告知男は陽気である
朝食後
家のドアがノックされ
セシーが一人の人物を連れ現れる
そして居間で白髪白髭の壮健な男と握手
髪は短く整えられ髭もキリッとした中年の美丈夫
執事服に身を包み
見栄えのの良いキリッとした顔が印象的な御仁
「アレク・ピュアホワイト殿」
「此れから宜しくお願い致します」
俺を真っすぐ見つめ握手したまま
「名はクーリス・ホワイトウルフ」
背は俺と同じくらいか・・・
「アレク殿お願いが」
「はい」
「軍師を拝命したく」
「セシーどう」
セシーを見つめ問いかける
セシーは椅子に座り此方を見つめている
微笑み頷き
「良いと思う」
俺は頷き
クーリスさんに伝える
「お願いしますね」
クーリスさんは神妙に頷き
優雅に傅き
「拝命感謝致します」
「では」
「アレク殿」
「セシリア様」
「此れにて失礼します」
俺は頷きつつ
「うん」
セシー鈴の様な美しい声で
「ええ」
クーリスさんは立ち去り
颯爽とかっこよく去り
俺は見送った姿勢のまま
「ねえセシー」
セシーは黒猫をと遊びつつ
「なに?」
俺はほにゃと
「俺王かぁー」
「なんだか照れるなぁー」
セシーは無表情に淡々と
「アレク気付いていたのね」
俺は頷く
「だねー」
黒猫は素早く何処かへ
セシーはうふふふと笑みを・・・
「アレクを驚かせようとぉぉぉ」
立ち上がり
俺は振り向き
「甘いね!」
セシーは俺に駆け寄り
「くやしいー」
胸をぽかぽか叩く・・・・・
ああセシー君は何処までもすばらしいー
昼前穏やかに陽気に・・・・・
お読み頂き有難う御座います。




