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転生者の付き人  作者: どーてーの独り言
第四章:ユルリカ解放戦線編
55/88

第55話:イカれた小僧

ブックマーク登録感謝!大変励みになります!

モチベが少し上がったので今日投稿しちゃいます!

ラドゴ

「すまんミカルド、後は頑張ってくれ、ワッハッハッハ!!!」


ミカルド

「おめぇ後で殺す!!それはそうと...まだ二人共残ってんのか...めんどいな。」


タチバナ

「超越魔物2体残ってるのに不利みたいな雰囲気出してんじゃねぇよ!」


ミカルド

「それもそうだな。んじゃ、とっておき披露して、とっとと決勝行くか。」


タチバナ

「言うねぇ。」


ミカルド

歪世界(ディストーション・ワールド)。」


ミカルドがそう唱えると、タチバナの周りに異様な空気が漂いだす。


タチバナ

「!?」

(空間魔法を展開されたのは分かる。だが何だこの違和感。

一歩でも動いたらヤバいってのは分かる...本能が言ってる!!!

だがここは躊躇ってる場合じゃねぇ!!)

「死ねやババア!!!!!!!」


タチバナはミカルドに向けて銃弾を放つ。

だがその弾道は、タチバナが操作していないのにタチバナの肩を貫いた。


タチバナ

「何!?」


ミカルド

「アハハハハ!!!どういう原理かわかんないか!?小僧!!」


タチバナ

(ん?目の前にババアがいるはずなのに左から声が聞こえているのか?)


ミラ

「参段式:聖鎖(ホーリーチェイン)!!!!」


堕天屍(ルシュフェルゾンビ)の身体に光る鎖が巻き付く。


聖鎖(ホーリーチェイン)は話にてミラが使用した魔法です


ミラ

「この鎖は敵の動きを止めるだけでなく、

 邪悪な属性を持った敵の体力をジワジワと減らしていきます!!!

 私もこの間、何の魔法も使えないですけどねぇ!!」


タチバナ

「やっぱりそうだ、右前にミラがイルのに別の方向から声が聞こえる!!!」


ミカルド

「気付いたか。ま、どうでもいい。貴様の周りの空間は今も歪み続けている。

 目の前に私が見えていても、声が聞こえる方向が違うのは歪んだ空間が原因だ。

 そして貴様が一歩でも動けば歪み続ける空間に身体を取られ、

 お前の体の形は原型を保てなくなるだろうな。そしてお前が弾丸を撃とうが、

 どこへ飛んでいくかはわからない。さっきみたいに、自分に当たるかもな。」


タチバナ

(言われてみれば確かにミカルドの声の方向はさっきと違う。

ってんなこと考えてる場合じゃねぇ!ほぼ攻略不可じゃんかよぉ!!)


ミラ

「ぎゃあああ!!!だ"ず"げ"で"ぇ"!!蒼熊(ソウルグリズリー)に追われてますぅ!

 今手一杯で魔法使えないから助けてくださいタチバナさぁ〜ん!!!」


タチバナ

(そっか、あいつは俺の状況なんか知ったこっちゃねぇわな。

んまぁアイツの方向はわかったことだし、腹をくくるか。)

「おいミラぁ!!!その鎖外して、自分と闘技場を結界で囲え!!!」


ミラ

「でもそんな事したら...」


タチバナ

「いいから!!!!」


ミラ

「...わかりましたぁ!!!!」


ミカルド

「何をする気だ...どう足掻こうとこのまま超越魔物がミラを倒した後、

 拘束された貴様を倒して終わるだけだぞ?」


タチバナ

「んま、確かに拘束状態みたいなもんだけどよ、

 ちょっと動くくらいなら問題ねぇ訳だよなぁ!?

 喰らえ、狂無差別銃乱打(クレイジーリボルバー)!!!!!!!」


タチバナは銃を2丁にして、四方八方に銃を撃ち続ける。


ミカルド

「テメェ何してんだ!?」


タチバナ

「こうすりゃ、いずれテメェに当たるだろ!!!!」


もう何十発もタチバナの身体を銃弾が貫いていた。

それでも構わず撃ち続けるタチバナ。


タチバナ

「おらおらおらおらおらよぉおおぉぉおぉお!!!!!!」


ミカルド

「こいつ、イカれてやがる!!!」


ミカルドがそう言ったその時...ヒュンとミカルドの肩を銃弾が掠める。


タチバナ

「そこだなぁ!!!?」


ミカルド

「馬鹿め!見つけても空間は歪み方は変わり続ける!!

 同じ場所を撃ち続けようと意味は無い!!」


タチバナ

「変わり続けるとて、速度があんだろ!!

