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転生者の付き人  作者: どーてーの独り言
第四章:ユルリカ解放戦線編
39/88

第39話:もうお前に羽は無い。

この作品にブックマークを押していただいた方、ありがとうございます。

大変モチベが上がります。これからも一日3000文字以上、書いていきます。

いやだから死ぬって。

マルコ

「テラルドの力は本に族長の俺が命じれば元に戻る。」


「なるほどな。んじゃ、早く命じろや。」


マルコ

「魔導書よ、テラルドの力を元の場所へ返し給え。」


膨大なエネルギーが、エルフの里の魔導書からテラリア村に向かい飛んで行く。


「まぁ良いだろう。次は魔王について知ってる事全部言え。」


マルコ

「遠い昔、エルフがテラルドを羨んでいた頃、

 魔王が村にやって来て言ったんだ。テラルドを陥れ、その地位を奪う策があると。

 その方法とは、強力なアイテムを行使し、テラルドの力を本に移した後、

 その力をエルフが使えるようにするというものだった。」


「魔王がそれに絡んでたのか。そんで?」


マルコ

「そして魔王は、テラルドに力を戻す策があるとし、王国を消すようにけしかけた。

しかし当時のテラルドの族長はそれに応じることはなかった。

だから魔王は一族ごと洗脳し、魔物と契約したとして、王国を襲わせた。

魔王にとっては、どっちが勝とうが負けようがどうでも良かったのだ。

テラルドが負ければ永遠に蔑まれ、脅威だった力がテラルドに戻ることはないと。

そして王国が勝ち、今の立場が確立した。」


「クソほどクソ野郎だな」


マルコ

「少なくとも魔王はエルフとメルナードと契約している!メルナードは魔王の配下!

 メルナードがテラルドの立場を軽んじるのは、魔王の指示!

 メルナードは魔王の配下になる代わりに寿命と力と地位を手に入れた!

 そう、魔王の力は精神魔法と...グアッ!!!!」


マルコの体中のヒビがどんどん割れていく。


「おい待て!クソ、もう魔王がコイツを殺そうとしてやがんのか!

 気絶雷拳(スタン・ハンド)!!!!」


バチチチチィィィ!!!!!


(これでタチバナとミラとホリィの呪縛を解けたんだ。これで大丈...)


マルコ

「あ"ぁ"あ"ぁ"あ"!!!痛いだけじゃないか!!!!

 貴様裏切ったなァ!助けるって言ったのに!!へ"ラ"ァ"ア"ァ"!!!!

 許さんずォッ」


グシャッ!!


5m程マルコの首が飛ぶ。次に残った体が爆発四散していく。


「あぁ...あ"ぁ!!殺しちゃダメなのに!犠牲者は出しちゃいけねぇのに!」


マルコ?

「フフフ、勝手なことを言ってくれたな。マルコめ。」


マルコの首が話し始めた。


「魔王か?テメェが!」


魔王

「察しが良いじゃないか。キリヤマ。」


「首を泥水で洗って待ってろゲボ野郎、今すぐに殺しに行ってやるよ。」


魔王

「そうか。来てもいいが、今は仲間の心配をすべきではないのか?」


「...!!! ユルリカちゃんに何かしたのか?本気で殺すぞ」


魔王

「ああ。魔王軍の一部をテラルドに送らせてもらったよ。

 かれこれ数日決着が着いていないがな。」


「テ"メ"ェ"ェ"エ"ェ"エ"ェ"エ"ェ"エ"エ"エ"ェ"エ"!!!!!!!!!!!!!!」


キリヤマはマルコを乗っ取った魔王の首を蹴り飛ばした。

すると飛んだ先で首も爆発した。次の瞬間、キリヤマの頭部に石が当たる。


ラン

「こぉのぉ人殺しィィ!!!出てけよ!!!死んでしまえ!!!

 私達の族長様をよくも!!!出来るだけ苦しんでから死んじまえ!!!

 それがお前の"仁義"かよぉぉ!!!!この里の仁義を軽んじやがって!!

