第82話:キリヤマの誕生日を祝おう
☆3評価ありがとうございます!今週は日曜日の更新を予定しておりましたが、
ハッピーな気分なので本日投稿しまあす!
前回から2ヶ月程経ち、3月に差し掛かった。
ユルリカ
「う〜ん、どうしたらいいのかな...」
ミラ
「どうしたんですかぁ?」
ユルリカ
「あっ、ミラさん!実はレイくんの誕生日が近づいてて...
プレゼントを何にしようか迷ってて...」
ミラ
「そういう事でしたら男性に聞いたほうが早いんじゃないですかねぇ?
という訳で、タチバナさんに来ていただきましたぁ〜」
タチバナ
「俺の登場雑じゃない?まぁキリヤマなら、
ユルリカちゃんがしてくれる事なら何でも喜んでくれるとは思うけどな。
だからやっぱり、奉仕とかしてくれたら嬉しいんじゃねぇのかなぁ?
少なくとも俺が好きな人に奉仕されるのはエグいくらい興奮するな。」
ユルリカ
「奉仕...ですか?」
タチバナ
「俺のいた世界ではメイドという素晴らしき文化があってだな以下略」
ユルリカ
「なるほど...」
タチバナ
「俺の意見だけじゃあれだからもっと色んな奴に聞いたほうがいいんじゃないか?」
ユルリカ
「そうですね。貴重なご意見ありがとうございます。」
タチバナ
「という訳でラックに来てもらいました〜」
ラック
「雑な登場のさせ方すんじゃねぇよ!!
まぁ貰って嬉しいものか...愛がありゃいいんじゃねぇか?
ちゃんと自分の事を考えてくれてるって事が伝わりゃ十分だろ。」
タチバナ
「らしくな。」
ラック
「テメェが聞いてきたんだろ!!ブチ殺すぞ!」
ユルリカ
「なるほど...愛が伝わる...」
ミラ
「何か思いつきましたか〜?」
ユルリカ
「はい。一個だけ自分なりに考えて思いついたのが一つ。」
そう言ってとある店に向かうユルリカ。
ユルリカ
「コレにしようかな...って。」
タチバナ
「重くね...?まぁアイツも滅茶苦茶重いから釣り合いは取れてるか。」
ミラ
「素敵じゃないですかぁ。ついでに私達も何か買っておきましょうかねぇ。」
タチバナ
「そうだな。」
そしてやってきたキリヤマの誕生日当日。
ユルリカ&ミラ&タチバナ&ハルカ
「誕生日おめでと〜う!!!」
タチバナ
「俺からの誕プレだ。使う機会は限られるかもしれないが一応持っとけ。」
そう言って拳銃を渡すタチバナ。
俺
「ありがとう!万が一のため持っとくわ。大切にする。」
タチバナ
「おうよ」
ミラ
「私からはこちらをぉ」
長めのマフラーを渡すミラ。
俺
「まさか...冬は過ぎ去ったけどそういう事か!
ありがとう!冬が来たら二人で使い倒す!」
ハルカ
「アタシからはコチラを。」
米俵を持ってきてキリヤマに渡すハルカ。
俺
「おぉ!!良い!良い!コレでようやく...!
食生活に彩りが...!マジでありがとう!」
タチバナ
「ほな俺らは帰るわ。じゃな。」
ミラ
「さようならぁ~」
ハルカ
「さようなら。」
三人はキリヤマ宅を出ていき、家にはユルリカとキリヤマの二人だけとなった。
ユルリカ
「私からはまず...今日一日レイくん、いや、ご主人さまにご奉仕するね?」
メイド服を着てキリヤマの前に現れるユルリカ。
俺
「えぇぇぇええぇええぇぇぇえええぇぇぇえ!!!!!?????」
(待て待て待て待て待て待て待て待てぇ!!!!!!!!!!!
尊さで殺しに来てるのかって!!準備が!心の準備がぁぁあぁあぁあ!!!!)
ユルリカ
「して欲しい事があったら遠慮せず何でも言ってくださいね?」
俺
「じゃっ、じゃあ...まず肩を揉んでもらえたり...する?」
ユルリカ
「喜んで!」
モミモミモミ...
ユルリカ
「加減はいかがですか?」
俺
「マァジ気持ちいいよ。コレ以上無いくらいにね。ってかめっちゃ上手くない?」
(手つきが可愛すぎる...死ぬぅ...
演技力と耐久力で何とか平然を装えてるけど...いつ決壊するか...)