 大まかな位置がわかれば良いんだよぉ!!!」


ミカルド

「まさか!?」


タチバナ

「これで終わりだなぁ!!!!爆散連弾!」


タチバナは爆散する弾を右斜め後ろの下方向に撃ちまくる。


ミカルド

「1゜でもズレれば全く別の方向に銃弾は飛ぶ!!!そして1秒もすれば、

正確に撃とうが別の方向に飛んでゆく!私にその弾が2度当たることはない!!」


タチバナ

「うるせぇ!!!」


何度同じ方向に撃とうが、闘技場のあちこちに爆発が起こる。


タチバナ

(クソ!!思ったよりも空間が歪む速度が早い!!!)


ミカルド

「私はここに立っているだけで、お前が自滅して終わりだ!!」


タチバナ

「その方向か!!!」


タチバナの銃弾が、ついにミカルドの方向に飛んだ。


ミカルド

「っ危な!!!!」


ギリギリで躱すミカルド。


タチバナ

(ああっ...クソ...爆炎のせいで酸欠だ。おまけに貧血で目が霞む...

意識が朦朧としてきた...でもおかげで...)

「な"ぁ"ん"も"痛"く"ね"ぇ"な"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"あ"ぁ"あ"あ"!!!!」


ミカルドに躱された銃弾が軌道を変え、ミカルドに着弾する。


ミカルド

「なっ!?」


ドォオォォオオォオォオオォオン!!!!!!!!!!!


タチバナ

「考えてみりゃ、テメェの声のする方向に撃てば当たるじゃねぇか。」


ミカルド

「まだ...超越魔物が...」


タチバナ

「ばぁか...適当な方向に飛んだ銃弾が、デカい身体に当たらねぇわけねぇだろ」


ミカルド

「フッ...私も年老いたね...若いのには負けないと思っていたが...

 爆発の一つで...倒れちまう...か。」


ミカルドがその場に倒れた。


タチバナ

「グボッ」


吐血しながら倒れるタチバナ。


ミラ

「タチバナさん!!!!!」


急いで駆け付けるミラ。


マイタ

「怒涛の展開過ぎて何が起きたのか理解が追いつきませんが...

 ラドゴ選手の場外、ミカルド選手の戦闘不能により...

 勝者、タチバナ&ミラペアァアァァアァアァアァアア!!!!!!」


観客

「うおぉおぉぉおおぉおぉおおぉぉおぉおお!!!!!!!!」


モア

「予想外の結果だったな。」


マイタ

「では、今の試合の見所を以下略」


ミラ

完全成女神之治癒(パーフェクトヒール)!!!」


ミラの持つ回復魔法の中でも一番回復力の大きい魔法をかけるも、

タチバナは起きない。


ミラ

「どうして...」


ケント

「火を消しな。多分酸素が足りて無いんだと思うよ。」


急いで準備係のスタッフが火を消す。


ケント

「それと、傷口は治っても、失った血は魔法じゃ戻らない。輸血でもするんだね。」


ミラ

「ありがとうございます。」


ミラはタチバナを抱え、急ぎ医療室へ運ぶ。


リルラ

「よかったのかしら?あのまま奴が死ねば、

 ワタクシたちは楽に優勝できましたのに。」


ラック

「聞き捨てならねぇなあ?誰が誰に勝ってアイツ等と戦うって?」


リルラ

「聞こえなかったのですか?ワタクシたちが貴方を負かし、

 その次も勝って優勝すると言ったのです。

 耳掃除でもしてもらったらいかがでしょう?」


ラック

「転生者のスネかじり貴族が大口叩いてんじゃねぇよ。

 貴族なのに相方のスネかじってて恥ずかしくねぇのか?」


ケント

「まあまあ、そこまでにしときなよ。」


リルラ

「貴族は関係ないでしょう!!」


ラック

「まぁいい。次の試合で勝てばいいだけだ。」


ケント

「そうだね。」


それからしばらくしてー


マイタ

「さて、お二組の準備が整ったようです!!!準決勝第2試合のカードは...

 第3競技2位通過!!特異魔物を倒した異次元の能力!その階級はなんと神級!!

 東口から登場したのは、ケント&リルラペアァァアァァア!!!!!!」


観客

「うおぉおぉぉおおぉおぉおおぉぉおぉおお!!!!!!!!!!!!!」


マイタ

「相対するは...ずっと破天荒なこの男、その階級は龍にして、

 相方はまさかの魔物!!!黒に包まれた武器装備!!!

 ブラックな暴力コンビ、ラック&ロックペアアァァアァ!!!!!!」


観客

「うおぉおぉぉおおぉおぉおおぉぉおぉおお!!!!」


マイタ

「さぁ、この試合で勝ったほうが決勝の舞台へと進むことができます!

 一体どんな試合を見せてくれるのでしょうか!?

 準決勝第2試合、スタアァァアァアァァアアトォォオォオオォ!!!!」


観客

「うおぉおぉぉおおぉおぉおおぉぉおぉおお!!!!!!!!!!!!!!」


準決勝第2試合、開幕!!

ちなみに、今回初めて吐血の描写(?)をしましたが、

吐血とは血が胃に溜まって吐く現象らしいです。

つまりタチバナは、胃に銃弾が当たったということですね。

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