 来世もその次も、永遠に苦しみ続けてろよこのクソ野郎ぉぉ!!」


ランが泣きながら石を投げてくる。他のエルフも俺に大量の石を投げつける。

俺は無言で当たり続けることしかできなかった。改めて実感した。

俺はもう正義の味方なんかじゃないって。端から見ればただの敵だって。

もう、思いっ切り敵になってやるか。


「ハハハッ!!!ザマァ見やがれや!!!これがお前等がやってきた事だ!

 やり返しだオラァ!!!」


エルフ

「里がァ!!里がぁぁぁあぁぁあ!!!!!」


俺はサイコキネシスで里を滅茶苦茶にした。


「もう、行かないと。じゃあな。エルフ族。良い里だったぞ。」


そう言い放ち、空を飛ぶキリヤマ。


カイキ

「待てやぁ!!!よくも里をぉぉ!!!」


カイキが追いかけようとするも...


「もうお前等に羽はねえよ。」


カイキ

「!?」


俺はテラリア村へ飛び立った。



ー視点はタチバナとミラへ移る。ー



ミカルド

「対戦表はこうだ!1位&100位 VS 50位&51位

 2位&99位  VS 49位&52位...」


ラドゴ

「ちなみに騎手を地面落としたら勝ちだぞ!

 いかに自分たちの騎手を落とさないようにするかだな!」


タチバナ

「じゃあ俺が騎手でお前等が土台な。」


ミラ

「嫌ですよ!こんな奴の尻に敷かれるのは!」


タチバナ

「言い方...」


ヴェルダ

「まぁ俺は賛成だ。お前が一番軽そうだからな。」


ミラ

「私が重いと?」


ヴォルダ

「違うぜ姉さん。アイツが軽すぎるだけよ。

 姉さんも十分いいスタイルしてるぜ?」


ミラ「そうですかぁ〜?」


タチバナ

「お前チョロいな。心配になるレベルだわ。」


ミラ

「てかこれ、魔法使っていいなら鏡戦車(ミラーナ・タンク)使えないですかね?」


タチバナ

「確かに。」


ヴォルダ

「まぁ第二試合は48位と53位だ。心配することはねぇな。」


タチバナ

「だな。」


ヴェルダ

「因みにその"みらーな・たんく"?ってのはなんだ?」


ミラ

「こんなやつです」


タチバナとミラは二人に向け実演してみせた。


ヴォルダ

「すげぇなお前達!」


ヴェルダ

「それなら地面に触れたって判定にも引っかからねぇ。」


その後は余裕を持って談笑する4人。

そしていよいよ第二種目が始まろうとしていた。


マイタ

「さぁいよいよ始まります!第1〜4回戦の始まりです!

 第一回戦1&100位と50&51位は左奥のスペースへお進み下さい!

 第二回戦2&99位と49&52位は右奥のスペースへ!

 第三回戦3&98位と48&53位は左手前のスペースへ!

