第49話:決着!鬼龍王VSテラルド族
言い訳はしない。すみませんでしたぁ!!!
ポケモンバイオレットしてました!!!
マイタ
「第3位は...ラック&ロック!!!そのポイントは...」
司会はその後もランキングを淡々と読み上げる中タチバナは...
タチバナ
「結局殺せずじまいだったねぇ〜!ケントく〜ん!!」
ミラ
「何なら返り討ちにあってましたもんねぇ〜。」
ケント
「ふっ!好きなだけ言うといいさ...」
リルラ
「ケント、落ち込んでるのが目に見えてますわよ。
こういう時は同レベルにならないよう、平然と流すのが大人ですわ。」
ミラ
「元々私達に負けた時点で同レベルではないですけどねぇ。
しかも負けてる時に限ってそういう態度取ってる時点で、
精神面でも貴方達の負けなんじゃないんですかぁ?」
リルラ
「ブチ殺しますわよ!!」
ミラ
「ハハハ、殺された人がなんか言ってるぅ〜!」
タチバナ
「それくらいにしてやれよ...」
素直すぎるが故に煽りスキルの高いミラに少し引くタチバナ。
マイタ
「これにて上位31組が決定!さて、最終競技の発表へと移りましょう!!!
最終種目は...コレだ!!!」
ラドゴ&ミカルド
「全員トーナメントォ!!!!!!!!」
マイタ
「ええと...トーナメントですと、あと一組足りないのでは?」
ラドゴ
「その質問を待っておったぞ!この一組分は...」
ミカルド
「私とこのジジイが入るぞ!!!!」
観客
「うおぉぉぉおぉぉぉぉおぉおおおぉぉおぉおぉぉおおお!!!!!!!!」
タチバナ
「アイツ等強いのか?」
ミラ
「ええ。元々神級パーティの人ですからねぇ、あの人達。
とは言え、全盛期から何十年と経ってますからぁ、
両方とも龍級冒険者位の力と考えるのが妥当だと思いますよぉ。」
タチバナ
「ま、なんとかなるか。」
ミラ
「ですね。」
マイタ
「ということで、ラドゴさんとミカルドさんを加えた、32組、
64人でトーナメントをします!ちなみにルールは単純!
先に闘技場の場外に出すか、気絶させた方のそしてトーナメント表は...
こうだ〜!!!!!!」
※ちなみに闘技場の広さは半径50m位。結構広め。
タチバナ
「ん〜と、初戦はっと...レイク&クレア?知らねぇけどいっか。」
レイク
「思い出せよ!!包丁野郎だよ!」
タチバナ
「ああ、包丁の奴か。」
レイク
「包丁じゃねぇよ!短剣だわ!!」
タチバナ
「きも」
レイク
「え?なんで...」
ミラ
「私が倒れていた時に助けてくれた方ですかぁ?」
レイク
「そうそう!よく覚えててくれたね!!」
ミラ
「ヴェルダさんと一緒に虎を止めてた人ぉ!」
レイク
「その程度の認識かよ、まぁいいけどさ」
ミラ
「きも」
クレア
「覚えて貰っておいてその態度はキモいですわよ、レイク様。」
レイク
「お前まで...」
タチバナ
「お前みたいな可愛そうなやつ、何人かいるから、同情は無しかな。」
レイク
「散々だなおい!」
マイタ
「第一回戦は、この二組!」
ラドゴ&ミカルドVSヴェルダ&ヴォルダ
ヴォルダ
「こりゃ終わったな」
ヴェルダ
「言うな。せめて彼奴等の戦い方を晒す位の努力はするぞ。」
ヴォルダ
「了解!」
マイタ
「それでは、二組の準備が整ったようです!あっそうそう!
最終戦からは解説を、メガネかけてる冒険者こと、
モアさんにお越し頂いております。」
※メガネかけてる冒険者は、2話、15話参照。
モア
「ふっ、よろしく」
マイタ
「よろしくお願い致します。さて、このカード、どう見ますか?」
モア
「確かに、ヴェルダは"竜桜の宴"出身の鬼級、
まぁまぁ名が売れた冒険者ではあるが、正直あの二人に勝つことは、
不可能と言っていいと思うな。なんせ彼奴等は...これ以上は見れば分かる。」
マイタ
「なるほど。ありがとうございます。それでは早速ぅぅぅ...」
ラドゴ
「久々に暴れられるのぉ!」
ミカルド
「腕が鈍っちゃいないだろうね?ジジイ。」
ラドゴ
「テメェもババアだろうが!」
ミカルド
「蹴り飛ばすぞジジイ!!!」
ヴェルダ
「作戦、把握できてるな?」
ヴォルダ
「だいじょぶ!」
マイタ
「記念すべき1回戦、第1試合スタートォォォ!!!!!!!!!!」
〜視点はユルリカとハルカへ移る。〜
ユルリカ
「何故...皆その姿に?」
兵士
「わかりませんが...村やユルリカ様を守らなくてはいけないと言う思いが...
