表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/13

告知男は契りを結ぶ

 

 ちゅんちゅんと鳥の鳴き声が

「セシー」

俺は飛び上がり教会を見回す

「いないー!!」

がくっと地に伏す


 「いるわよ」

声に誘われ見れば

くすくすと笑みを咲かせ

セシーが薄水色のドレス姿で現れる


 舞い踊るように軽やかに歩きより

「アレク♪」

セシーは抱き付き

「おはよう♪」

耳元で吐息共に


 「おはよう」

「セシー」

俺からも抱きしめ


 「妻になって欲しい」

「・・・・・・」

セシーは黙り込み

「いいわよ」

「ただし理に私を組み込んで」

俺は押し黙り

「・・・・・・・・」

「それは」

セシーを理に俺に組み込むそれは

「セシーが」

俺は別に彼女を縛りたいたくない

「だめ?」

妖艶にセシーの言霊は木霊し


 俺は頷きどす黒い血を使い・・・・


 俺はただ息を荒くしセシーに心を奪われ

茫然と立ち尽くす

「あ・・あ・・はげしい」

「すごく・・・ああアレク」

セシーは汗を流し喘ぎ髪を乱し


 俺のどす黒い血に身をゆだねるセシー

「あ・・・あ・・くっ・・ひぐっ・・つう」

うっとりとセシーは微笑み

「アレクほんとうにすきよね」

セシーは一糸纏わぬ姿で委ねている

「あ・・・はぁはぁ・・・うふふふ」

妖しく身を表情を輝かし

心からわらい喜びに目は涙を流し


 セシーをどす黒い俺の血は汚すことなく・・・


 美しくただ美しく彩られていく・・・・


 次第に彼女の表情は落ち着き笑みが咲き誇り・・・・


 セシーは黒きドレスに身を包み

可憐に微笑み俺の頬に手を当て

「黒血私は純白嬉々夫人」

「命ず必ず幸せにしてね」

俺を喜々とした表情で見つめる

 

 俺は頷く

「必ず幸せにするよ」

縛られたのは俺だけ


 セシーは首を横に振り

「違うわ」

「とうに私はアレクに囚われていた」

「だから縛った」

「だって不平等だもの」

そして目を閉じる


 そして二人は朝早く朝飯前に契りを結ぶ・・・・


お読み頂き有難う御座います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