増えるのだ。つまり、やがてくる残酷な未来は避けて通れない。
ちなみに、実年齢四十二歳の人もルビと同じ戦闘力かと問われれば、答えはNO。経験値を得て上がったレベルと、自動的に上がるレベルではボーナスの付与に差がつく。
鍛えずに大人になった人間の筋力と、毎日鍛えて大人になった人間の筋力に差が出来るのと同様だ。
「さーて、んじゃぼちぼち行くとしますか。それ、確定ドロップ?」
「倒すことさえ出来ればね。ま、負けたらイコール死亡なんだけどー」
「出発前にさらっと不安要素を口にすんな。で、どこ?」
「ソルティビーチ。南部の海岸にある、洞窟内だよ。奥地に鎮座ってるバタフライキャンサーが討伐目標」
「バタフライキャンサー……覚えがないな」
「多分、ほとんどの人が必要としないからね、あのモブは」
専用アプリを開き、詳細情報を検索する。
マリンの言葉通り、あまり討伐報告が上がっていない。大方のモブは繁殖地や討伐報告、関連動画などがたくさん寄せられているのだが、画像すら引っかからない。
見つけたのは、特徴の記述のみ。
「泳法バタフライを駆使し、優雅に泳ぐ大蟹。主に洞窟内を棲息地とするが、それゆえに泳いだ姿を見たものはいない……胡散臭っ」
「装備は優秀らしい……けど。『蟹座の玉串』って名前で、巫女が装備ったら本来より一.二倍の効果が発揮されるって」
「それは……確かに強いけどさ」
情報が曖昧すぎて、いまいち乗り気にならない。
曖昧すぎるというか、ネタすぎる存在に、不安しかない。
「へんしーん!」
元気ハツラツ魔法少女!
ウインクと同時に星でも飛び出してきそうな笑顔で装備を転換して、巫女装束に早変わりするマリンを見て。
「……」
かけるべき言葉が、見つからなかった。
「……」
見つからなくて、ただ見つめて。
「あ、あのー……」
「……」
楽しげな、君の笑顔を守りたくて。
「も、もう!」
「……」
ああ、サマーバケーション。
「な、なんでもいいので反応してくれないと、今すぐ喉を掻っ切ります」
「物騒な脅しやめろ!? 明らかすぎるあざといキャラ作りに、俺だって唖然とするわ! 可愛かったけども!」
心なしか、周囲からの目線も痛い。絶対、注目されている。
「いやー、しかし可愛いとは照れますな」
「自重しろ、アラフォー」
「喉を掻っ切ります」
「すみませんナイフをしまってください血迷わないでください」
己の失言を必死に謝り、なんとか矛を収めてもらう。
そもそも、ナイフは巫女の装備じゃない。
「まぁ、まだ詳しいこともわかっていない限定職業の専用武器だ。俺も興味はある」
「そう言えば強そうだけど、巫女ってあんまりパッとしないんだよねー。ま、ジョブ毎に大きな差はあまりないものだし、限定職業だからって強かったらそれはそれで面倒事も増えるかな」
「下手に偏りがあったら、蔑視や嫉妬の対象にもなるからな。その辺、やたらしっかりしてるよなぁ……」
そう。
データ世界のシステムは、存外しっかり考えられている。
数多のMMORPGからいいところを吸収し、うまく日常生活として溶け込ませるような仕掛けが施されているように思う。
必要以上に日常を捨てさせず、しかし夢見ていた部分を叶えた、みたいな。
「あ、珍しい人たちが待機ってるね。なにかあるのかな?」
「ん……? ――ああ、【ジャンヌ・ダ・アーク】の連中か。大型作戦の出発前か、あるいは帰還後か」
「ギルド直属のリンクってのも、大変だろうね。窮屈そう」
「規律とか規則とかな。ま、どんな自治体でも頭となって統率する人間は必要なんだ、奴らもいなけりゃ困る」
「ルビくん、いつだったかスカウトされてなかった?」
「……俺が首を縦に振ると思うか?」
「んーん、まったく」
リンク――――任意の人間をリーダーとして立て、半永久的に仲間として契約を結んだグループのことだ。一昔前の『企業』が変化した形だと思えば理解に容易い。
組んだリンク内で、方針を決めて依頼をこなし、報酬を分け合う。学生の期間が満了すれば、いずれかのリンクに与するのは必須事項であり、それは自分で立ち上げても構わない。
リンク【ジャンヌ・ダ・アーク】は国内最大規模のリンクで、ギルド直属ということも相まって恩恵は大きい。
ただし、役割は重大。仕事量は莫大。被害も甚大。
市民を守り。国を守り。仲間を守り。自分を犠牲にする。
ブラック企業バンザイ! とでも叫びそうな労働形態は、想像するだけでも溜め息で表情が曇る。
誘われたとて、参加しようなんてこれっぽっちも思わない。
「ルビくんは、卒業ったら自分でリンク作成しそうだよね」
「その方が気楽だからな。マリンが作るなら、俺はそれに乗っかってさらに楽をする。だからぜひ作ってくれたまえ」
「やだよー。むしろ私を加入させてよ。楽したいし」
井戸端会議に花を咲かせていては時間が足りなくなる。
話を切り上げて、二人はポータルへ向かった。




