直輝と変わり種
前回のお話の一部を直輝視点でお届けします。
というか過去編書き疲れたのでここで切ります。思いつかなすぎる……
俺が住んでいるこのニシハラには、「普通ではない」ような子供が、俺を含めて4人いる。
俺はその中ではいちばん普通だと思う。
俺は冒険者になる。
そう決めたのはこの村に冒険者が寄ったときだ。
その冒険者の一団の中でも、最前線で戦っていた剣士が、俺の目に輝かしく映った。その人のモットーであった「誰も見捨てない。自分も含めて」という言葉を、俺は好きになった。その日から、俺は冒険者になるために、強くなろうと努力をしてきた。
朝は早く起きて、この木剣を振った。
大人たちにお願いして、手合わせをしてもらった。
他の子供たちと同じように遊びながら、自分が強くなるために自分だけのルールを作って遊んだ。
そして、いろんな人達を見て、いろんなことを勉強した。
弦巻のおじさんからは、刃物の安全な取り扱いを、渡邊のおじさんからは、良い剣の探し方を、三樹のおじさんからは、綺麗に力をのせる方法を。
そうして時が流れて、村の護衛長と張り合うくらいになったころのある朝、俺がいつも通り素振りをしていると、弦巻のおじさんのところの子供がひとりで森へと歩いていった。
「よくわからないが、なんとなく嫌な予感がする」
普段と違う。そのことが俺にそんな印象を与えた。
そうして俺は、少し離れてつけることにした。
少し森に入ったところで俺は青い服を着た、茶髪の少し年上くらいの人から、
「嫌な予感がするな」
と、そう唐突に告げられた。だから俺は俺が思ったように、
「あんたもそう思うのか」
と返した。すると、
「だから、君は今ここにいるんだろう? もしそうならば、そこら辺にあるペンダントを持っていきたまえ」
「……何故だ?」
初対面でそんなことを言う人物が、不審でない訳がない。
「……私は心が読めるんだよ。鬱陶しい能力ではあるけど、こういうときに人助けできるのは嬉しいね」
どこか遠くを眺めるように発せられたその言葉を聞いて、俺は
「今はあんたの言うことを信じることにするよ」
「…………助かるよ。私も、彼女も」
「っとやべ、急がないと……」
何が起こるのかわからない。だが、既に見失ってしまった。
俺は一応、その言葉に従ってペンダントを探し始めた。そしてペンダントを見つけたとき、森の奥のほうから、声が聞こえてきた。
声が聞こえてきた方へと駆けていくと、猪と少女がいた。猪は獲物を狙うような鋭い目付きで、少女は怯えた目付きで。
確かに猪は、子供の俺や少女にとっては、恐怖でしかない。だが、俺が目指すのは、あの冒険者だ。「誰も見捨てない」。それが目標だ。
俺はそのモットーに従って勇気を絞り出した。猪を倒す必要はない。猪から逃げる隙を作れば、それでいい。
手にしていた木剣を両手で握りしめ、大きく上段に振りかぶる。猪が1歩、また1歩と少女へ近づいていく。
そして、少女へ集中しきった猪に向けて、俺は全力の一撃を放った。
鈍い音が周囲に響く。だが、これでこの猪を倒せてはいないだろう。
だから、俺は
「来い!」
その一言だけを告げて、少女の手を引いた。
そして、森の外へ向けて、無我夢中で走った。
以下、前回に続く
という形で今回を締めさせて頂きます南野です。
最近私は迷走しております。
趣味が、マジで迷走しております。
まず、最近はギャルゲーをやりまくってました。おかげで甘い空気の作品が書きたくなりました。でもそんな文章力がないこととと設定が思い浮かばないということが邪魔しています。
……甘い空気を最近感じたのはゲーセンです。甘い空気(物理的に)ですが。キャラメル感がありましたね。
ゲーセンといえば、音ゲーに前よりもハマりました。上手くなりたくて某ペンギンを抱いて眠る日々です。願掛けです。まあ本音を爆発させると女の子を抱き締めたいですが。…………光のほうが早そうな気がしてならない。
そんな南野(ギャルゲーのし過ぎでロリコンになりそうな銀髪好き)のこの作品は、今後も執筆は続けます。
どうぞ、これからもよろしくお願いします。
…………()内の影響を、加奈恵はもろに受けてますね。
※今回、装備のやつはお休みさせて頂きます。




