表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生者の付き人  作者: どーてーの独り言
第四章:ユルリカ解放戦線編
62/88

第62話:ウブな二人の心理戦

星3評価、並びにブックマーク登録、本当にありがとうございます!

媚びへつらいまくりです。非常にモチベが上がります!

嬉しくなりすぎて連日投稿してしまいましたね!嬉ションと一緒です。

王国軍兵士

「居たぞ!アイツだ!王城から空中へ逃げたぞ

 部屋の位置的にメイナード様の部屋だ!」


「げっ、もうバレてる。」


ユルリカ

「本当ですね。」


王国軍兵士

「メイナード様ご無事ですか!?」


メイナード

「えっ、えぇ。」


王国軍兵士

「先程何かが空中からこの部屋に入ったと住民から通報がありまして。

 何があったのかお聞かせ願えますか?」


メイナード

「えぇと...」


ネルフ

「一刻でも早くあの魔物を捕まえて下さい!アレは悪魔の類ですよ!

 メイナード様の命を握られたんです!私も倒そうとしたのですが、

 あの魔力!私達は一歩も動くことも出来ず...!!

 あの悪魔がいつ癇癪を起こしてメイナード様を殺すかわかりません!

 ですから一刻も早くアレを捉えて下さい!情報なら何でも出します!」


メイナード

(何言ってんのネルフ!?)


ネルフ

(ココで知らぬフリをしても、すぐにボロが出ます。

幸いにもアレがキリヤマ様とバレていないのなら、ココは嘘と真実を混ぜ、

やり過ごすのが得策でしょう。坊っちゃんの演技スキルで、

泣いたふりでもしてさっさと兵士を追い出しましょう!)


メイナード

(分かったよ...)

「だ"ず"げ"で"ぇ"〜!!怖"い"よ"ぉ"〜!

 ね"ぇ"ボ"グ"死"ん"じ"ゃ"う"の"ぉ"〜!?嫌"だ"よ"ぉ"〜!」


王国軍兵士

「お労しや王子様...!心配せずとも!我々が必ず討伐してみせます!

 お前ら、今すぐキリヤマの捜査と共に、悪魔を探し出せぇ!!」


兵士たち

「サー、イェッサー!!!!!!」


ネルフ

「兵士達!今メイナード様の心は不安定なんだぞ!

 心を休ませる故、早くココから立ち去れい!!」


メイナード

「う"わ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"あ"ん"!!」


兵士たち

「はい!!」


ドコドコドコドコドコドコ...


兵士達はメイナードの部屋から出ていった。


メイナード

「なんて演技をさせるんだ全く!」


ネルフ

「素晴らしい演技力でしたぞ坊っちゃん。」


メイナード

「どこがだよ!真眼(トゥルーアイ)とかで見られてたら即バレ不可避だぞ!?」


ネルフ

「まぁ、結局の所、ごまかせたので良いではありませんか。」


メイナード

「まぁね。」



〜視点はキリヤマとユルリカへ移る〜



「ちょっと飛ばすから、しっかり掴まっててTake2。」


ユルリカ

「はい!」


キリヤマはジェットコースター程度の速度で、カルロスへ向かう。


「しっかしアレだね。王都は警戒されて無かったから兵はそんなに居なかったけど、

 カルロスはびっちり警備兵がいるね。」


ユルリカ

「キリヤマさんに罪はないのに!」


「気持ちだけでも嬉しいよ。」

(あ"ぁ"〜、どこまでいい子なんだ。ユルリカちゃん。好きぃい!!!!!)


ユルリカ

「これからどうするんですか?3日間逃げ続けるにしても、行く宛とかは?」


「ユルリカちゃんの所にいるだけで十分なんだけどね。

 ちょっくら国外に逃げようと思うよ。」


ユルリカ

「国外!?っていうと...」


「ニホニアだね。爆速で行くから、しっかり掴まっててねTake3。」


ユルリカ

「もっと速くなるんですか!?」


「そうそう。だから、ギュッてしてほしい。俺を。」


ユルリカ

「...少し恥ずかしいですけど、分かりました。」


ムギュウ...


(嗚呼、昇天しそう...召されるぅ...

