表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

ホッピンガール!!

タイトルは『ガール・ガール・ガール・!!』です。

ガル3とでも略してくださいな。

今回は街を跳ね回る少女の物語です。

退屈しのぎにどうぞ。


「〜〜〜〜〜っりゃあ!」

タタンッ! と軽快な音を鳴らし街を跳ね回る少女。名前は『軽羽根(かりはね) (けい)』。中学一年生で活発な少女。

職業、『タウンジャンパー』。意味は簡単に言うと『街を庭にした者』。

正確にはまだ職業として認められていないがそれも時間の問題で解決する。

……螢はタウンジャンパーとしては無名だが、街の中では中々有名で、人気者。近頃は宅配便もしている。

「おーおー元気だこと」

螢を見てある種の簡単の息を漏らすのは螢の母、『軽羽根(かりはね) (ひかり)』。

正確は男らしく、力仕事をよく任されるがあまり筋肉は付かない不思議体質な人。

「そーだねぇ、光ちゃんもやってみたら?」

と光に反応したのは光の夫で螢の父でもある『軽羽根(かりはね) (なか)』。

こちらも男らしいが、むしろ裁縫など細かいことの方が好きで得意。

「はは、私じゃあんなに出来ないよ」

「……」

と仲は想像してみた。結果、「たしかに、ね」と苦笑しながら言った。


「ぃよしゃ! 遅刻は免れた!?」

螢は教室の戸を開けて開口一番にそんな事言う。

「ぎりぎりだけどね。さ、早く入りなよー」

とそんな螢に一言注意したのが螢の真友でもある『真斗鳥(まととり) (こころ)』。

おお、そだね。と螢は心の横の席に着く「……しっかし、こうゆー時ほどジャンパーで良かったと思うよ」

「そーだねー。ボクは運動神経そんなに良くないから出来ないけど楽しそうに見えるよ」

一応言っておくが心の性別は女である、テストに出ます。

「心も運動神経有るには有るんだけどねえ……。とりあえず疲れた。何時間目に寝ようかな」

「寝るのは成績良い人の特権だよ」

「うるさいぞこの万年首席女ー」

「まあボクの才能って奴ですよ。えへん」

「えばんな」

などと雑談していると、キーンコーンカーンコーンとチャイムの音がして先生が入ってくる。

「…………また?」

「…………また、みたいだね」

筈だが何時も通り担任の『朱鷺渡(ときわたり) 正時(せいじ)』は遅刻をした。


キーンコーンカーンコーン、と学校が終わりのチャイムを告げた。

「んー、終わった~……!」と言いながら螢は背を伸ばしてふう、と一つ息をしてから「さて、行きますか」

「おー、今日も早いねー」

「ん、バイバイ心! よーし、今日は何処を跳ぼうかな!」

と少女は駆け出した。


今日も少女は街で跳ね廻る。


とりあえず心は『HiWIND -ハイウインド-』のリカをイメージしました。

フリーゲームなのでぜひどうぞ、面白いです。


今回はわりと実験作ぽくなりました。

それにしても

名前だけキャラ=1

ほぼ出番なし=3

ってどういう事?

しかも主人公さえ台詞少ないし。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