第51話:変態&アラサーVS性癖モリモリガールズ!!
マイタ
「さて、予選が終わり、第2回戦となりました!!!」
タチバナ
「殺しは無しとは言え、毎回この有様だと死ぬぞマジで。」
ミラ
「ヴェルダさんとか、酷かったですもんね。
あの傷は臓器が抉れていてもおかしくないですよ。」
タチバナ
「どんなイカれ技だよ、あの若作りババァ。」
ミラ
「ギクッ」
タチバナ
「あれ、ミラももしや...」
ミラ
「うるさいですよぉ〜!!!!」
タチバナ
「ほぶぇえぇっ!!!!」
思いっ切りぶん殴られるタチバナ。
タチバナ
「ちなお何歳で?」
ミラ
「26...」
タチバナ
「嘘を付くな!!!!」
ミラ
「29...」
タチバナ
「ゴリゴリのアラサーじゃねぇか」
ミラ
「殺していいですかぁ?」
タチバナ
「でもまぁ、30歳行っていないんじゃ、まだまだ若いんじゃないの?」
ミラ
「いや...貴方お何歳ですか。」
タチバナ
「最近19。」
ミラ
「キリヤマさんとユルリカちゃんは?」
タチバナ
「キリヤマが18でユルリカが17だな。」
ミラ
「何で私だけぇ〜!!!!」
タチバナ
「...確かにな。」
ミラ
「納得しないで下さいよぉ!!!」
そんなこんなで雑談しながら、タチバナ達の出番が来る。
マイタ
「2回戦、第3試合はぁ〜!!!タチバナ&ミラVSサイカン&マリナ!!!」
タチバナ
「女二人コンビだってよ。こりゃ勝ちだな」
ミラ
「この人達、どっかで見たことがある気がする様な...
人達と言うより...片方...」
マイタ
「タチバナ&ミラは皆さん御存知の通り、第3競技を一位通過、
サイカン&マリナペアは、竜桜の宴所属、第3競技を11位で通過しています!!
そしてなんと言っても、サイカン選手は龍級冒険者!!
マリナ選手も鬼級であります!!」
サイカン
「アンタ達がウチ等の相手かいな?よろしくな〜。ウチはサイカン。
こう見えて15やで。」
タチバナ
「ひょえっ!?」
(なんだこの女!!関西弁のメイド服で、白髪でオッドアイの泣きぼくろだと!?
性癖の盛り合わせセットじゃねぇか!!そんでもって15!?このスタイルで!?)
タチバナ
「よっ、よろしくな〜!!」
マリナ
「わっ、私は...サイカンちゃんにサポートしてもらってるマリナってもんです。
元は貴族の生まれで...サイカンちゃんは私の...専属メイドです。
同級生の友達だったんですけど...メイドとして来てくれました。
私が無理言って冒険者がしたいって言ったら...
サイカンちゃんが危ないって私に着いてきてくれたんです。」
タチバナ
「こっちはこっちでなんかこう...凄いな。」
マリナ
「はい?」
タチバナ
(危ねぇ、本音が漏れかけた。こっちも15で青髪青目のロリか...
しかも所々田舎訛りがあるのに貴族...いいね。)
「あっ、タチバナ ユウキと申します。以後お見知りおきを。」
マリナ
「は、はあ...」
サイカン
「なんやワレ、まさか年下の未成年に発情しとんのとちゃうやろうな?」
タチバナ
「それで未成年とか大概にしとけよマジで!恐ろしい!」
サイカン
「ハハッ!!まぁなんだ、ウチらも負けるつもりはあらんで。」
ミラ
「私は今気が立ってるんで特別ひどい目に合わせてやりますよぉ」
マイタ
「各選手、そろそろ準備に取り掛かって下さい!!!」
サイカン
「なんや、もう時間か。ほな、またな!」
タチバナ
「そんじゃ。」
ミラ
「あの年で龍級...凄まじぃ。」
タチバナ
「そんじゃ、準備するか。」
ミラ
「了解ですぅ」
二人は性癖モリモリガールズの対策を練る。
対策を練るとは言え、初見殺しでなんとかするということ以外は特に無い。
相手の戦術もわからない以上、相手も初見で殺してくるようなものだ。
第3回戦以降に繋げるためにも初見殺しをし過ぎない、という作戦である。
ミラ
「私、一つだけ初見殺しの技がありますぅ。」
タチバナ
「どんなのよ?」
ミラ
「それは...ゴニョゴニョ」
ミラはタチバナに一つ初見殺しの作戦を告げる。
マイタ
「お二組とも準備ができたそうです!!それでは2回戦第3試合...
