第37話:端から見たら俺が敵。
このペースに慣れ始めてきました。
そして、普通に10万文字が現実味を帯びてきているのが、嬉しいですね。
マルコ
「貴様ァァァァァ!!!!!!!!やはり裏切り者だったかぁ!!!!」
俺
「ごめんな。この本持ち帰るわ。」
マルコ
「させるか!妖精之弓矢!!!!!」
マルコの詠唱で木製の弓矢が大量に生成され、俺を囲う。
俺
「障壁!」
自分を囲い、何とか事なきを得るキリヤマ。
俺
「重力1000倍!上方向にな!」
バリアごと地下から抜け出すキリヤマ。
俺
「図書館の被害はまぁ...何でも良いか。それよかあの本、焦って取るの忘れてた。」
机の上に置いてあった一冊の本を奪うのを忘れたキリヤマ。
マルコ
「里の皆の者!聞け!ヘラは敵だ!エルフの里を潰そうとしている敵だ!
非戦闘員は避難して、戦闘員は直ちにこちらへ、ヘラを捕えろ!
捉えようとして全力が出せないなら殺してもいい!」
俺
「殺す気か。殺して良いのは殺される覚悟のあるやつだけだって、
誰かが言ってたな。まぁユルリカちゃんが殺すなって言ったんだ。
こっち側は殺す気は無いけどな。」
カイキ
「お前!裏切り者だったかよ...クソが!!!!!騙してたんだな!!!!
信じてたのに!信じたのに!!!!心では嘲笑ってたのかよ!!!!!
なぁ!答えろよ!!!!嘘だよなぁ!?」
俺
「...ごめんな。」
よく見るとランもこっちを蔑んだ目で俺を見て逃げている。
俺
「洛炎」
ヒュゥウウゥウウン...!!!
里に隕石が降り注ぐ。
俺
(かなり威力を抑えたが、どうだろう?里は崩壊しないだろうか?
良い里だったからな。あんまり壊したくないな。)
と思ってたら里に障壁を張っていた。戦闘は多少出来るみたいだな。
マルコ
「これで奴が完全な敵という事がわかっただろう!エルフの力を開放するぞ!」
そう言うと本を開き、
本から戦闘員へ魔力とは違うエネルギー(?)のようなものが降り注ぐ。
蝶の様な羽が生え、全身が光り輝いている。
俺
(...それ、テラルド族の力だろ。我が物顔で使いやがって。)
「その本返せよ。壊して力を本来の場所へ戻すから。」
洞察力を高めて分かったが、
恐らく日記にあったテラルドの力を奪う手段があの本だ。
アレを壊せば力は本来のテラルド族、ひいてはユルリカちゃんに戻る訳だ。
カイキ
「俺に殺させて下さい!アイツの裏切りに気付けなかった俺の責任です!」
マルコ
「心意義は良いがダメだ。皆で倒すぞ。
アイツは魔獣王族を一人で倒せるらしい。そしてあの片刃の剣。
恐らくニホニアのものだろう。一太刀浴びせられたら重傷だ。気をつけろ。」
俺
「重雷刀。」
重力と雷を刀に纏う。
俺
(しかしこの刀、本当に硬いな。なおかつ切れ味も保証されてるようなもんだ。)
カイキ
「オォラァァァァァ!!!!!!」
なるほど、カイキの武器は短剣か。
俺
「ほれっ」
カイキ
「グアッ...!!!」
キリヤマはカイキの攻撃を躱し、軽く柄で延髄を小突く。
俺
「知り合い以外は手加減するつもり無いぞ。」
エルフの兵士達
「フェアリーアロウ!」
四方八方から大量の矢がキリヤマに向かって降り注ぐ。
キリヤマはいとも簡単に躱し、一人づつ斬り倒していく。
マルコ
「お前、本来の力を隠してやがったのかよ!」
俺
「さっきの攻撃で気付けよ、おっさん。」
ホリィ戦の前だったら苦戦してたかもな。
だが、今の俺にはホリィ戦で得た経験値と、この刀がある。
テドロや我流無、山鮫を含めてLvも78まで行ってた。
その状態でステータス1000倍したら、
そりゃ神級なんて余裕だってレベルのステータスしてた。
俺
「...とっとと終わらせるか。」
ー視点はタチバナとミラへ移る。ー
ラック
「死ねやぁ!」
タチバナ
「グッッッ!」
ラックの金棒による攻撃を銃で受け止め、吹き飛ぶタチバナ。
ケント
「リルラ、乗って。」
ケントは戦闘機を召喚(?)し、飛んだ。
タチバナ
「は?何だよアレ!チートだろ!不正だ不正!」
マイタ
「アレはアリなのかぁ!?」
ミカルド
「殺し以外アリだよ。しかもアレはアイツの能力の一貫さ。」
ラック
「何だアイツ!おい、アイツ追っかけに行くぞ!ロック!(相棒の虎の名前)」
ロック
「ガウゥ!」
タチバナ
「虎もセコいな!よし、ミラ!俺等ももっかいアレ行くぞ!」
ミラ&タチバナ
「反射車!!!!!!!!」
タチバナ達も後を追いかける形で走る。
2等級冒険者
「アイツが俺等を囲んで足止めした奴等だ!!!喰らえ!
