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転生者の付き人  作者: どーてーの独り言
第三章:新生パーティ、ほぼ日本に行く編
22/88

第22話:謎のおっさんと少女

宿へ向かい、部屋内で会議するキリヤマ一行。


 「まずは俺からね。俺がわかった事は、

 皆腹にきれいな穴を開けられて殺されているらしいってことだ。

 真相にたどり着きかけた王級冒険者が、

 纏ってた鎧ごと貫かれていたって話しだから、

 かなりの威力であな開けられたんだろうよ。それと、

 国民には大体の情報が共有されてるらしいぞ。」


タチバナ

「そうなのか?俺が適当に聞きまわったけど、

 詳しいことは知らないって人が多かったぞ。」


「え?そうなのか?」


ユルリカ

「そうですね。」


ミラ

「私もそうだったと思いますぅ。」


(じゃああのおっさん何で色んな情報知ってたんだ?)


ユルリカ

「続いては私ですね。」


「よっ!待ってました!」


ユルリカ

「事件があった周辺に住んでいる人たちに伺ったところ、事件があった当時、

 ニホニアの人ではない少女がいたらしいです。

 以降その少女について周辺住民に伺ったところ、

 その日以来は誰もその少女を見ていないらしいんです。」


タチバナ

「つまり少女が事件の何かしらに関わっている可能性があると。」


「或いは...少女が犯人だった。とかな。」


ミラ

「いやいや、まさかぁ...」


「次は誰行く?」


ミラ

「次私が行きますねぇ。私が得た情報は、殺されている人の共通点ですぅ。」


「なるほど?」


ミラ

「殺されてる人は皆"鍛冶師"や"発明家"等の技術者であるということですぅ。」


「技術者?」


ミラ

「えぇ。ニホニアの技術は世界でも群を抜いて高いのでぇ、

 ユルリカ様からの意見を聞く限り、それを妬む他国からの攻撃ではぁ?

 と考えましたぁ。」


「そっちはそっちで情報共有してたのね。ってか他国からの線もあるのか。

それを守ろうとした冒険者も対象っぽいのか?タチバナはなんかあるのか?」


タチバナ「無いな。」


俺「そうか。」


タチバナ「うん。」


「ってオイ!無いな。じゃねぇよ!」


タチバナ

「情報共有ならしたじゃん!?」


「したか?」


タチバナ

「おうよ。「「俺が適当に聞きまわったけど、

 詳しいことは知らないって人が多かったぞ。」」って言ったじゃねえか!!」


「ただの無能証明だけじゃねえか!?あと逆ギレすんな!」


二人はくだらない言い争いを始めた。


ユルリカ

「まぁまぁそのぐらいにしましょうよ。」


俺「そだね。」


キリヤマは笑顔で殴りかかろうとしていた手を止めた。


「状況を整理しようか。


・犯人はニホニアの技術者を狙う。

・被害者はどれも腹に穴を綺麗に開けられている。冒険者は鎧ごと。

・⇧により、かなりの威力で攻撃されたと予想される。

・俺が会ったおっさんは何故か事件に詳しい。そして嘘をついた。

・事件当時の現場周辺には謎の非ニホニア人少女が発見された。(複数の目撃証言)

・事件時以外の少女の目撃証言は無い。


っていうのが今分かってる事だな。」


タチバナ

「ん〜。見てみるとキリヤマが会ったおっさんってのが気になるな。」


「そうだな。今日は暗くなってきたし、明日探すか?」


タチバナ

「いや、それはやめておいたほうがいい。この世界の夜は長いからな。

 事件に足を踏み込んでる奴らも殺されるってことだから、

 俺が思うにおっさんは情報共有された何かしらの技術者だ。

 そして今日そのおっさんが殺される可能性も捨てきれない。

 何より、事件はいつも夜に起こるからな。」


なるほどな。あのおっさん、結構な重役なのか?

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