 第四回戦4&97位と47&54位は右手前のスペースへ!」


タチバナ

「いよいよだな!」


ミラ

「緊張しますねぇ。」


ヴォルダ

「あんたらが居れば余裕だよ!」


ヴェルダ

「そうだな。最終種目で会おう。」


タチバナ

「だな!」


48位の冒険者

「何勝ち気取ってんだよ!!」


⇧の相方冒険者

「そうだよ!あたしらの作戦、受け止めきれるかな!?」


53位の冒険者

「んだぜ!俺等の作戦で騎馬を壊してやる!」


⇧の相方冒険者

「そうだー!」


タチバナ

「⇧お前だけ小物すぎん?」


マイタ

「それでは騎馬を組んで下さい!」


タチバナ&ミラ

鏡戦車(ミラーナ・タンク)!!!」


マイタ

「おぉっと!第3エリア、

 アレは...ほぼ戦車に乗っておりますがアレは有りなのですか!?」


ミカルド

「騎手が地面から離れてるから有りだな。」


ラドゴ

「有りじゃ!」


タチバナ

「そういやお前等は何すんの?」


ヴェルダ

「相手の騎馬を崩しに行く。」


ヴォルダ

「この鍛え上げられた筋肉でな!」


マイタ

「あれは!ヴェルダ選手とヴォルダ選手は騎手から離れていますが、

 有りなのでしょか!?」


ミカルド

「有りでいいんじゃないか?」


ラドゴ

「まぁ、有りじゃな。」


マイタ

「えぇ...っと気を取り直して!第二種目、騎馬戦、

 スタァァァァトォォォ!!!!!!!!!」



ー視点はユルリカとハルカへ移る。ー



ギラガ

「グアオォォオォ!!!!」


ユルリカ

「魔法障壁!!!」


ユルリカはバリアでギラガを囲った。

それをギラガはいとも簡単に引っ掻き、砕く。


ユルリカ

「この時間が欲しかったの!大樹之芽吹(グリーン・インフェルノ)!!!!!!」


ギラガ

「グアゥウゥァァァァァ!!!!!!!!!」


大樹の根はギラガを縛り上げるが...


ギラガ

「ブワァァァアァァァ!!!!!!!」


口から炎を吐き、大樹を燃やし尽くした。


ユルリカ

「5連・光槍(スパーキング・スピア)!!!!」


ギラガ

「グオォ!!」


ユルリカ

(これでも大してダメージは入っていないのね。本音を言うと勝てる気がしない。

けど、あと5分も足止めしなくちゃいけない。って凹んでる暇はないわ!

次の攻撃が来る!備えなくちゃ!)


ギラガはユルリカに炎を吐いた。


ユルリカ

「冷波!」


相殺しようとするが、僅かにギラガの炎が勝っていた。


ユルリカ

「うっ!」


火傷を負いながらも戦い続けるユルリカ。


テラルドの兵士

「ユルリカ様!もういいです!私達で何とかしますから!」


ユルリカ

「まだよっ!!こっちは守るものが多いんだからぁ!!!

 貴方達が戦うと死のうとするじゃない!」


テラルドの兵士

「あなたが死ぬくらいなら私達が死にますよ!」


ユルリカ

「何言ってるの!私は死ぬ気無いわよ!

 少なくともキリヤマさんに恩を返し切るまではね!」


そう言うとユルリカの背中から小さな羽が生える。


ユルリカ

「何、これ...羽?」


ハルカ

「アレが...噂に聞いた...テラルドの本来の力...」


テラルドの兵士

「何か知っているのですか?」


ハルカ

「未完成とて、本来もうテラルドにあの力は無いとばかり思っていたのですが...」


テラルドの兵士

「?」


ユルリカ

「何だか良くわかんないけど、魔力が煮え立ってきたわ!」


ギラガ

「グゥウゥワァァァアァァ!!!!!!!」


ユルリカに突進するギルガ。


ユルリカ

妖精之輝望(スパークル)。」


ユルリカが唱えると、ギラガの周りに光の球が散らばる


ギラガ

「グァ?」


ユルリカ

「爆散!!」


すると光の玉が刺々しく爆発し、ギラガの体に無数の穴を開けた。


ギラガ

「グウゥゥゥウウゥワァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ギラガは大きな断末魔を放って倒れた。


ユルリカ

「良かっ...た。」


ユルリカも倒れかけるが、すかさずハルカが抱えた。


ハルカ

「危ないですね。どうやら、今回はアタシの出る幕無しでしたか。

 ところで私を守ってくれた皆様!此処でユルリカ様を見守っておいて下さい。

 ユルリカ様に何かしたら確実に殺すよう、

 キリヤマ様から言伝を頂いておりますので、手を出してはなりませんよ!」


テラルドの兵士達

「サーイエッサー!!」


ハルカ

「恐らくユルリカ様は魔力不足です。魔力を注ぎ込んであげて下さい!」


テラルドの兵士

「先程の力の正体は!?何なのでしょうか!?」


ハルカ

「愛の力ですよ。」


そう言うとハルカは西方向へ飛び立った。

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