高めの体温と、しっかり俺を抱きしめてくれているのを、

肌で感じれる...抱きしめる力がまさに女の子って感じだ。可愛い。

ま、実を言うと空間魔法とか魔法障壁で俺らを包めば、

空気抵抗とか無くなるんだけどね。さて、本題に入ろう。

ニホニアへ何しに行くのか。誕プレだよ誕プレ!買う時間が無さすぎる!

テラリア村でユルリカちゃんの誕生日聞いたらまさか4日後なんてな。

それと、前回確保できなかった米だ!米!米!米!)


ユルリカ

「ニホニアへ行く事のメリットってなんですか?」


「本来の移動なら3日かかってニホニアへ着いたでしょ?

 ってことは情報がニホニアへ回るのもかなり遅れるはずなんだ。

 それに、エルフの里の風呂も、俺んちの風呂も質がちょっと低かったから、

 いい温泉でゆっくり体を休めたいってのが本音かな。」


ユルリカ

「ですね!」


その後もゆっくりと話しながら、爆速で移動するキリヤマ。


(ゆっくり空間魔法張って、空間内を徐々に暖かくしたら何ということでしょう。

ユルリカちゃんが寝た。寝顔をしっかり記憶し、背中に感覚を研ぎ澄ませ、

1時間位経ったのかな?ニホニアに着いちゃった。)

「幸せな時間だったなぁ...ユルリカちゃん、着いたよ。」


ユルリカ

「ん...あぁ!すみません、寝てしましました!乗せて貰っている立場なのに!」


「いいよいいよ。メチャクチャ幸せな時間堪能させてもらったから。

 さて、何しようかな?」


ユルリカ

「ちょっと汗かいちゃったので昼風呂にしません?」


「そうだね///」


割と近くに温泉があったので、そこに行くことにした。


「大人二人分で!」


温泉の受付

「はいはい、じゃ2Gね。それとここ混浴しか無いから、

 更衣室は別だけど浴場は一緒だからね。」


「えっっっっっっっ」


ユルリカ

「えぇ!?そっそんな混浴なんですか...!?」


温泉の受付

「払い戻しは出来ないからね。嫌ならよく看板を見ればよかったのさ。

 でも、お湯の質だけは保証するよ。」


「どうするユルリカちゃん。嫌なら別に良いけどさ。」

(せっかくのチャンスなんだ断らないでくれ頼む!)


ユルリカ

「現在の所持金は...?」


「えっと...大体100G。正確には98Gだね。」


ユルリカ

「私のと合わせて136G。あまり無駄遣いは行けないのに...」


(この流れは!?)


ユルリカ

「でも...知らない人から体を見られるのはその...恥ずかしくて...」


(なにそれ俺に見られる分には構わないって事!?でもそうだよな...

ユルリカちゃんの裸体を知らねぇおっさん共に見られる訳には...)


温泉の受付

「それなら安心しな。今の時間温泉に入ってる人は一人も居ないよ。」


(ナイスフォロオォォオォオォオオォオ!!!!!!!)


ユルリカ

「じゃあ、その...良いですよ///」


(キタアァァアアァァァアアァァアア!!!!!!!!!!)

「そうだね。入ろっか。」


そう言うとユルリカは更衣室へ歩き出した。


(ところで、お姉さん(実際はババア)。頼むから人が来ても誰も入れないでくれぇ!

頼む、この通りだ!)


念話しながら土下座するキリヤマ。


温泉の受付

「そんなにあの子との空間を邪魔してほしくないのかい?」


「あったりまえだ。知らんおっさんにユルリカちゃんが色目使われるなんて、

 マジでありえないからな。」


温泉の受付

「ガキくさ。ま、いいさな。誰も入らんだろうが、誰も入れないどいてやるよ。」


「助かります!」


そう言ってキリヤマも更衣室へ向かった。

一応腰にタオルを巻いて、浴場へ向かう。


「広ぇな。しかも露天風呂までしっかりあると。」


そんな事を言いながら体を洗うキリヤマと、ユルリカ。


ユルリカ

「キっ、キリヤマさん。」

(二人だけじゃ気まずいから何か話題を作らないと!)


