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涙と思い

中学も卒業して

あたしは高校生になった。


高校に期待はして

なかった。だって

女子校だったから‥


でも思ったより

恋はできた

色んな学校の男子生徒、

働いてる会社員‥


その中で高校1年生の夏

またあたしは恋をした。

同じ年の祐介。

部屋に行っては騒いで

毎日まめに連絡を取ってた


付き合ってもいないのに

キスをしてエッチをした

幸せだった

あのときまでは‥




放課後1人で帰って

いるといきなり頭に

何かがぶつかってきた。

振り返ると祐介の学校の

制服を着た女子が5人。



すぐにわかった

祐介も女好き。

あたしは本当に

男運がない‥

どうしてこんな奴

ばかりに出会って

好きになるんだろう


5人の中に中心的な

人物がいた。

その子は私が祐介の

彼女だと叫んでいた。

そんなこと知らなかった

また裏切られた...

一瞬にしてそう思った。


囲まれたあたしは

逃げることもできず

胸ぐらをつかまれ

殴られた


痛みより裏切られた

ことのほうが強くて

ショックだった。


頭の中で何かが

プチンと切れた気がした


気がつけばあたしも

胸ぐらをつかんで

叫んでた


自分で自分が

わからないくらい、

頭ではどうして?

その言葉がぐるぐる

まわった


祐介の彼女だと言う女を

強引に祐介の前に

連れていった。

『根性入れろよ』

そう言って祐介の腕に

たばこで根性焼きを

してやった


家についたあたしは

辛くて死にそうだった。

自分が醜く感じた。

初めて自分にリスカと

根性焼きをした。


同情でもいい‥

だれでもいいから

あたしを愛して‥

あたしを愛して‥


このときからあたしは

寂しさを消すために

色んな男とホテルに

行っては抱いてもらった


その温もりが思ったより

安心できた。

心の中で自分を

汚い女と呼ぶように

なった


‥誰か本当のあたしを

愛してください



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