ユルリカ
「タチバナさんからメイドというものを事細かに教えてもらったんです。
なのでミラさんを練習台に少し練習して...」
俺
(ファインプレーサンキュー!!!!!!!タチバナ!お前酔っ払ってたのか!?)
「なるほどね...」
ユルリカ
「それじゃあ肩たたきに移りますね〜」
トントントントン...
俺
「癒やされるぅ〜」
(叩き方可愛いぃぃいいぃいい...召される!召される!
肩の!肩がぁ...!ハァァァアァァ!!!!)
ユルリカ
「ふふっ、気持ちよさそうにしてるレイくん、可愛い。」
俺
(どの口が言ってるんだっつうのぉおおぉおおぉお///)
ユルリカ
「ぼちぼち耳かきに移ろっか。さっ、ココに頭を置いて?」
トントンと、正座している自分の太ももを叩く。
俺
「え"ぇ"〜!?い"い"の"か"い"?ユルリカちゃん」
ユルリカ
「もう、今更何を言ってるの?楽な姿勢でホラ置いて」
俺
「じゃあ遠慮なく。」
そう言ってユルリカのももの上に頭を置くキリヤマ。
俺
(ビ"ャ"ア"柔"ら"か"い"〜!引力が!この太ももには引力が働いている!
俺の頭を離さんとばかりに!思えば膝枕は二度めか。
あの時は頭があまり回って居なかったが改めて膝枕されると...
死ぬほど良い!死ぬ時はココで死にたい!)
ユルリカ
「痛くない?」
俺
「全然だよ〜。脳に突き刺さっても痛くないよ〜」
ユルリカ
「ふふっ、何ソレ。」
その後も一日中色々奉仕をしてもらった。
心臓が早く動きすぎて寿命が三年位縮まった気さえした。
個人的にはア〜ンとメッが死ぬほど効いたな。
俺
「今日は本当にありがとう!明日から10年くらいは24時間労働し続けられそうだよ」
ユルリカ
「それだと10年レイくんが構ってくれないじゃん、いやだよ私。」
俺
「いっいや!今のは冗談でぇ!何というか実際に動けるけど物の例えというか...」
ユルリカ
「知ってる。それともう一個レイくんにあげたいものがあってね?」
俺
「マジで?今年の誕生日死ぬほど気合い入れなきゃじゃん」
ユルリカ
「はい、コレ。」
ユルリカに渡された10cm程の箱の中には、紫色の宝石の球体が入っていた。
その球体の大きさは、ピンポン玉より一回り小さい程であろうか。
俺
「何これ?ユルリカちゃん達テラルド族の目みたいな綺麗な紫だけど。」
ユルリカ
「そ...その...義眼です...」
俺
「えぇ義眼!?」
ユルリカ
「はい...重かったですか?」
俺
「ううん、全然。ありがとう!
コレでユルリカちゃんとお揃いだね!なんだか嬉しいや。」
そう言いながら義眼を嵌めるキリヤマ。
俺
「ホントにありがとう!うわ!見える!もう叶わないと思ってたのに!
マジで見える!スゲェ!左目が見えなくて死にかけた時度々あったからね!
よかった...もう二度と...ユルリカちゃんを両目で見れることなんて...
無いと思ってたからさ...良かった...本当に...」
(俺のこと...ちゃんと考えてくれてる...!!ユルリカちゃんの中に!
俺という存在が刻まれている!何と素晴らしいことであるか!!)
右目から涙を流すキリヤマ。
ユルリカ
「レイくんに喜んでもらえてよかった。愛してるよ。この世界の何よりも。」
俺
「俺も...!!俺も!どんな事があろうがユルリカちゃんが好きだよぉ...愛してる」
お互い愛の告白をしていた所に、リルラが現れた。
後ろにはタチバナやミラやハルカだけでなく、メイナードやラック、
ヴェルダにヴォルダに松風に、レイクやサイカン、その他もいる。
リルラ
「オホンオホン...!お取り込み中の所失礼いたします。
色々お話していことがありまして...」
タチバナ
「緊急事態だ。始まるぞ。」
俺
「何が?」
リルラ
「近いうちに魔王軍が、その全勢力が、この国、レヴンタスに攻めに来ますわ。」
俺
「話ってのはそれか...」
メイナード
「魔王も直接動き出します。」
俺
「豊臣不死彦だったか?なんで今になって...」
メイナード
「そして予想される決戦日が...明日です。」
俺
「いくら何でも早すぎるだろ!」
メイナード
「なので持てる全勢力を持って迎え撃ちます。」
俺
「それに俺も参加しろと...マジか。」
突然の最終章、開幕。
という訳でものずきも最終章へと移ります。必見ですね