目をやるとバスタオルで身を包んだユルリカがそこに居た。

なるべくユルリカに目を向けないようにしていたキリヤマだったが、

呼びかけにあっさり応じ、ユルリカの姿をガン見する。


「えっ可愛すぎない?」

(いい!バスタオル一枚だけだから体のラインがしっかりと浮き出てる!

それにそのバスタオルからはみ出てる豊満なおっp...

えっ、てかメッチャ綺麗じゃない?曲線美がエグゥ!?

この大きな胸がここまで綺麗に保てるものなのか!?

くっ...目の保養すぎて逆に失明しそうだ。)


ユルリカ

「そっそんな事...///」


(可愛いぃなぁ...照れてるところも可愛いなぁ。

こんなの他の男に見られてたらその男の目を潰すレベルだなぁ...

この世の中にこれ以上の眼福が存在するだろうk否、無い!)


ユルリカ

(何か、何か話さないと...)

「そっその...背中流しましょうか?」

(えっ何言ってるの私!?そんな事言って断られたら、

キリヤマさんに嫌われちゃう!撤回しなきゃ撤かi...)


本当にたまたま出た言葉がこれだったのだが、

これが発端となっていらない心理戦が続くことを二人は知らない。


「ええぇえっ!?ほっホントに言ってるの!?」

(何その願ってもないかわいすぎる提案!!

これ以上にない幸せ過ぎて心臓が過労死するんだけど!)


ユルリカ

「あの、嫌でしたら全然...」

(そう、それで良いの。自然な感じで撤回の方向へ...)


「折角の厚意だし、お願いしようかな///」

 (ここで断ったら男として恥だ。折角気を使ってくれているというのに。

 何せデメリットが俺の心臓の過労死するくらいしか無いのだから。

 それに、耐久力のパラメータを上げとけば大丈夫だろう。

 願ってもない幸運だ。耐えろ、持ちこたえろ俺!)


ユルリカ

「はい、分かりました。」

(えぇ〜!オッケーなのぉ!?やっぱりすごい緊張してきたぁ...)


(耐えろ耐えろ。全然動じてないフリに徹底しろ!)


ユルリカ

(背中を流すだけよ私!そのくらいやりなさい!

一度言ったんだから、曲げずにやりなさい!)

「それじゃあ、その...洗いますね?」


ユルリカの手がキリヤマの背中に触れる。


(心臓バックバクじゃねぇか俺!

おかしいな耐久力と演技力1000倍のはずだよね!?てか手ぇ柔らか!

なにコレおしとやかな手過ぎない!?すっごく滑らかでこう...

あぁやべぇ、頭回んねぇ〜。頭回んないための〇〇力みたいなの無いっけ?

頭回ってねぇから思いつかねぇ...)


ユルリカ

「なんだか...キリヤマさんの背中...とても落ち着きます。」

(だから何言ってるの私!思ってもそんな事言わないで!でも...本当に逞しい...

さっきまでこの背中の上で寝てたのね...)


(やめてそんな可愛い事言われたら本当に心臓が持たない!

てか今パラメータを下げたら本当に心臓発作かなんかで死ぬんじゃないの!?)


ユルリカ

(大丈夫。恩人の背中を洗うだけだから...そう...好きな人の...)


赤面するユルリカ。


ユルリカ

(いやいやいや!そんな事考えたら余計緊張するじゃない!

今は邪念は捨てるのよ私!)


そのまま背中を洗っていたが...


ユルリカ

(キリヤマさんの背中越しに心臓の鼓動が伝わってくる...

すごく...優しい鼓動。それに...背中の筋肉がしなやかで...

とっても綺麗。あぁ、なんて素敵な...ってダメよ!

そんな事考えたら余計に体が火照っちゃうじゃないの!)


(ドックンドックンドックンドックン

↑いつ止まるのこれ!?落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け...)


ユルリカ

「...その...気持ち...良いですか?」


「うん。ありがとう。すっごく気持ち良いよ。」

(何で辛うじて演技だけは上手いんだよ!体はそれどころじゃねぇよ!)


ユルリカ

「それじゃあ、流しますね。」


シャワーでしっかりとキリヤマの背中を流した。


「ありがとう。いつかまたしてくれると嬉しいな。」


ユルリカ

(やめて下さい!純な笑顔でそんな事言われたら、

 本当に頭がどうにかなりそうです!)


