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blood  作者: 黒闇 結羅
7/8

7-past-


「俺はこの会社の事件などについて報道する部署にいて事件の事について調べていた記者と同期だったんだ・・・


山野さんはそう語りだした。


「その頃俺はまだダメダメな記者だった。だが、あいつはすごい奴だった。雑誌の編集長もあいつに関しては一目置いてたくらい。一度やると決めた事は絶対に最後までやり通す奴だ。そんなあいつだからあの事件に関してもそうだった。あいつがあの事件を調べ始めてから1週間程たった頃だ。全く知らないアドレスからメールがきたんだ。そう、脅迫文。そのメールには『モウコノ事件ヲ調ベルノハ止メロ。コレ以上関ワルト大変ナ事ニナルゾ。』と書いてあった。俺は、その時もう危ないからやめておけ、といった。だが、あいつは「大丈夫」ただそう言い残してまた取材に行ってしまった。今、思えばあの時俺が止めておけばよかったんだ。なぜなら、その言葉があいつと交わした最後の会話のなってしまったからだ。」


「え?」


「その日、あいつは取材に行ったまま帰ってこなかったんだ。あいつは取材を終え、家に帰り取材した内容をまとめて書いていた。そしたら家に誰かが侵入してきて・・・」


「あの、それだったらどうしてブログなんて残ってたんですか?」


「それはな、あいつが俺に託したんだ『もし、俺になにかあったらこのデータをネットに流してくれ』とな。だから、俺はあいつの情報をブログを作り載せたんだ。」


「そう、だったんですか・・・」


「あ、でもそれだけじゃないんだ!!」








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