第59話:代償の神器
遅れて、ごめんちゃい!っつってね。(ころすぞ)
1ヶ月休んでいた理由としましては、展開の練り直しとか途中まで書いてた原稿が消えたり、
定期テストがあったり旅行行ったり絵の練習だったりゲームしたり動画見たりで遅れたね。
そして本日が本作を投稿し始めて丁度1周年なので、お詫びも兼ねて文字数多めの投稿です。
と、言いたいところですが、いつもどおり3000文字程度ですね。
殴っていいですよ。コイツ
ケント
「神之翔乗機解除!!ゴホッ!ゴホッ!流石だねタチバナ君。
お陰で少し不味い状況になったy...」
ケントが話し始めた時には既に、タチバナの姿はなかった。
タチバナ
「蛇軌弾ォ!!!!!!」
タチバナは既にリルラへ向けて銃口を向けていたのだ。
ケント
「させるかあ!!!血剣起動!!」
ケントはすぐさまタチバナに斬りかかるが...
タチバナ
「地雷翔風。」
ケントの足元に仕掛けられた罠魔法が、ケントを吹き飛ばす。
ケント
「んなっ!?」
タチバナ
「学べよ」
ドヒュゥウン...!!!!!
本当に生物であるかのような軌道を描き、リルラに弾が飛ぶ。
リルラ
「き"ゃ"ぁ"あ"あ"!!!」
タチバナ
「後は任せたぞ、ミラ。」
(しっかし何だ?この違和感。ケント、思ってた以上に弱いな。
ホントに神級冒険者なのか?ミカルドより戦ってて手応え無ぇぞ。
これ、案外マジに勝てるんじゃねぇか?)
ミラ
「りょうかいぃ!!」
ケント
(僕は...弱い...なのに何で神級になれたんだっけ?
魔王軍の幹部を一人殺したのは覚えてる。けどどうやって殺したんだ?
神之腕袋は使ってなかったはず...
そうだ、神器の同時起動だ。そして神之翔乗機の...)
タチバナ
「よそ見してんじゃねぇぞおぉおぉおお!!!!!!
喰らえっ、獄龍弾ッ!!!!!!!!!」
獄龍弾とは、タチバナの神器を大砲へと変換し、
炎をゆうに超える超温度の巨弾をぶっ放す大技である。
ケント
「血剣、解除。神之翔乗機、装着!」
タチバナ
(装着?起動じゃなくてか?)
ドゴオオォオオォオオォオオォオオォォオオォオオォオオン!!!!!!!
確かにケントに巨弾は着弾した。
タチバナ
「げっ、なんだよアレ!!!」
が、そこに立っていたのは、
神之翔乗機の装甲を身に纏う無傷のケントだった。
タチバナ
「あの無敵の戦闘機を纏うだぁ!?いよいよホントにチートじゃねぇか。」
(ガ○ダムみたいでちょっとカッコイイの腹立つ!!)
ケント
「加え廻魂斧起動。」
タチバナ
「あ"ぁ"!?そんなのホントにガン○ムじゃねぇか!」
ケント
「そういえば二つ以上同時に起動できるんだったっけ?
たしか体力が2倍持ってかれるんだったか?そのあたりの記憶が曖昧だな...
神之翔乗機を装着出来る事を忘れてたのも、何でだろう?
どちらかの条件を満たすと記憶が消えて、消えた記憶を自覚することで記憶が戻る。
縛りはそんなところかな?意味わかんね。」
タチバナ
「んだよその無理やり設定!そんなのって...ズルじゃん...」
ぐずるタチバナ。
タチバナ
(いや待てよ。俺の武器にもそういうのあるんじゃないのか?
縛りを与えると強くなるみたいな...)
ケント
「お喋りもここまでにしておこう。さ、戦ろうか。」
タチバナ
「あぁ、そうだな。やってやん、よ!!」
ドゴォン!!
開戦の合図の代わりに、初っ端からブチかますタチバナ。
ケント
「効かないよねぇ!!!」
タチバナに向かって、豪速で飛ぶケント。
タチバナ
「喰らえやぁ!!!!加速貫通弾!!!」
タチバナも、恐ろしく速い銃弾を浴びせ、応戦する。
ケント
「クッ、まだまだぁ!!」
タチバナ
「チッ、マジか!?」
(憶測だが、装甲は壊れないとて衝撃は中の本人に伝わる筈だ。
俺の出せる銃弾の最高速度と奴が俺に突進する速度を利用したが...
見た感じあんまダメージは入ってないみたいだな)
とりあえず、ケントの突進を躱すために空を飛ぶタチバナ。
ケント
「フライングリボルバー!!!!!」
手の平から銃弾を放つケント。
タチバナ
「俺の銃弾が相殺されやがる!」
(だが俺には分かる!あの装甲、小回りが効かねぇ!!
直線上で戦ったら負け確だ!!だが曲がりつつなら何とかなる!)
ケント
「相殺するだけじゃ面白くないからね。攻める、攻めるよぉ!!!
