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番外編 ゲーム内のあれこれ その1

 まずはこの度は本作品をご愛読頂きまして、心より御礼申し上げます。これからも楽しんで頂ける展開を用意できればと思っていますので、楽しみにして頂ければ幸いです。

 今回初めての番外編となりますが、今回は同ゲーム内の別作品におきましてキャラクターのステータス評価の記述を試しておりまして、今回そのステータス評価を本作品内のメインキャラクターにて行ってみようというのが今回の番外編の大筋となっております。

 さて本ゲーム内のステータス内割り振りにつきまして、再掲示の形となりますが次のように表されます。


筋力(STR) strength 物を持てる最大積載量。武器の取り扱い。物理的攻撃力にも適用。

耐久力(DUR) durability 物理耐性。身体的バッドステータス耐性。

知力(INT) intelligence 魔導書解析の速さやTP最大量アップ。発想力。

精神力(MIN) mind 魔法耐性。精神的バッドステータス耐性。

器用さ(PRO) proficiently 手先の器用さ。武器の取り回し。俊敏さ。

(LUC) luck レア泥率アップ。クリティカル率アップ。


 ゲームルールとしましてこれらはレベルが1上がるごとに自分で好きなように1だけ、基本ステータスとして割り振る事ができるようになります。

基本的に近接職はSTRとDUR、遠距離職はSTRもしくはLUC、そしてPRO。魔法職はINTとMIN、機械系はINTとPROといったところを上げていくというのがメジャーな型となります。

 そしてもう一つの構築ビルド要素としてスキルというものがあります。この言葉は二つのことを指しています。

 一つ目は一般的なスキル――その行動に対して蓄積される技術のようなもので、例えば馬に乗り続ければ騎乗スキルが、剣を振るい続ければ剣術スキルの内部値が自動的に上がるといった風にレベルに関係なく常に成長していきます。何らかのスキル値が一定値溜まった状態で、かつ敵を倒したりクエストをクリアしたりといったレベルに対する経験値が溜まって次のレベルへと上がる際に、同時に数値的に成長するという形になります。

 二つ目に固有スキル。これは一つ目のスキル値が一定まで上がった状態でのレベルアップの際に習得ができる特殊な技や呪文のことを指します。例としては主人公の抜刀法がこの固有スキルにあたります。

作中にてたまに一緒にして「スキル」と言う者もいますが、実際は全然違うものだとご理解頂ければ幸いです。


 さて本題の主人公周りのキャラクターのステータス表記ですが、以下のようになります。レベルと職業も併記しております。これらは全て装備品を全て外した状態での基本ステータスとなります。

 ※職業についてはまた次回の番外編にて説明ができればと思います。今のところはフレーバーのようなものと思って頂ければ幸いです。


 ジョージ Lv125 職業クラス武士モノノフ


筋力(STR) A

耐久力(DUR) C

知力(INT) S

精神力(MIN) C

器用さ(PRO) SSS

(LUC) SS


 評価としましてはE(最低評価)⇒D⇒C⇒B⇒A⇒S⇒SS⇒SSS(最高評価)という順の評価となっています。これだけですと主人公は器用さ(PRO)(LUC)にガン振りしているだけでは? と思われがちですが、ここでもう一つの例として#FFFFFことシロの基本ステータスを挙げてみたいと思います。


 #FFFFFF Lv127 職業クラス勇者ブレイブ


筋力(STR) SS

耐久力(DUR) SS

知力(INT) S

精神力(MIN) S

器用さ(PRO) S

(LUC) A


 一見すると「あれ? こっちの方が強くね?」となってしまいがちですが、このビルドは汎用型の割り振りであることが一つと、もう一つは……お気づきでしょうか? 実は彼の場合最高評価のSSSがありません。因みに評価値SSからSSSにあげるまではもう一度EからSSまでステータスを割り振るくらいに割り振りを極端にしなければなりません。主人公のステータスにAやCがあるのはそれが理由となります。

 そしてそのデメリットを背負うだけあって同じ土俵で戦うことになった場合、SSとSSSでは歴然とした差が如実に出てきます。SからSSへもまた同様にして相当の差が広がるため、バランス良くSを積んだところで一芸に秀でたプレイヤーに上から一方的に蹂躙されることも珍しくはないという話もゲーム内でちらほらと聞こえているようです。


 さて現時点でのゲーム内最強格の二人のステータスを見て頂いたところで、評価値SSやSSSの話をした後になってしまいますがここで箸休めとして通常のプレイヤーの一つの到達点ともいえる評価値Sを一通り揃えることができるレベルに近いNPCのステータス値を見てみたいと思います。


 殲滅し引き裂くブレード・オブ・アニヒレーションの六人の幹部のうちの一人、高飛車なレイピア使い、ユンガーのステータスは以下のようになります。


ユンガー=ディ=アルケン=ハインツヘルフォン Lv88 職業クラス勇士パラディン


筋力(STR) A

耐久力(DUR) A

知力(INT) S

精神力(MIN) S

器用さ(PRO) S

(LUC) S


 NPCのステータス割り振りにつきましてはプレイヤーは関与できず、初期のレベルとステータスについては生まれと正確に応じてランダムに生成されます。

 その後プレイヤーに雇われる等して一緒に成長するフラグが立つようになってからは、2レベル上がるごとにステータスが1だけAIの思考をベースにしてランダムに割り振られるようになります。

 ご覧頂いたとおり、おおよそLv90前後で殆どSランクに到達できるように割り振りができるようになりますが、このレベルに到達するプレイヤーは一説によれば10%を切るという話です。


 最後に契約者とともに戦場を渡り歩き、ともに戦う戦術魔物タクティカルモンスターとして最強格の七つの大罪セブンス・シンの一人、ラストのステータスを見てみましょう。


 ラスト Lv150  職業クラス七つの大罪セブンス・シン


筋力(STR) S

耐久力(DUR) S

知力(INT) SSS

精神力(MIN) SS

器用さ(PRO) S

(LUC) C


 ……Lv150だけあって、一人だけぶっ壊れステータスですね。並大抵のプレイヤーが束になってかかったとしても、恐らくは彼女一人で皆殺しにできるでしょう。

 そんな彼女ですが、心の底から心酔するのが主人公のジョージ。二人の過去に一体何があったのかなど、それはこれから先のお話でえがいていければと思います。

 ここまで突然の番外編でしたが、楽しんで頂ければ幸いです。次回より正式サービス開始の話となり、今以上の苛烈な戦火に彼らは飛び込んでいくことになります。今後も応援頂ければ、作者冥利に尽きるというものです。

 ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

 あれこれその2は、またそのうちに投降できたらと思います。(´・ω・)<その時には残りのキャラクターのステータスの掲示や、職業についての説明などもできたらいいなと思います。


 ここまで楽しんでいただけたのであれば、恐縮ですが評価等いただければ幸いです(作者の励みになります)。(・ω・´)


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