砲雷!!!!!!!!!!!!!」
⇧の相方
「待て!アレ反射板で出来てるから!...ってうわぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
後方にいた人達が、跳ね返った砲雷で皆吹き飛んでいく。
タチバナ
「ラッキー!馬鹿で助かるぜ」
松風
「待つでござるよ!某の名は松風!龍級冒険者の侍にござる!」
桃次郎
「その弟子の桃次郎でござる!因みに中級冒険者でござる!」
松風
「先の結界術はそなた等でござるな!一騎打ちにて勝負いたせ!」
ミラ
「やっぱり始めのアレ、ヘイト買いすぎですよぉ!」
松風
「いったっせ!いったっせ!いったっせ!いったっせ!」
タチバナ
「そのコールやめろ!ってお前等足速いな!車に追いついてきてやがる!」
桃次郎
「忍者の走り方にござる!」
タチバナ
「お前等ニホニアの出身か?この前行ったぞ!良いところだったな」
(侍口調の奴いなかったけど...)
松風
「そうでござるか!いい人でござるな!私は地方出身にて候!
故に都市部の方は某と同じ口調の...侍すらいなかったであろう!」
タチバナ
「そうだな!言われてみれば。」
松風
「話の分かる人であるな!ただ、今は競技中につき、
お喋りはこのくらいにしておこう。」
桃次郎
「話のわかるお前に免じ、見逃すでござるよ!」
タチバナ
「どうもな!」
そう言うとタチバナは手に込めていた風魔法を思いっきり松風達にかけた。
松風達は大きく後ろに吹き飛び、タチバナとミラは大きく加速した。
松風
「許さないでござるぅ〜!」
ミラ
「うわぁ...外道」
タチバナ
「アイツ等来ないようにもっかい後ろに結界張ろうぜ!障壁でもいいな!」
ミラ
「やりますかぁ!」
ー視点はユルリカとハルカへ移る。ー
ハルカ
「攻撃を開始。」
そう言うと肩甲骨の辺りからミサイルを発射した。
ハルカ
「弾道を計算。完了しました。発射!」
ビュゥウウ...ドガァアアァアァァアアン!!!!!!
見事サイクロプス3匹にミサイルを当てるハルカ。
その内の一体は眼球に直撃して倒れる。
ハルカ
「一体撃破。次の攻撃に移行します。」
足の裏から炎をジェット噴射し、空を飛ぶハルカ。
ハルカ
「炎鉄拳。」
ハルカは炎をまとった鉄の拳でサイクロプスの眼球に一発食らわせる。
サイクロプス
「グオォワァ!!!」
残りの一匹が持っていた棍棒でハルカに殴りかかる。
ガキィン!!!
ハルカ
「木製の武器ではアタシにダメージは通らないものかと思われます。」
棍棒が折れたサイクロプスは目から光球を放つ。
しかしハルカは華麗に躱し、
ハルカ
「炎鉄拳。」
またも眼球に重い一撃を喰らい、目をやられたサイクロプスに、
直にミサイルを撃ち込み、三匹とも撃破した。
ハルカ
「南側撃破。一番ピンチと思われる北側のサポートへ向かいます。」
ハルカは北側へ飛ぶ。既に20人近くが戦闘不能状態にあった。
テラルドの兵士
「これは...ハルカ様!援護に来てくれたのですか!」
ハルカ
「魔獣王族は私が足止めします。兵士様は、
ゴブリンの相手をできるだけ速く倒していただけるとありがたいです。」
兵士達
「助かります。」
ハルカ
「勝率...7%。足止めした時に止められる時間は...4時間。」
指先から魔獣王族に向け銃を放つハルカ。
その魔獣王族に付けられた名は義羅我。
ギラガ
「グオォォ!!!」
ハルカは空を飛びギラガを誘導する。
ハルカ
「こっちです!ミサイル!」
ミサイルを発射するハルカだが...
ギラガ
「ブウ"ウ"ゥ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!」
炎を吐き出し、ミサイル迎撃するギラガ。
ハルカ
「無慈悲成太陽之裁!」
そう唱えると、野球ボール位の大きさの太陽(?)を出した。
ハルカ
「やはり前世のように上手くは行けないですか...」
ギラガ
「グルァァァァ!!!!!!!」
胸の魔結晶からビームを放ち、相殺するギラガ。
ハルカ
「幸いにも弓がないのでギラガの遠距離攻撃は、
炎と胸からのビームだけですか...」
ちょっとだけ安心するハルカであった。