自動追跡爆矢!!!」
ケントが肩からミサイルを発射し、自動追跡でタチバナへ直撃する。
タチバナ
「ぐあぁあッ!!!!」
爆発で吹き飛ばされ、地面に叩きつけられるタチバナ。
タチバナ
(最悪だ!ただでさえ空中戦だと飛行に集中して銃が上手く扱えねぇのに!
自動で飛んでくるミサイルまで対応しろってのかよ!せめてミラがいてくれれば...)
ミラ
「支援しますよぉ!タチバナさん!」
分厚い障壁を張り、タチバナを回復するミラ。
タチバナ
「ナイスタイミング!だけど...おまっ!リルラは!?」
ミラ
「あの通りですよぉ。」
遠くを見てみると、リルラが倒れていた。
タチバナ
「んな早く決着付けられるかよ...」
ミラ
「コレでも時間はかかったほうですけどねぇ。」
ミラの視線の先には、リルラが倒れていた。
遡ること数分前ー
タチバナ
「後は任せたぞミラ。」
ミラ
「りょうかいぃ!!」
リルラ
「貴方がワタクシを倒すですって?冗談も程々にしておいた方がよろしくってよ!」
ミラ
「まぁまぁ。早速開戦といきますかぁ!!
反保存結界!!!」
リルラ
「この結界は?外の世界が遅くなって...!?」
ミラ
「可逆化した保存魔法ですよぉ。この中の時間が加速しているんです。
大体あっちの1秒がこっちでの1分くらいですね。
本来保存魔法を人にかけるには同意が必要ですが、
自分ごと結界に入ることにより、同意の縛りを無効化してるんですぅ。」
リルラ
「つくづく小賢しい手を...」
(でもそんな結界を一瞬で作り上げる技術...ハッキリ言って人間離れしてるわ)
ミラ
「まぁいいでしょう?勝った方が早く味方の援護に行くための結界ですぅ。
手っ取り早くこの戦いを終わらせるための結界ですよぉ。」
リルラ
「フン、そういう事なら乗りましたわ。さっさと終わらせま...」
ミラ
「光爆弾!!!」
リルラ
「な"あ"ぁ"あ"!?」
閃光弾の数倍の光量を放つ魔法の爆弾を放ち、リルラの目を眩ませるミラ。
ミラ
「一度防げたからと油断しましたねぇ!反保存魔法結界のついでに、
聖成光之結界を張っていたんですよぉ!
コレにより更に光の威力が上がりますぅ!そして喰らえぇ、魔力操作ぁ!!!」
地面の土に魔力を付与してを固め、リルラにぶつけるミラ。
リルラ
「だ"あ"あ"ぁ"あ"ぁ"あ"!!相変わらず卑怯なお方です事ね!!」
ミラ
「回復魔法使いがどう卑怯な手を使わずして、
一対一で勝てって言うんですかぁ!!」
リルラ
「そうでしたわね、これも油断したワタクシの責任ですわ。
もう油断はしませんことよ。」
ミラ
「聖鎖!!!」
すかさず鎖で束縛しようとするも、華麗な身のこなしで躱される。
リルラ
「油断はしないと言ったばかりでしょうがぁ!!!
扇流、斬影の舞!!闇時雨!!」
ミラ
「ぐあぁあっ!!」
リルラ
「ふんっ!」
ミラが攻撃で怯んだ隙を見逃さないリルラは、ミラの顎に飛び蹴りを食らわせた。
ミラ
「うぐあぁあっ!!今です...!太陽光線!!!!!」
怯みつつも光の結界が集めた光を一点に集中させて、リルラに放つ。
リルラ
「扇流、防影の舞。暗雲之防壁!!!」
影の雲を一瞬で拡大させ、光を超分散させるリルラ。
ミラ
「そんなぁっ!?」
リルラ
「扇流、瞬影の舞!多段闇刃!!!」
ミラ
「き"ゃ"あ"ぁ"あ"!!!」
リルラ
「これでトドメですわぁ!影刃竜巻!!!」
ミラ
「溜まったぁ!この魔力が欲しかったんですぅ!!
喰らえ、超魔力光砲弾ォ!!!」
ゴォオォォオオォオオォオオ...!!!!
リルラ
「ぎ"ゃ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"あ"あ"!!!!」
ミラの杖から超高密度の魔力ビームが、リルラを襲った。
リルラ「何...故...」
ミラ
「本来魔力というものは何かにぶつかると分散するんですよぉ。
そしてこの杖は分散し、飛び知った魔力や、自然にある魔力を吸収する杖。
自然的な回復が出来る杖ってことでしたので買ったのですがぁ、
意外な能力があることに最近気付きましてぇ。
そして私の魔力と貴方の分散した魔力が結界内に閉じ込められて、
それを利用したんですぅ。」
リルラ
「どう...やら...貴方のほう...が...一枚...上手だった...ようです...わ...ね。」
リルラはその場で倒れミラはタチバナの方へと向かった。そして現在へ至る。
ミラ
「てな事情があってここに来れたんですよぉ。
さっ、二人でケントさんを倒しましょう!」
タチバナ
「だな!」
本当は10000文字書こうと思ってたんだけど久々に書くと、
色々もたついちゃって結局3000文字くらいになっちゃったよって話。