スタァアアートォォオォオ!!!!!!!!!」
タチバナ
「要するに俺が特攻すればいい訳だな!?」
ミラ
「えぇ!!行っちゃって下さいぃ!!」
サイカン
「よっしゃ、やったろか!!」
タチバナ
「雷散弾!!!」
超遠距離に向けて雷を纏った銃弾を一気にぶっ放すタチバナ。
マリナ
「氷塊壁!!!」
その弾を厚い氷の壁で防ぐ。
タチバナ
「なるほど、氷系の魔法使いね!!」
サイカン
「よそ見すんなやぁ!!!闇纏拳!!!」
脇腹を闇魔法をまとった拳で思いっきり殴られるタチバナ。
タチバナ
「ぐおぉおぉっ!!!?」
サイカン
「自分ホントにウチと同じ龍級か?」
タチバナ
「うるせぇ!!遠距離爆散弾!!!」
マリナ
「聖水散弾!!」
水圧をゴリゴリにかけた水球を銃弾に向けて放ち、相殺したように見えたが...
タチバナ
「軌道変換、横から失礼!!」
軌道を反らし、横から命中させようとする。
サイカン
「させるかぁ!!」
どんな速度で移動したのか、マリナの横まで走り、
銃弾を闇を纏った脚で蹴り飛ばす。
タチバナ
「流星弾!!!」
その隙を突き、空中から魔力弾の雨を降らせる。
サイカン
「混沌之波動!!!!!!」
闇魔法を纏った拳をで空中に突き出し、生まれた衝撃波で弾の威力を打ち消す。
タチバナ
「これも止めんのかよ!」
サイカン
「っしゃ、反撃やでマリナ嬢ぉ!参段式・跳台!!」
3つの跳台でタチバナの元へ辿り付くサイカン。
サイカン
「穿てやぁ!!黒穴!!!!!」
※ミカルドは空間魔法を用いてこの魔法を再現していた。(50話参照)
元は闇魔法の最上位魔法の黒穴は、
触れた物の周囲を生み出した穴に引きずり込むという魔法である。
タチバナ
「あ"あ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"!!!!!!!」
サイカン
「よう悶とるなぁ。さて、あと一人やでマリ嬢。」
マリナ
「うん。」
ミラ
「女神之慈悲。」
サイカン
「痛"ぁ"あ"あ"!!!!!!!!!」
マリナ
「う"あ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"あ"!!!!!」
ミラ
「からの対生物結界。」
タチバナとサイカンとマリナを大きな結界で囲うミラ。
タチバナ
「死ぬかと思ったわ、マジで。」
サイカン
「どんな仕掛けだろうと倒すのみやぁ!!!闇殴打!!!!」
マリナ
「ダメだべぇ!!!!」
サイカン
「何でやぁ!!!!」
忠告をされるも、勢いは止まらずサイカンはタチバナを殴る。
タチバナ
「い"て"ぇ"!!!!」
サイカン
「い"っ"た"ぁ"あ"!!!!!!」
マリナ
「う"わ"ぁ"あ"!!!!」
サイカン
「どんな仕掛けや、吐けぇ!!」
ミラ
「説明の必要は無いと思いますがぁ...まぁ端的に言えばぁ?
3人のダメージは3分の1ずつになって与えられるんですよぉ。
貴方の攻撃が威力100だとするとぉ、3人に33ずつダメージが入る的なぁ?
結界外の私は対象外ですけどね。」
サイカン
「んなのこの結界から出りゃえぇ話や!!
混沌之波動!!!!!!」
タチバナ
「させねぇよ!!」
銃を構えるタチバナ。
サイカン
「来ると思ったわ!!!」
黒い波動をタチバナへ向けて放つサイカン。
マリナ
「だから駄目だっでばねぇ!!」
サイカン
「しもたぁ!!」
タチバナに黒い波動が直撃し、3人共ダメージを受ける。
マリナ
「聖水之癒!!!!」
サイカンに回復魔法を使うが...
サイカン
「あんまり回復せんなぁ...」
マリナ
「マズいべよ、相手まで回復しとる。」
タチバナ
「そういうこった。」
ミラ
「さ、後で回復してあげますからぁ、
バンバンダメージ負ったり負わされたりしてくださいねぇ!!」
タチバナ
「酷ぇ扱いだなおい!」
サイカン
「取り敢えず壁破るで、マリ嬢!!」
マリナ
「んだ!!」
ミラ
「展開、反魔法結界!!」
対生物結界の内側に魔法を反射する結界を展開するミラ。
サイカン
「厄介やな、ウチの魔法で壊せんこともないけど、
多少は魔法が返ってくる。ほなダメージ喰らってまうやんけ。」
タチバナ
「喰らえぇ!!!!」
銃弾をひたすらマリナやサイカンに向けて放つタチバナ。
サイカン
「その間、タチバナがウチ等を狙ってくると。ホンマに厄介やな。」




