第25話:太陽の悪魔
一日遅れたけど仕方ないよねぇ。
しかしコイツの魔法、威力が防御力無視過ぎる。
正確にはコイツというよりも、後ろの"何か"、だが。
俺
「後ろのでっかい人形(?)は何なの?それが魔法を出してるのか?」
ホリィ
「これはアタシが使役している最上位悪魔、"太陽の悪魔"です。
日中は光を蓄積し、いつでも光線が放てます。」
俺
「説明してくれないと思ってたんだが...ご丁寧にどうも。」
太陽の悪魔か...聞いたこともねえ何だそりゃ。チ○ンソーマンの強キャラかよ。
しかも日中の光を蓄積って、この世界の昼は長いから相当溜まってんだろうなぁ。
取り敢えず今やることは...
・アマツとタチバナの身の安全の確保
・コイツの実力測定
こんなとこか・・・。にしても人が足りん。
視力105倍にして見てみたが、タチバナは左の太ももの大部分が削られてる。
アイツ、歩けそうに無いどころじゃねぇじゃんか。
ミラさんになんとかしてもらうか?
俺
「ミラさん、アマツさんを逃しつつタチバナのところに行ってやってくれ。
コイツは俺とユルリカちゃんでなんとかする。」
ミラ
「りょです!」
ミラは杖を抱えタチバナの元へ走って行く。
ホリィ
「行かせませんよ。聖者之裁」
ホリィがそう言うと頭上に光が現れる。
俺
(また上から降ってくるやつか?いや違う!
シン・ゴ○ラみたいなビームが上から降ってきてる!?
4~6本位だな。こりゃ躱すことはできても建物への被害は尋常じゃないだろうな。)
キリヤマは持ち前の動体視力と判断力で気付く。水魔法だ!と。
俺
「水盾!!!!」
キリヤマの水魔法が街全体を包む。(東京ドーム位の水ドーム)
ついでに空間魔法展開したけど逃げ遅れた人はいないっぽい。
俺
「この水魔法には圧力をかけてるから、より光が分散するんだよ。
お前の弱点は水だなぁ!?」
ホリィ
「果たして本当にそうでしょうか?」
俺
「熱っ!?」
ユルリカ
「痛いっ!まっ街が!」
街が燃えてる!?
ホリィ
「どうやらアタシの光線が拡散された熱エネルギーが、
あなたの魔法で街に密閉されてしまってるようですね。」
ホリィは静かに微笑んだ。
ユルリカ「冷波!」
冷気の風を送り、消火と水ドーム内の温度を下げるユルリカ。
俺
「ユルリカちゃんだけに頑張らせるわけには行かないっしょ!
氷盾!!」
キリヤマは水盾の中に氷の層を張った。
熱エネルギーを氷の盾によって防いで街の温度はどんどん下がる。
そしてユルリカちゃんの冷波により、街への被害は最小限に済んだ。と思う。
テドロよかよっぽど強いなコイツ。というよりこの悪魔か。