この力を引き出したものかと。」
ハルカ
「きっと、キリヤマ様ですよ。」
ユルリカ
「フフフ、そうなのね。」
少し微笑むユルリカ。
ユルリカ
「ありがとう。キリヤマさん。さぁ皆!!皆でアイツをやっつけるよ!!」
鬼龍王
「所詮は餓鬼の戯言よぉ!拡散乱帝風!!!!!」
灰色の風が、ゆっくりと広がっていく。
ハルカ
「噴射扇風!!!!」
ハルカの魔法も、強化された鬼龍王の前では歯が立たない。
ユルリカ
「5人位ハルカちゃんに魔力を供給出来る!?」
兵士(5人位)
「サー!イエッサー!!!」
ハルカの肩に手を置き、魔力を注ぐ兵士。
ハルカ
「出力強化!!!高噴射旋嵐!!!!!!」
強化されたハルカの魔法で、灰の風が飛ぶ。
ユルリカ
「皆、物量でゴリ押せる魔法、放てる!?妖精之輝望!!!!!」
兵士達
「妖子之群勢!!!!!!!」
鬼龍王
「小賢しいぞ!!虹小龍群」
鬼龍王の出す小さな龍の一匹一匹が、属性を纏い、
ユルリカの光の球に抵抗する。しかしー
鬼龍王
「何ィ!?」
鬼龍王が上に目をやると、光の剣山があった。
ユルリカ
「皆!行くよ!!」
ユルリカ&兵士達
「妖精之暴雨光!!!!!!!!!」
無数の光の棘が体中を貫く。
鬼龍王
「何"ぃ"ぃ"ぃ"い"い"ぃ"ぃ"い"ぃ"ぃ"い"い"い"い"ぃ"い"い"!!!!!」
ユルリカ
「皆には念話で打ち合わせしてたの。とっておきのを上に取っておいてってね。」
鬼龍王
「クソガキ共"が"ァ"ァ"ァ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ユルリカ
「せめて安らかに。」
ユルリカ&兵士達
「妖精之聖祈。」
光のベールに包まれ、浄化されながら消えていく鬼龍王。
鬼龍王
「待て、まだ、まだ我は"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!!!!!」
黒い塵となって空へ消えていく鬼龍王。
村の皆が安堵して腰を抜かした。そして、勝利の雄叫びを上げた。
兵士
「うおぉおぉおおぉおおぉおおおおぉおおぉぉぉおお!!!!!!!」
ユルリカ
「ね、もう誰も死なせないって言ったでしょう?」
ハルカ
「ほぼ奇跡ですがね。でもこれで、努めは果たせたのでは?」
ユルリカ
「そうだね。これでようやく、あの人の隣に立てる...のかな?」
キリヤマ
「着いた〜!ユルリカちゃ〜ん...!?何その姿!可愛いけど...その目は!?」
エルフの里から飛んできたキリヤマが、ユルリカと合流する。
ユルリカ
「エヘヘ、ちょっと無茶しちゃって...」
キリヤマ
「ごめん!!俺がもっと早くあっちの仕事を片付けていれば!!」
ユルリカ
「いえいえ、そんな事ない...です...よ。」
疲れ果て、倒れるユルリカ。
キリヤマ
「おっと!大丈夫!?」
また、お姫様抱っこでユルリカを抱えるキリヤマ。
ユルリカ
「大丈夫...ですけど、この姿勢は少し...恥ずかしいです。皆の前なんですよ...///」
頬を赤く染め、恥ずかしがるユルリカ。
だが、その顔は少し喜んでいるようにも見えた。
兵士
「お似合いじゃないですかぁ」
キリヤマ
「やっぱそうよな。」
ユルリカ
「ちょっとキリヤマさん!?いいですから早く降ろして下さい...///」
少し残念そうに下ろすキリヤマ。
キリヤマ
「大丈夫?結構疲れてない?休んでていいよ。」
ユルリカ
「そうですね。2回も魔力の回復直後に動きすぎた反動ですね。すみません、
少し休みます。」
地べたに寝転ぶのもアレなので、
キリヤマがおんぶして寝屋へ村の向かう事となった。
ハルカ
「キリヤマ様、ユルリカ様の護衛の仕事の役目、遂行しました。」
キリヤマ
「そうだな。ありがとう。ってか、何があったの?ユルリカちゃんの目の事とか。
村の周り更地どころじゃないけど。」
ハルカ
「ええ、まず始めの方からお話し致します。」
今までテラリア村であったことを説明したハルカ。
キリヤマ
「そう...か。ユルリカちゃんのお父さんが...本当に不甲斐ないな...
俺が一日目から強行突破で終わらせておけばこんなことにはならなかったのに...」
ハルカ
「本来は一ヶ月かかる予定でしたし、問題は無いかと。」
キリヤマ
「そんなもんなのかね。」
ハルカ
「そんなものなのではないでしょうか。」
キリヤマ
「そうか。」
ハルカ
「そうですよ、きっと。」
ちなみに40話でめっちゃ時間かけてテラリア村に着いたように書きましたが、実際は10分くらいです。動体視力のスイッチを切り忘れていた、そういう事にしておいて下さい。




