告知男は穏やかな満ち足りた時の中で
セシーは笑う薄水色のドレスを着て
開け放たれた窓の傍
朝の爽やかな空気の中
白いカラスを腕に止まらせ
「うふふふふふ」
城は隠され馬たちは思い思いに
文様を付けたまま盆地で健やかに過ごしている
此処は町の大きなお屋敷
木で出来た温かみのあるお家
「あらアレク」
「おはよう♪」
契りを結んでから幾数日
セシーは俺に気付き見つめ微笑み・・・
俺は幸せをかみしめる
俺は二階から居間に降りて
「おはようセシー」
「ええと」
「ありがとう」
俺はセシーにお礼を述べつつ椅子に座る
セシーは頬を染め頷き微笑みを浮かべ
「此方こそありがとうアレク」
セシーは俺が命令嫌いに対処方法があると
今奮闘してくれている
「アレク」
セシーは柔和に微笑み俺を見つめ
「町に人が住んでも良いのよね」
セシーがカラスを解き放つ
「勿論♪」
俺はワクワク待っている
「嬉しそう」
セシーは俺の頬に触れ
「そんなに嬉しい」
頬にキスをし頬を染め微笑む
「どうだろう?」
俺は微笑み立ち上がり
素早くセシーを後ろから抱擁する
セシーは笑みを咲かせ
青い瞳を嬉しさに輝かせ
「分からないんだ」
俺は抱擁したまま頷く
「そうなんだ」
セシーは喜々と伝えてくる
「でね今日第一号サンが到着するの」
俺はキョトンと
「結構急だね」
セシーは喜々と朗らかに
「先方が頑張ってくれたから♪」
俺も喜々と話す
「それは有難いね」
「ほんとー♪」
俺はセシーの喜々とした横顔を見つめて
お礼を言おうと意気込み・・・・・
「アレクそろそろ朝食に」
セシーの言葉にはっと我に返り
抱擁を止め
「ああ手伝うよ」
「ありがとアレク」
セシーの微笑みに見惚れ
朝が穏やかに暖かく・・・・・・
お読み頂き有難う御座います。