「してもらったら、恩返しだね。今度は俺が洗うよ。ほら、座って座って。」

(何言ってるの俺!?いや、施されたら施し返すのは当たり前だ。

誠心誠意やるぞ俺!)


ユルリカ

「えぇ!?」

(そんな願ってもない事!でも折角の厚意を無駄にしたら嫌われちゃうし...

何より...私がして欲しい。断る理由といえば...

心臓がトクトク言ってるのがバレてしまうくらいかな...

でもそれを理由に断っても結局バレるし...うん、頑張って持ち堪えるのよ私!)

「じゃあその...お願いしても...いいですか?」


「全然良いよ!ささ、どうぞ座って。」

(洗う分には緊張はバレないからな。)


ユルリカは座るとバスタオルを取り前半身に置く。


(バスタオルの取り方えっっろ!んでもって背中メッチャ綺麗じゃん。

いや知ってたけど間近で見たらこんなレベルなのか...モデルの比じゃないな。)

「んじゃ、今から洗うね。」

(相変わらず演技力1000倍の俺は冷静だな!内心と格差ありすぎるだろ!)


ユルリカ

「はい...」

(とうとうキリヤマさんの手が私の背中に!

考えただけでも頭がクラクラする!平然、平然を装うのよ私!)


(俺の手がユっ、ユルリカちゃんの肌に!)


ゴシゴシ...


ユルリカ

(気持ちいぃ...キリヤマさんの手は、激戦をくぐり抜けて硬いと思ってたのに、

いざ触られるとものすごい柔らかい!まずい、頭が回らなくなって...)


「どう?気持ち良い?」

(俺だけが満足してるようじゃダメなんだ、

しっかりユルリカちゃんを満足させなくては!ってあぁ、ダメだ。

背中がすごい暖かい。触れてるだけで指が幸せで死にそうだ!

心臓の鼓動が伝わってくる...ユルリカちゃんも緊張してるのか?ほぐさなくては...

ってその前にまず俺が緊張をほぐせよ!)


ユルリカ

「凄く...気持ち良いです。」

(何このキリヤマさんの手付き!スパみたいに気持ち良い!

なのに私だけ緊張して...私が馬鹿みたいじゃないの!)


「緊張してる?大丈夫だよ。」

(だから一番緊張してんの俺だろうが!)


ユルリカ

「はい。お気遣いありがとうございます。」

(緊張してるのバレてた。余計に恥ずかしぃ...///)


「それじゃあ、流そっか。」


サァァァ....


シャワーで背中を流した後、湯船に浸かる二人。


「何だかすっごく緊張しちゃったね。」


ユルリカ

「ですね。これからどうしましょうか。」


「えぇと、俺一箇所行きたい場所があるんだ。アマツさんの所なんだけど。」


ユルリカ

「あぁ!良いですね!何のお願いをしに行くんですか?」


「刀の調整とか、いい素材を売ったりとかが主かな。」

(本当はユルリカちゃんの誕プレが主だけどね。)


ユルリカ

「なるほど。」


こんな感じのあっさりとした会話を10分ほど続けた後、湯船から出る二人。

湯屋を出ても何気ない会話が続いていた。


「いい湯だったねぇ。」

(気が気じゃなかったけどね。)


ユルリカ

「ですね。」

(気が気じゃなかったですけどね...)

細かく描写してたら長くなっちゃった。

あと何だかんだで、〜視点は〇〇へ移る〜を気に入ってます。

一方その頃〇〇は〜とかでも良かったんですけどね。

それと17話と51話ですが、内容の訂正をしました。訂正内容としては、

キリヤマとユルリカとタチバナの年齢ですね。何も考えずに書いてたツケが回ってきたか...

正しくは、現在62話時点でタチバナが19、キリヤマが18、ユルリカが17です。

誕生日の記載。タチバナ5月25日、(異世界だと12日)

キリヤマが3月8日(異世界だと4日)。ユルリカが8月15日(現実だと30日)。

キリヤマが異世界に来てから5ヶ月立っているんですね。

作中描写だと日数足りないとか言われても知らね。クエストでもしてたのでは?

としか言えないですね。にしても冒険者登録してから4ヶ月ちょいで神級になったキリヤマ。

すっげぇや!byキリヤマ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